神戸市中央区東川崎町1の市こども家庭センター(児童相談所)で当直業務を請け負うNPO法人の男性職員が、真夜中に助けを求めて訪れた小学6年の女児に対して「警察に相談しなさい」と伝えて追い返していたことが18日、同センターへの取材で分かった。女児はその後、交番に保護された。 【写真】高校生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと」 センターが夜間・休日の対応を委託しているNPO法人「社会還元センターグループわ」(同市北区)の男性職員。 女児は10日午前3時すぎ、一人で同センターを訪れた。インターホンを押して「家庭でもめ事があり、親から家を追い出された」と説明したが、男性職員は画面越しに「警察に相談しなさい」と対応。女児は約30分後、生田署の交番を訪れて保護された。 センターのマニュアルでは、夜間や休日に来庁者や通報があった場合、当番の職員はセンターの係長に報告して対応することになっていたが、男性は
大阪市に住む小6少女が行方不明になった事件では、未成年者誘拐容疑で伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)が逮捕された。もう一人、15歳の女子中学生もいたことで“少女連続監禁”となったこの事件、容疑者には、あるトラウマがあった。 *** 「仁士の祖父は五十男と言います。会社員です。確かに安倍晋太郎さんの秘書は10年ほどやっていました」 こう証言するのは、仁士容疑者の父の弟、つまり叔父にあたる人物だ。 五十男氏のことは、安倍家と親交のある、元山口新聞東京支局長の濱岡博司氏も記憶しているという。晋太郎元外相の資金管理団体のひとつを仕切っていた人物だといい、 「最も集金力のあった晋和会の秘書代表が伊藤だった。ガッチリした体躯でね。金儲けが上手で金庫番と言って差し支えないでしょう。会社員? う~ん、もともと山口の農協トップの秘書を務めていて、頭角を現して晋太郎さんの秘書に収まったんです」(濱岡氏) 仁士容
2019年9月末から10月にかけ、毎日新聞は6回にわたり白石隆浩被告(29)と拘置所で接見した。白石被告との主な一問一答は以下の通り。 【9人の遺体が見つかった白石容疑者の部屋の様子】 ◇筋トレと写経の日々、読書は1000冊以上 ◇▽19年9月27日(1回目) ◎接見予定は午前9時だったが、「(白石被告が)運動しているので遅れる」というアナウンスがあり、10分遅れで接見が始まる。白石被告の髪の毛は肩まで掛かり、口ひげとあごひげを少し蓄えている。 ◇結婚申し込まれたことも 白石 <記者が自己紹介すると、机につっぷしながら>新聞社かあ(笑い) 記者 新聞社は被告に差し入れをしないから、そのリアクションですか? うちは接見のためにお金は渡せないんですよ。 白石 厳しいんですよね、新聞社さんって。どちらっておっしゃいました? 記者 毎日です。 白石 えーと……他の記者が、前に何度も来てくれてたんだ
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題を巡る保護者説明会が16日開かれ、加害教員4人の謝罪のコメントが読み上げられた。説明会は非公開で、関係者によると、読み上げられた全文は次の通り。 【写真】羽交い締めにされて激辛カレー 【30代男性教員A】 ここまで被害教員を大切に育ててこられたご家族の皆さま、このたびはこのようなあってはならない事態を引き起こしてしまい、大変申し訳ありません。ご家族の皆さまには直接お会いして、謝罪の辞を述べさせていただきたいと思います。 東須磨小の保護者の皆さま、そして子どもたちに、おわびをしなければいけません。いけないことを教える立場の私が、加害者となり、混乱と不安を与えてしまうことになってしまいました。信頼を裏切ることになってしまったことを、深くおわびしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。 【30代男性教員B】 自分自身の相手への配慮に欠
大阪府貝塚市の身体障害のある男(33)の自宅で昨年から今年夏にかけ、介護に訪れていた女性らが相次いで意識混濁状態に陥った事件で、男が「健康にいい」などと言って、女性らに睡眠導入剤入りの飲料をすすめていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。男があらかじめ別の介護担当者に、自分用として飲料を作らせていたことも判明。介護者が立場上断りづらい状況を利用して犯行に及んでいた疑いがあり、大阪府警は詳しい状況を調べている。 【表で見る】睡眠導入剤などを使った性犯罪の特徴とその対処法 男は「睡眠導入剤を飲ませた。体を触りたかった」などと供述。府警は男の障害の程度を考慮して任意で捜査を続け、準強制わいせつ致傷容疑で書類送検する方針。 捜査関係者によると、男は7月28日、介護事業者から派遣された20代女性に、睡眠導入剤入りの飲料を飲ませるなどした疑いがある。男は首から下がほとんど動かせず、睡眠導入剤入
「一般的な抱っこひもで、もし背中のバックルが突然にはずされた場合、乳幼児は腰ベルトを起点に回転し、頭から地面に落下すると考えられます。腰ベルトは約1メートルの高さと推定され、乳幼児が落下したときの衝撃はきわめて大きく、死亡事故となるリスクは高い。悪質かつ残忍な行為です」 【写真】W不倫中に授かったベイビーを抱っこひもで抱えるファンキー加藤 日本で抱っこひもを生産・輸入する約40社が安全性の研究などを行う『抱っこひも安全協議会』の担当者は、SNSなどで報告されている抱っこひものバックルはずしの危険性をそう指摘し、断罪する。 9月中旬から急にSNSで被害や目撃談が広まりだした抱っこひものバックルはずし。 友人が生々しい現場に遭遇したという女性が証言する。 「9月24日に電車に乗っているとき、赤ちゃんを抱いたママの後ろにおばさんが近寄ってきて、そのまま無言でバックルをはずしたそうです」 腰のバッ
今年8月末をもって、コンビニ各社は成人誌の取り扱いを中止した。これが業界に大打撃を与えたことは想像に難くないが、およそ1カ月が経ったいま、どんな影響が出ているのか。現役編集者が、成人誌が直面している“さらなる危機”について明かす。 *** コンビニにおける成人誌規制の先駆けは、2018年1月に販売を取り止めたミニストップだった。遅れること1年、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3大チェーンも取り扱いをやめる旨を今年1月に発表し、それが実行されたのだ。子供や女性客、東京五輪で増加する外国人観光客への配慮を、各社とも理由に挙げている。 「正確に言えば、7月に搬入した分の発売期間が残っているので、まだ店頭に並べているコンビニもあります。これを見越し、短い期間でも売ろうと、慌てて出版した雑誌もありました。ですので、巷のコンビニから完全に成人誌がなくなるまでには、あと1カ月かかるでしょう
神戸市営地下鉄新長田駅の構内で、駅員2人に膝蹴りする暴行を加えたとして、兵庫県警長田署は29日、公務執行妨害の疑いで神戸市兵庫区の無職の男(78)を現行犯逮捕した。 【写真】JR明石駅の「明石ポン太」像が真っ二つ 壊した人物「故意ではない」 逮捕容疑は、29日午後4時ごろ、同駅の改札付近で男性駅員(31)の胸ぐらをつかんで膝蹴りし、さらに別の男性駅員(25)も膝蹴りして、2人の職務の執行を妨害した疑い。 同署の調べに、男は「駅員の態度に腹がたった」と容疑を認めているという。 同署によると、男は改札機の切符投入口に誤って敬老パスを入れて詰まらせてしまい、駆け付けた駅員に、「そんなことをしたら改札機が壊れる」などと注意を受け、逆上したという。
1931年の満州事変後、中国東北部を占領し、満州国を建国した日本政府。「100万戸移住計画」を閣議決定、村に補助金を出すなどして積極的に推し進めた。結果、全国各地から800以上の開拓団、およそ27万人が入植した。しかし“開拓“とは名ばかりで、多くは中国人が開墾した土地を安い値段で立ち退かせていた。そして岐阜県・旧黒川村から渡った600人余りが暮らしたのが、満州国の首都・新京とハルビンの間にある陶頼昭だった。 しかし日本の敗戦間際、ソ連軍が満州に侵攻。敗走する関東軍に置き去りにされた開拓団は、ソ連兵や現地住民の略奪に遭った。 小学6年まで現地にいた安江菊美さん(85、当時7)の記憶に焼き付いているのは、当時の緊迫した状況だ。「終戦で国が無くなっちゃったから、守ってくれる人は一人もいませんよ。ましてや関東軍はみな逃げちゃってるから」。 戦況の悪化で、開拓団の働き手の男性は関東軍に根こそぎ召集さ
世界で注目される様々な凶悪事件。犯人はたいてい男性であるように見えるが、それはなぜなのか。『上級国民/下級国民』を上梓した橘玲氏が考察する。 「朝日ぎらい」な人々が世界各国で急増している理由 死者35人、負傷者33人という大惨事になった「京都アニメーション放火事件」の容疑者は41歳の男だ。5月に起きた川崎のスクールバス殺傷事件の犯人は51歳の男、大阪で6月に起きた警官拳銃強奪事件の犯人は33歳の男、8月に横浜の路上で起きた通り魔事件の犯人は46歳の男だ。ちなみに、川崎の事件の4日後に起きた農水省元事務次官長男刺殺事件の被害者も44歳の男だった。 今年に入って立てつづけに社会を震撼させたこれらの事件には明らかな共通点がある。事件を起こしたのが中年の男であることと、犯人たちが無職かそれに近い境遇にあり「孤立」していたことだ。これは、女性と交際していた形跡がないということでもある。 8月になって
ことし6月、東京・足立区の河川敷に男の赤ちゃんの遺体が放置されていた事件で、東京都内に住む17歳の母親ら少女2人が逮捕されました。母親は「援助交際で妊娠した」と供述しています。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、都内に住む17歳の少女2人です。警視庁によりますと少女らはことし6月、足立区千住曙町の荒川河川敷に、生まれて間もない男の赤ちゃんの遺体を放置した疑いが持たれています。2人は友人同士で、1人が出産した後、一緒に電車で移動して河川敷に遺体を放置したとみられています。現場周辺の防犯カメラの映像には2人が写っていて、調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。赤ちゃんを産んだ少女は「援助交際で妊娠し、遺体を放置する前の日の深夜に出産した」と供述していて、警視庁は今後、詳しい経緯や動機を調べる方針です。
鴻上尚史の人生相談。「容姿が悪く」振られ続けて交際経験がないという47歳女性。「男性と愛し愛されてみたい」が「あきらめたほうがいいのか」と揺れる心を打ち明けた相談者に鴻上尚史が応えた、掛け値なしの本音の言葉とは……。 【相談39】人生で一度でいいから、男性と愛し愛されてみたい(47歳 女性 サバ缶) 47歳、独身の女性会社員です。人生で一度も男性とおつきあいしたことがありません。人並みに恋愛の願望はあり、告白したことも何度もありますが、すべて断られました。「最初から結婚目的で活動すれば良いのでは」と思い、結婚相談所に登録したこともありますが、すべて、相手から断られました。容姿は悪いです。背が高く、和風顔で、とある男性のお笑い芸人に似ています。若い頃はよくからかわれました。 そんな私も、仕事や趣味は充実しており、男友達は多く、食事に行くこともあります。その中の何人かに告白したこともありますが
【STARNEWS】女優ハン・ジミンが、日本軍「慰安婦被害者をたたえる日」の記念式典で、元慰安婦のおばあさんをねぎらう手紙を朗読した。 【写真】 ハン・ジミン、まばゆい美しさにうっとり=百想芸術大賞 14日午前、ソウル市竜山区の白凡金九記念館では、日本軍「慰安婦被害者をたたえる日」記念式典が開かれた。 この日、ハン・ジミンは「慰安婦だった私の愛する母へ」という手紙を朗読した。この手紙は、慰安婦被害者のおばあさんの痛みを伝えようと、遺族の話を基に作られた手紙だ。 ハン・ジミンは「お母さん、17歳、戦争のとき、けがをした人を看護しに行ったんじゃないのね。誰かに強制で連れて行かれて、ひどい苦労をしたのね。ぼんやり推し量るだけでした」と口を開いた。 さらにハン・ジミンは「お母さんが生前おっしゃった言葉が思い浮かびます。最後まで戦っておくれ。謝罪を受けておくれ。それでこそ、死んでも恨みなく土の中に埋
《ノーカット4000字》張本勲インタビュー「私はなぜ佐々木登板回避に喝を入れたのか」ダルビッシュ“シェンロン発言”から、差別や自殺を乗り越えた青春時代まで ――大船渡高校・佐々木郎希投手の登板回避に賛否両論の声が上がっています。 「賛否両論じゃないだろう。スポーツにはね、絶対的なものはないけども、これは登板させなきゃ。登板させない理由はなんだよ。”選手ファースト”っていうのは何だよ。将来って何の将来? 反対している人の意見を聞きなさいよ。登板させないで何のプラスがありましたかと。肩を休める? ケガをしなかった? 誰が予想するの。医者じゃあるまいし。投げてもっと肩が強くなったかもわからんじゃないの。 他の学校のピッチャーどうしたの。星稜のピッチャーなんて、連投で決勝戦まで投げて優勝して、どれだけの喜びがあったの。反対している人の意見をききなさいよ。何のプラスがありましたかと。プラスはな
昨年6月、山口県山陽小野田市の女性(71)宅を訪れた親族男性が、郵便受けにあった2通の督促状を見つけた。送り主はかんぽ生命保険。滞納分の保険料約42万円の支払いを求める内容だった。 【写真】「あと2件アポ取れるまでは社員にも負荷を」郵便局幹部に上司から送られたメール 女性は軽度の認知症を患い、小学校時代から引きこもりがちだった長男(42)と2人暮らし。親族男性が女性宅を探すと、保険証書が次々と見つかった。2017年5月に一度に5件、その後も契約を繰り返し、1年間で11件の保険に加入させられていた。うち5件は、ほとんど同じ内容の終身保険だった。 女性の収入は年金など月約13万円。保険によって死亡や入院時の保障が受けられるとはいえ、月額保険料は支払い能力を大幅に超える25万円以上に上っていた。 「分からない。郵便局の人に任せているから」と女性。通帳を確認すると、1年間で支払った保険料は200万
米ジョージア州で1日、肉切り包丁を持った男がうろついているとの通報を受けて、警察官2人が現場へ向かった。警察官らは男の説得を試みたが、刃物を持って襲い掛かってきたため射殺した。この一部始終が警察官らが装着したボディカメラに収められており、警察署長は部下がいかに危険な状況に置かれたか市民に知ってほしいとして、映像の公開に踏み切った。 警察官らはアーロン・ホン容疑者(23)に対して繰り返し、刃物を置くよう説得を試みたが、容疑者は接近を続けた。 映像には「ナイフを置け」「止まれ」などと怒号が飛び交い、緊迫した様子が収められていた。 事件後に会見を開いたアセンズ・クラーク郡警察の署長は、社会に対しメッセージを送るためにこの映像を公開したと語った。「今回の事件は、警察官が装着するボディカメラの重要性を改めて示した。われわれ警察官が日ごろから、いかに困難でいかに危険な状況に直面しているのかを、市民の皆
2019年も6月半ばになり、4月期ドラマには最終回を迎えたものも出始めた。そんな中、放送中のドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京系)について、「内野聖陽が今期ドラマの主演女優賞にふさわしい」といった声が視聴者から上がり始めている。 ドラマに出演する俳優の内野聖陽(50)は、西島秀俊(48)と共にダブル主演を務めており、その役柄は男性同士のカップル。ドラマでは内野が演じる美容師・賢二と弁護士の史朗(西島)の共同生活が描かれるが、その中で紹介される自炊料理がテーマの作品で、毎週の放送後には、その料理に関するツイートが続々となされるほか、2人の演技についての意見もネット上に飛び出している。 ■「女優さんより女優!」 そんな同作だが、6月に入ったあたりから、内野について前述のような指摘が次々とツイッター上に上がるように。その理由の多くは、「ほんとにそのあたりのかわいいだけが売りの若手女優なんかよ
<コピペや盗用が指摘される百田尚樹の65万部ベストセラーについて、版元である幻冬舎の見城徹社長が初めて口を開いた> 百田尚樹の『日本国紀』は、65万部のベストセラーとなった一方で、インターネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」からのコピペや他文献からの盗用を巡る指摘が後を絶たない。版元の幻冬舎は昨年11月の初版発売から重版を重ねるたびに、公表することなく修正も繰り返している。 5月28日発売のニューズウィーク日本版「百田尚樹現象」特集で、幻冬舎社長・見城徹が『日本国紀』を巡る一連の問題について、初めてインタビューに口を開いた。 インタビューは5月10日、東京・北参道の幻冬舎社内で収録した。なお、小説家の津原泰水が、『日本国紀』を批判したことで、作品を幻冬舎文庫から出版できなくなったと公表するのはこのインタビュー後なので、その点についての質問はない。計20ページに及ぶ「百田尚樹現象」特集
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く