(岩渕)近年、日本のマンガ・アニメ・ゲームはクールジャパンといわれ日本を代表する文化の一つとして世界中で人気があります。そんな中、今東京六本木にある国立新美術館で「ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム1989」という国立の美術館としては初めての試みの展覧会が行われています。この展覧会には、どんな意味があるのか中谷日出解説委員に聞きます。 Q.どんな展覧会なんですか? ご覧のような様子です。1989年から現在までのおよそ25年間に制作された日本のマンガ・アニメ・ゲーム作品を総合的に展望できる展覧会になっています。日本のみならず世界で人気の現代日本を代表する作品およそ130点が展示されています。 Q.どうして1989年からの作品なんですか? 1989年は平成元年なんです。そして、1989年に戦後の日本のマンガ・アニメのパイオニアと言われるあの手塚治虫さんが亡くなった年なんです。年号も変わり、マンガ