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2009年11月5日のブックマーク (3件)

  • 出版状況クロニクル

    [ マス4媒体広告費は2兆8282億円で、前年比14.3%減となり、新聞は10年で半減し、ついにネット広告費に抜かれてしまった。 雑誌も前年比25.6%減、1000億円を超える大幅な落ちこみを示し、もし今年も同様であるならば、雑誌の凋落はさらに深刻なものとなるだろう ] 3. 雑誌広告費の減少を受け、日経BP社も赤字決算、売上高は5年連続減少の428億円で、前年比18.9%減、営業損失は10億5300万円。 [ 日経BP社は多くの直販雑誌などを有し、日経新聞関連の儲かる雑誌出版社のモデルとされていたが、確実に雑誌広告費の減少の直撃を受けている。 同社の『日経エンタテインメント!』はこの4月号が「創刊13周年記念特大号」となっている。広告収入をメインとするこの『日経エンタテインメント!』とリクルートが創刊した『ダ・ヴィンチ』は郊外型書店や複合型書店の情報誌的位置にあったと思われるが、これらの

  • 犬の本棚 ライトノベルのカバーが可愛いのは、誰のためか?

    ■良し悪しが分からない、書棚は満杯、限られた情報  前提条件の一として、書店員はライトノベルの良し悪しなど分からん年台である。ライトノベルの購買層は中学生から二十代後半くらいまでが真っ当であり、それ以上はかなり特殊な部類である。たいていの書店員は『坂の上の雲』なら読んでいるけれど、『ブギーポップ』など読まん。  前提条件の二として、書店の棚は狭い。やたらレーベルができて、ライトノベル作品は膨大である。出版社は大量に文庫を送りつけてくるけれど、書棚に置けるは限られている。既存の作品だってある。ほぼ毎日、入れ替える。  前提条件の三として、書店員が知っている情報は固定化している。書店員は「ライトノベルとは表紙が可愛い」ものであり、「特定のレーベルが売れやすい」ことは知っている。前者は固定観念で、後者は取次と売上データが届けられるからである。 ■売上データとレーベル以外の基準は?       

  • 死んでも放映に間に合わせろ! テレビアニメ制作の裏事情 - メンズサイゾー

    Blu-ray Disc2巻の初動売り上げが『けいおん!』1巻を超えてテレビアニメ歴代一位となった、2009年を代表する人気アニメ『化物語』。テレビ放映は全12話で終了したが、もともと全15話で構成されており、残り3話分はネットで無料配信されることになっていた。 その皮切りとして、第13話「つばさキャット 其ノ參」が去る3日に配信開始となった。だが、当初は10月28日に配信予定だったものが制作スケジュールの都合から2日に変更となり、さらに2日深夜になっても撮影作業や編集作業が行われている様子が、制作スタッフのブログからリアルタイムで実況されるというてんやわんやの有様。配信を待つ2ちゃんねるアニメ板の化物語スレ住人たちが一喜一憂する様がまとめサイトに掲載され、結果的に話題性の高さを見せ付けるかたちとなった。 このような制作の遅れは、テレビアニメでは決して珍しいことではない。『化物語』を制作し

    死んでも放映に間に合わせろ! テレビアニメ制作の裏事情 - メンズサイゾー