最終話となる第3話の原稿が完成してそう間を置かず、大阪で収録された本対談。同じ大阪在住の漫画家として、プライベートでも交流のあるお2人の、大いにリラックスした雰囲気で始まりました。 2回に分けてお届けする豪華にしてロングな対談。 前編となる今回はネーム(※)ができるまでを中心にお送りします。 ※「ネーム」とは、ラフなコマ割りと台詞を書き出してみたものです。打ち合わせの材料に使われたりします。 ■発端は強引な編集長? トニー ことの起こりは約2年前ですね。(2012年の)正月過ぎに、当時のアフタヌーン編集長と君(担当)が来て「アフタヌーンに描いてよ!」「ガンダムエースの連載(※)が始まったとこだからしんどいなー」みたいな話をしたんだよなー。 ※編注:ガンダムエースの連載とは『トニーたけざきのサクサク大作戦』のこと。 ——では、原作付きはどうでしょう、みたいなお話をさせていただんですよね。 ト