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ブックマーク / tanu-ki.hatenablog.com (7)

  • 日本の電子書籍には未解決の問題がこんなにある。なんで誰も指摘しない? 言いたくないんだろうな - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    先日のエントリ「Kindleが上陸したけれど、当に私たちを幸福にしてくれる電子書籍に気づいている人はやっぱり少ない」にずいぶんたくさんのブックマークが集まって、驚いた。みんな、電子書籍のことをこんなに気にしていたのか!? びっくりだ。 それと、はてなブックマークにつけられたコメントを読んでて、会社を辞める前にブログ書いてた頃を思い出しましたよ。あの頃はコメント欄が炎上したものだけど、最近はコメント欄に人が集まるんじゃなくて、ブックマークに集まるんだろうか、とか。 いろんなことを気づかせてもらったので、それをメモしておこうと思います。 ◆批評家ではなく、消費者の一人として物を言う 僕自身もそうなんだけど、ネットで何か書くとき、自分の立場を「消費者」「読者」ではなく、ついつい「分析者」「批評者」にしてしまいがちだ。これは良くないと思った。 集まったブックマークの中には、たとえば「売れない

    日本の電子書籍には未解決の問題がこんなにある。なんで誰も指摘しない? 言いたくないんだろうな - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々
  • なぜ印税率は部数比例なのか - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    前回のエントリで印税額を書いたところ、コメントで「印税は実売部数比例ではなく印刷部数比例なのか」「業界標準はどうなのか」といった質問をいただきました。ちょうど今日書きたいテーマとも重なるので、僕個人の経験した範囲内でよければ、お答えします。 ■なぜ印税は印刷部数比例なのか? 僕は平成13年まで出版社の編集部門にいたけど、その間「実売部数」で印税を払う契約をしたのは1回きりだった。外国在住の著者で、税制の違いがあってこうしてくれと頼まれたケースで、「一定期間までは実売数に比例して払う。一定期間経過後に残りを全額払う」と契約したと記憶している。これがほんとに税制のためかどうか真相は知らない。 他のすべてのケースでは「印刷部数比例」で印税を支払ってきた。 なぜ「実売数比例」ではないのか? それは、「実売数」だと「印刷部数」よりも支払う側受け取る側双方に様々なストレスがあるからではないかと思う。

    なぜ印税率は部数比例なのか - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々
  • リストラなう!その25 Twitterで陰謀が進行中 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    やっぱり会社に行くといろいろ動きがあるものですね。ネタができて嬉しいなあ。 ってわけじゃないんだけど、毎朝路地裏を通って出勤してるのだけど、今朝はふだん見かけるたちが日向ぼっこではなくて車体の下とか門柱の陰とか、涼しいところを選んでごろごろしていたのだった。そうか、もう涼しい場所が心地よい季節になったか。って敏感だな。素晴らしいな。僕ものようにごろごろして生きていきたいよ。もうじきだなあ……って、じゃなくて失業者になるわけで、そういう自覚がなかなか足りないたぬきちであった。 ところで昨日のエントリで「『1Q84』は日で一番売れている/読まれている創作」と不用意に書いたところ、「『ONE PIECE』忘れてね?」という鋭い突っ込みをいただき。ごめんなさい、忘れてました。ていうかコミックという創作分野のことすっかり忘れており。ひどいな俺。 すみません。素直に小説って書けばいいんだよ>

    リストラなう!その25 Twitterで陰謀が進行中 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々
  • リストラなう!その19 「リストラなう」がコミックに? - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    ■「コミック化の件ですが」 ブログを始めて以来、見知らぬ方からいろいろお便りをいただくようになった。その中には「ブログの書籍化はお考えですか」といった申し出もある。ありがたいことだ。だが今は正直ひーひー言いながら毎晩更新するのが精一杯で、そがーな余計なこと考えちょる暇はありゃーせん(どこ弁?)、という感じだ。だからオファーには「ありがたいお申し出ですが…云々」と応えている。なんだか不遜な流行作家になったように見えるが、今は“不遜な流行作家”たちの気持ちがちょっとだけわかる。仕事が終わってから毎晩たった3時間だがエントリ書いてると、すごく消耗するのだ。大勢の人に読まれててたくさんのコメントがつく、それだけが僕が続けてるモチベーションだ。「最初は面白かったのに最近はつまらない」ってコメントがつけば「ああ、すみません。仰るとおりです、でもリストラ進行中っつってもそう毎日面白いことは起きないんです

  • リストラなう!その15 文芸書が陥った地獄 後編 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    今日、ついに早期退職優遇制度の応募状況が明らかになった。会社の公式発表ではないが、あちこちで人数がささやかれている。 「三十九人」 そうか、定員の五十人には満たなかったか…。 だが間髪入れず「追加募集が始まったよ」と聞いた。僕は今日は午後外出してて会社のイントラネットを見てないので知らなかったのだが、対象者を「編集部門の四十歳以上も含む」に広げるらしい。 これならきっと、あと十一人なんて埋まるな。 噂では、編集部でも真剣に「応募したいが、なんで自分は対象じゃないんだ」と苦悶していた四十代がいたと聞く。選択肢が与えられることで救われる者がいるはずだ。一方で、自分も対象になったことで不安になる者も出てくるだろうが。 ちなみに、追加募集では個別面談はやらないらしい。あれは受ける側もやる側も疲れるからな。それもいいだろう。 なんとなく、なんとなくだが、再建案に見通しが立ってきた気がする。当初は、殺

  • リストラなう!その10 『電子書籍の衝撃』の衝撃 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    昨日はエントリをアップロードしたら、生協で買った680円の焼き肉セットと新タマネギを焼いて発泡酒で一杯やり、気持ちよく寝てしまった。毎晩ブログを更新する重圧に慣れないため、ついついアルコールに親しんでしまう最近なのだ。どうせ俺のブログは文よりもコメントの方が面白いってよ、ケッ。…いかんいかん。 ■みんな、『電子書籍の衝撃』はもう買ったか? でも今朝目が覚めたときは「いけねっ!」と思って慌ててiPhoneを起動した。今ちょうどディスカヴァー21のサイトでは、佐々木俊尚・新刊『電子書籍の衝撃』がキャンペーン価格でダウンロード販売中なのだ(4/7正午〜4/14正午まで。人数無制限)。 D21社のサイトには初めてアクセスしたけど、白を基調としたきれいなサイトで構成もシンプル、どこへ行けばアカウントを作れるか、決済できるか、ダウンロードできるかが自然に理解できる、非常に洗練されたつくりだった。FL

    リストラなう!その10 『電子書籍の衝撃』の衝撃 - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々
  • リストラなう!その1 リストラが始まりました - 新々リストラなう日記 たぬきち最後の日々

    おひさしぶりですみなさん。 ブログタイトルを変えることにしました。「どんじりのブログ、たぬきち日記」から、心機一転、時代の最先端をゆく「リストラなう!」日記に変身! 我ながら予想もしない、自分でも驚いた、大胆な転進です。 私ことたぬきちは、都内のわりと大手と思われる出版社で働いています。 業界の売り上げ順位では現在のところ10位…くらいかな? もうちょい下になってるかな? 書籍も雑誌もやっている、一応「総合出版社」です。 たぬきちはバブル時代の入社組で、もう20年働いています。編集、宣伝、販売といったセクションを経験しました。 このまま普通に年を取り、営業マンとして馬齢を重ね、定年を迎えるものと思っていました。 ところが、この3月の中旬、会社は「このままでは立ちゆかないので、社員を減らします。優遇措置を設けたので希望退職を募ります」と宣言しました。 リストラが始まったのです。 これを書いて

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