東京・中目黒にある中目黒ブックセンターを中心に、複数の書店で展開される店頭フェア「ホラー好き書店員のホラーまつり」。2014年に開催し好評を博した、まさに夏に打ってつけのイベントが今年も開催される。 同フェアはタイトルから想像できるように「ホラー作品」を集めたものだが、ユニークなのは選者は出版社ではなく、さまざまな書店のホラー大好き書店員たち。書店の壁を超え、読んでほしいお勧めの「ホラー作品」が並ぶフェアだ。 中心となるのは、中目黒ブックセンターの書店員・佐藤亜希子さん。彼女がツイッターなどで色々な書店のホラー好き書店員に呼び掛けて、昨年初のフェア実現に至ったという。 第2回目となる今年の「ホラーまつり」に並ぶおどろおどろしい作品は、乙一の『ZOO 1』や、村上龍の『イン ザ・ミソスープ』といった有名どころから、高田侑の『うなぎ鬼』、レイ・ブラッドベリの『スは宇宙(スペース)のス』など、タ