外務省は15日午前の自民党の外交関係合同会議で、世界文化遺産への登録が決まった「明治日本の産業革命遺産」に関し、6月21日の日韓外相会談で「強制労働(forced labour)」という言葉を使わないとの方針を韓国側と確認していたと明らかにした。 6月の外相会談では登録に協力することで両国が一致したが、具体的な確認内容は公表されていなかった。15日の外務省の説明では、韓国側が申し合わせに反し強制労働に言及しようとしたため、調整の結果、「forced to work(働かされた)」という表現に落ち着いたという。