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2009年10月18日のブックマーク (2件)

  • 「大奥」よしながふみ: ヘン見聞録

    今さらですが、よしながふみの「大奥」が映画化って。どーなんすかねえ。 「大奥」よしながふみの人気マンガを実写映画化 女性将軍に仕える美男子たち なんかあんまし期待できなそう、と思うのは、美男子強調のあたりに、イケメンを餌にまき散らして女子を釣りまくろう、なんていう商業主義なニホヒを感じるから。 そもそもこの漫画は「大奥」で “男女逆転” ていう恐るべき設定なわけなんだが、そのヤバさをわかってて映画化すんのか甚だ疑問なのよな。 男女逆転ていう仕掛けが用いられる場合には、男女の差異が意図的意識的に暴き出される。 例えば差別。ジェンダー。で、 “大奥” が舞台ときたら、つまり生殖。もちろん性交も避けられないし恋愛も絡んでくる。 一巻の吉宗編は、大奥に奉公にあがる御家人の水野を案内役に、男女逆転世界を丁寧に敷き詰めてゆく。 この吉宗、胸がすくような優秀な為政者っぷり。公人としての姿しか描かれてない

    「大奥」よしながふみ: ヘン見聞録
  • 漫画家・西島大介が原稿紛失を描くドキュメント漫画『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』 | CINRA

    漫画家・西島大介によるドキュメントマンガ『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』が、10月28日に太田出版から刊行される。 同書は、雑誌『人』に連載されていた同名の作品を単行化したもの。漫画『世界の終わりの魔法使い』計67ページにわたる描き下ろし原稿が、出版社によって出版前に紛失されたという事件を、当事者である西島が漫画化。原画に対する補償金の提示や、出版社との話し合いの様子などのヘビーな内容が、コミカルな西島のタッチで赤裸々に描かれている。 また、大谷能生による書き下ろし論考も収録。漫画はどのような要素で描かれるのか、コピーされることによって広まる・力を得る作品の特徴、デジタル化の狭間にある手作業としての「マンガ原稿」と出版文化、00年代以降の「子供文化」と、デジタルへの移行がもたらすものについてなど、様々な角度から漫画を考察している。

    漫画家・西島大介が原稿紛失を描くドキュメント漫画『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』 | CINRA