欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ) 作者: 堀あきこ出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2009/06/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 194回この商品を含むブログ (13件) を見る こちらのコメントの最後でもちょっと触れたが、レディコミ、TL(ティーンズ・ラブ)、ヤオイ(男性の同性愛恋愛を扱ったコミックの総称として、二次創作作品「やおい」と区別して表記)についての分析を通じて、女性のセクシュアリティ、性欲のあり方を論じている。つい最近出たばかりの本。先ほど読了。 以下、出版社のHPの紹介より。 日本において、女性のための性を描いた恋愛コミックは、一市場を築く商品ジャンルとして確立している。本稿はこれら〈性的表現を含む女性向けコミック〉の比較分析を通し、メディアの受け手である現代女性がどのような作品を望んでいるのか、また、どの
ボーイズラブ小説は不適切?図書館貸し出しで議論白熱2008年11月5日12時35分印刷ソーシャルブックマーク 「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれる男性同士の恋愛を題材にした小説を図書館に置くべきかどうか。BL小説を20年近く買い続け、計5500冊を所蔵する堺市立図書館が対応に苦慮している。「子どもに悪影響を与える」と廃棄を求める声が相次いだのに対し、「性的指向による差別につながる」と廃棄の差し止めを求める住民監査請求が4日、市に出された。 BL小説は作者も読者も主に女性で、文章の合間に、1冊で計数ページの挿絵があるのが一般的。堺市立図書館では全裸の男性が抱き合ったり、下半身に顔をうずめたりしている挿絵がある作品も扱っているが「1冊あたり1、2ページに過ぎず、大阪府条例の有害図書にあたるものは一切ない」としている。 計7館の堺市立図書館を統括する中央図書館によると、堺市立図書館では利用者の要望
久しぶりに官能小説などを読もうと思って買ってきた。しかしあれですね、ポルノ小説市場というのは非常に保守的で、奇抜な物が少ない。 ざっと見回して、高校教師、家庭教師、人妻、姉、義母ものというのが9割くらい。出てくる女性の年齢というのは20代後半が主流なのだろうか、意外と高い。思うに、ポルノ小説に出てくる女性というのは「ただやられている」だけではダメで、ある程度セックスに熟練して、男をリードしたり感じたりしなくちゃあ面白くない。そういう兼ね合いもあって20代後半に落ち着いたんじゃないか。 女子校生ものっていうのがすごく少ないのが気になった。昔はもっとあったような気がしたけど、未成年ポルノって事で減っているのだろうか? 女子校生もの、あるにはあるんだけど「セーラー服」なのが面白い。女子校生=セーラー服っていうイメージは80年代でしょう。 以前はなかったアニメ調挿絵入りのポルノ小説っていうのもあっ
先日の「日本記号学会第28回大会 遍在するフィクショナリティ」についての記事が大反響ですごいなあ、と思っていたら、さらに話は続いているようだ。id:kmiuraさんの「まさに偏在しているフィクショナリティ」というアイロニーのきいたタイトルの記事によって知る。そして、司会をしていた室井さんの自らの記事によって、衝撃を受ける。 休憩後、フロアに質問をしてもらう段階になってくすぶっていた対立が前景化してきた。この手のイベントには異様な程、多数の挙手があったのだ。(略)次から次へとその手のオタク質問が続き、永久保さんもその方が安心するのか、セッション中の途切れ途切れの話し方から一変して澱みなくしゃべり出すようになって、さらに会場からは沢山の手が上げられるようになった。このまま終わらせたのでは、今回の学会の企画意図が完全に潰されると思ったため、こちらからキレて、質問を封じるという実力行使に出ることに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く