こんばんは。ほあしです。 今回は、石田雨竜とその家族について思うところを述べていきます。 石田家という家族については今後の〈千年血戦篇〉のなかで大きくフィーチャーされるであろうと考えられます(なにせ「血」をテーマにした物語です)から、今のうちにまとめておきたいのです。 「自分のルーツ」としての「家族」 深読み2 ~「滅却師の未来」に関する幾つかの覚書~ - Black and White こちらの記事で、〈千年血戦篇〉は、一護が「自分のルーツ」と向き合うための物語としての側面を持っていると述べました。そして、一護と対になる存在として描かれている雨竜もまた、一護と同じように「自分のルーツ」と向き合うことになるだろう、とも。 (久保帯人『BLEACH』59巻135頁) ここでいう「自分のルーツ」とは、やはり「家族」のことであると筆者は思うのです。人間にとっての家族、とくに両親や祖父母というのは