[映画.com ニュース] 中国国家映画局が、2019年における中国映画興行の作品別興行収入を発表した。中国映画市場における累計興収は、642億6600万元。この数字は日本円に換算すると、1兆円を突破している。 外国映画を含めた総合興収ランキングのトップを飾ったのは、興収50億1000万元(766億6000万円)の中国アニメーション映画「Ne Zha(英題)」。舞台となるのは、殷の紂王が悪政を続ける人界、そして仙界に分かれた世界。中国神話に登場する少年神・ナタを主人公としたファンタジー作品だ。2位にランクインしたのは、小説「三体」の著者・劉慈欣(りゅう・じきん)の短編小説を実写化した中国国産SF映画「流転の地球」(46億8000万元:725億4000万円)。3位には、外国映画では首位となった「アベンジャーズ エンドゲーム」(42億3000万元:655億7000万円)が位置づけた。 日本映画