テレビアニメ「ドラえもん」の初代・ドラえもんや手塚アニメの「ヒゲオヤジ」の声、洋画の吹き替えなどで長年にわたって活躍した声優の富田耕生さんが、先月27日、脳卒中のため、自宅で亡くなりました。84歳でした。 昭和48年に日本テレビで放送されたアニメ「ドラえもん」では、ドラえもんの初代の声を務め、平成2年に放送された「平成天才バカボン」ではバカボンのパパ役、手塚治虫原作のアニメ作品では複数の作品に登場する「ヒゲオヤジ」の役を長年演じました。 また、洋画の吹き替えでは、オーソン・ウェルズやアーネスト・ボーグナインなど、骨太のベテラン俳優の声を数多く演じました。 事務所によりますと、富田さんは最近もテレビアニメ「名探偵コナン」に出演するなど、声優としての仕事を精力的に続けていたということですが、先月27日、脳卒中のため、自宅で亡くなりました。 84歳でした。