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2022年1月23日のブックマーク (3件)

  • 筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital

    そんな世の中にしないためには一人一人が戦わなければいけない。/文・筒井康隆(作家) 使っていた言葉が消えている今の社会 30年以上も前に出した『残像に口紅を』という私の小説が、いま話題になっているそうです。20代の若者が動画投稿サイトで話題にしたところ、急に売れ出して、4ヶ月で11万5000部も増刷されました。 4年くらい前には同志社大の後輩、タレントのカズレーザー君がテレビ番組で紹介してくれたのですが、あのときも10万部くらい売れました。若い人が紹介してくれることで、これまで僕の作品など読んだこともないような中高生が手に取ってくれていると聞きました。時代を超えて読みつがれることは、作者冥利につきますね。 この小説は日語の音が消えていく「文字落とし」という、和歌などで古来より使われている手法で書いています。「あ」という音がなくなれば「愛」という言葉は消えるし、「あなた」と呼びかけることも

    筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital
  • アメリカで今、『チェンソーマン』が売れる理由 世界で熱狂を起こす集英社の戦略

    POPなポイントを3行で アメリカ漫画売上に起きた変化 アニメ放映前の『チェンソーマン』が1位に 世界と国内の漫画シーンの潮流 アニメ作品がストリーミングサービスなどによって全世界に配信されていることもあり、日漫画作品は世界でも知名度の獲得がしやすくなっている。 しかし最近、アメリカでの漫画作品の売り上げにも変化が起きているようだ。 海外メディア「ICv2」が報じたところ(外部リンク)によると、アメリカの消費者情報の調査を行うNPDグループが発表した書籍の売り上げデータの「成人向けグラフィックノベルトップ20」において、『チェンソーマン』『呪術廻戦』『鬼滅の刃』の3作品が半数となる10枠を独占しているという。 集英社作品が過半数を獲得 NPDグループは、様々な産業で消費者や小売店の動向を調査し、市場規模や産業動向を分析する企業。 「ICv2」に掲載されたNPDのデータによると、202

    アメリカで今、『チェンソーマン』が売れる理由 世界で熱狂を起こす集英社の戦略
  • 「ひょっとして、先生は甲子園が大阪にあると思われてません?」“マンガ家・水島新司”を“変えた”質問 | 文春オンライン

    令和4(2022)年1月10日、『ドカベン』(’72年)や『あぶさん』(’73年)、『野球狂の詩(うた)』(’72年)などの、いわゆる“野球漫画”の大ヒットシリーズで有名な漫画家、水島新司先生が肺炎で亡くなった。享年82歳だった。 『ドカベン』では、高校どころか中学野球(しかも柔道部時代のエピソードから!)から始まり、キャラクターたちのプロ入り後以降まで。『あぶさん』では、主人公のあぶさんこと景浦安武選手の現役期間37年もの現役生活を、40年以上の長期連載で描いた。『野球狂の詩』では岩田鉄五郎選手を筆頭に“野球狂”たちの野球愛と人生を描き、こちらも長期連載に。“野球”というワンジャンルで幾つも長期連載を抱えた、世界的に見ても唯一無二の作家だった。

    「ひょっとして、先生は甲子園が大阪にあると思われてません?」“マンガ家・水島新司”を“変えた”質問 | 文春オンライン