米国の漫画出版社Marvel Comicsは、テキサス州オースティンで開催されたSouth By Southwest Interactive Conferenceの場で、自社の印刷版コミックに拡張現実(AR)を埋め込む取り組みを明らかにした。「Marvel AR」と呼ばれ、間もなく発売される「Avengers VS X-Men #1」で読者はこの取り組みを目にするところとなる。 この新プログラムの主な前提は、紙のコミック内でその社会的側面を次のレベルへ引き上げることだ。対象のコミックはカバーにARに使うロゴが印刷されており、スマートフォンかタブレットでこれをスキャンすると、読者は無料の「Marvel AR」アプリ経由で追加のコンテンツにアクセスできる。このMarvel ARアプリは今後数週間以内にAndroidとiOS向けにリリースされる予定だ。 追加コンテンツはコミックごとに異なり、編集