こんにちは。韓国出身のフードコーディネーター、キム・ヨンハです。 クリスマスや年越しを目前にして、慌ただしい季節ですね。 忙しい時期だからこそ何より大切になるのが、普段の食事。 韓国では、昔話に「ご飯の力で生きる」という言葉が登場するほど、毎日の食事がとても重要だと考えられています。 でも、この忙しい時期に手間のかかる料理をつくるのは大変ですよね? そこで今回は、簡単で美味しい韓国の“悪魔のおにぎり”──「チュモクパプ」を紹介します。 ちなみに「チュモク」は「こぶし(握りこぶし)」、「パプ」は「ご飯」という意味で、一般的には丸くて小ぶりなおにぎりを指します。 チュモクパプはカジュアルなおにぎりのようなものなのですが、韓国料理店では「ヨッキトッポッキ(猟奇トッポッキ)」や「タッパル(鶏の足)」などの激辛料理に必ずと言っていいほど添えられる、定番のサイドメニューです。 いろいろな具材がたっぷり