熊野古道は京都から熊野本宮への巡礼路で、熊野の入り口と称された「藤白神社」は、熊野古道の九十九王子の中でもとくに格式の高い五躰王子のひとつです。 五躰王子とは、藤白、切目、稲葉根、滝尻、発心門の5社のことです。ちなみに「王子」とは、熊野詣の礼拝所のことで、現代風にいうと神社に道の駅が併設されたようなものです。 熊野の有力豪族であった鈴木氏は、平安時代に藤白の地に移住し全国に約3000あるといわれる熊野神社を建立し、空前の熊野詣ブームを巻き起こしました。現在でいう旅行ブームの仕掛人だったわけで、鈴木姓が全国に広まるきっかけともなりました。 藤白神社の社務所では、鈴木姓の方は、記念品として「紀州 藤白鈴木家系譜」を頂けます。この家系図は、現在の藤白神社の名誉宮司であった吉田留信氏が製作した系図をもとにしたとても立派なものです。 鈴木姓の始まりについては、鈴木家の祖先が、神武天皇東征の時に、天皇
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