爆発物を作るため、自分が通う高校から薬品を盗んだとして、北海道警に窃盗容疑で逮捕された北海道日高地方の高校3年の少年(18)の自宅から、銃刀法で所持が禁じられているダガーナイフ2本が見つかり、道警は30日、同法違反容疑で札幌地検苫小牧支部に追送検した。 少年は「ナイフに興味があり、自分で作った」と供述しているという。 発表によると、少年は4月23日に、自宅で両刃のダガーナイフ2本(刃渡り10・2センチと13・6センチ)を所持していた疑い。少年は自宅にあったステンレスを材料に、グラインダーや砥石(といし)で刃を研ぎ、山から持ってきた木で柄を付けて作っていた。少年は「インターネットで作り方を調べた。友人に自慢したかった」と供述している。 少年宅からは、薬品を調合したとみられる粉末を詰めた鉄パイプ1本が押収され、道警の鑑定の結果、粉末は黒色火薬と判明。鉄パイプには導火線が付けられ、火をつければ爆