角川グループがYouTubeにアップロードされた自社グループ コンテンツから得た告収入が、昨年末に月間1000万円の大台を超えていることが明らかになった。 角川グループホールディングスは2008年1月にグーグルと提携を行い、動画共有サービスのYouTube上で協業することを明らかにした。その後、自社がアップロードするコンテンツだけでなく、ユーザーが自社のコンテンツを利用してアップロードした動画も積極的にビジネスに活用することを決めた。 角川グループはユーザーがアップロードした自社コンテンツの動画を自社の基準により、掲載許諾(公認バッジ付与)の是非、広告掲載、収益の配分などを決定する。角川グループが許諾をするコンテンツには、PV以外の短い本編やMADと呼ばれる二次創作が含まれていることなどが発表当時大きな話題を呼んだ。また、広告を付加することでビジネスでの収益化も目指した。 今回月間10
人気イラストレーター安倍吉俊さんの同人誌『薬局のポチ山さん』が、iPhone、iPod touch向けの多言語対応コミックビューアを利用して世界20カ国へ同時配信される。 安倍吉俊さんは、『serial experiments lain』や『灰羽連盟』のキャラクターデザイン原案ほか、マンガやアニメの脚本まで手がける多才なクリエイターである。『薬局のポチ山さん』は、その安倍吉俊さんが描く同人マンガである。 今回の配信はユビキタスエンターテインメント(UEI)が開発した「iPhone/iPod touch向け多言語対応コミックビューア」を利用したものである。 このソフトの特徴は2点あり、ひとつはiPhone、iPod touchで原画により近いかたちでマンガを閲覧できることである。 もう一点はこのコミックビューアが、多言語対応になっていることだ。これはiPhoneとiPod touchを
北米で日本マンガなどの出版大手のTokyopopが、大規模な会社再編を行う。会社は出版事業部門と映画・デジタル部門のふたつの会社TokyopopとTokyopop メディアに分割され、また組織の再編に伴い39人の従業員をレイオフした。 さらに、現在、年間500タイトルほどの新刊マンガの出版点数を半分以下に減らす方針だとされる。北米のマンガ市場全体の成長は続いているが、成長産業だけに競争も激化している。事業のスリム化で競争を勝ち抜く方針とみられる。 日本にある東京本社は、現在のTokyopopがホールディングカンパニーとして存続し、新たにTokyopopメディアが設立される。ロサンゼルスにあるTokyopopは、マンガを中心とする出版事業を引き続き担当する。また今回新たに設立されたTokyopop メディアが、映画とデジタル・メディア関連事業を行う。さらに北米の2社をTokyopop グル
米国のベンチャーキャピタルVenrockが、米国の投稿動画共有サイトcrunchyroll.comに405万ドル(約4億1000万円)の資本投資をすることが、米国のアニメ関連企業に大きな波紋を巻き起こしている。 crunchyroll.comが、著作権者未許諾の日本アニメとマンガの視聴サービスを主要事業のひとつとしているためである。 この資金調達の発表に対して米国の最大の日本アニメ流通会社であるファニメーションは、同社はcrunchyroll.comに度々削除要求を行っており、その要求には応じているとしている。しかし、同時に同社の運営については注意深く見守っていると発表した。またcrunchyroll.comのようなサイトが存続すれば、米国におけるアニメ産業を破壊することになると述べている。 さらに米国で日本アニメの流通・販売を行うバンダイ・エンタテインメントは3月12日に、このファ
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