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ブックマーク / blog.tinect.jp (42)

  • 生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。

    生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。 私が精神科医になった動機の約20%は、この作品に感化されたせいだ。感化され過ぎたせいで、「『新世紀エヴァンゲリオン』についてレビューをまとめなさい」と言われたら今でもまとめる自信がない。 しかし、『新世紀エヴァンゲリオン』に含まれていた心理学っぽさや精神分析っぽさを振り返ることはできる。 同作品は90年代の心理学ブームやメンタルクリニックブームを踏まえていて、同時代性が強い。だから『新世紀エヴァンゲリオン』を振り返ると、当時のそうした目線を思い出すことにもなる。 90年代は「モノより心」の時代 はじめに、90年代のメンタルヘルスを巡る雰囲気について思い出してみよう。 80年代から引き続いて、90年代は精神医療語り・心理学語りがとても流行っていた。「日人は物質的には豊かになったが、心はまだまだ貧

    生涯で一番重要なアニメをひとつ挙げろ、と言われたら『新世紀エヴァンゲリオン』を挙げるしかない。
    fluoride
    fluoride 2024/07/18
    僕はナディアちゃん!
  • おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?

    リチャード・ドーキンスをひさびさに リチャード・ドーキンスといえば『利己的な遺伝子』で一世を風靡した学者である。そのドーキンスが無神論のを著したことはなんとなくしっていた。しっていたが、とくに読んでいなかった。読んでいなかったが、ふと目に止まったので読んでみた。 とくに宗教に関しては、もはや時代は変わったのではないか。十分な知識を持つ人が、世間一般の考えは誤りであり有害であるとの結論に熟考のうえでいたった場合、それを広く知らしめることは、いまや義務とみなされているように思う。少なくとも世人が耳を傾けるような地位や名声を得ている人には、それが求められている。 こうした人が宗教を信じていないと公言すれば、「不信心」(じつに不当な呼び名である)は低い知性やよからぬ性分に由来するという世に流布した偏見は、たちどころに根絶やしにされるだろう。世間の評価も高く、名士と言われるような人たちのどれほど多

    おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?
    fluoride
    fluoride 2024/07/02
  • 「子育てと仕事の両立はしんどい」VS「子持ち様は迷惑」

    子育てと仕事の両立。 いまや多くの企業の悩みの種であり、子育て世代の最大の関心ごとであるこのトピック。 どうにか両立を可能にしようとリモートワークや時短ワークの導入、男性の育児休暇推進などをしてはいるものの、「しんどい」という声はなくならない。そればかりか、どんどん大きくなっている気さえする。 もうみんな、うすうす気づいてるんじゃないだろうか。 子育てと仕事の両立が、そもそも不可能だということに。 「がちゃんと働けば2億円得をする」が炎上 『羽鳥慎一モーニングショー』が「の働き方で世帯の生涯収入 最大 ”2億円の差” 都が試算」と報じ、炎上した。 そもそも年収を600万円で計算しているあたり現実味のない試算なわけだが、「扶養内に収めるためにが『働き控え』をしても、夫が受けられる優遇は計670万円しかない」という委員会の主張に対し、「働き控えってなに? ケンカ売ってんの? 働きたく

    「子育てと仕事の両立はしんどい」VS「子持ち様は迷惑」
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    fluoride 2024/05/23
    “「どうしたら子育てと仕事を両立できるか」の答えは簡単で、「そんなの無理」”
  • 日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ。

    最近ふと英会話系YouTuberの動画を見たからか、その後頻繁に語学系動画がおすすめされるようになった。 そのなかには「ネイティブはそんな言い方しない!? 当は失礼な〇〇」「ネイティブらしい表現を覚えよう!」「誤解されがちな××、ネイティブが解説」といったものも多くある。 そういえばXでも、「ネイティブはそんな言い方しない」的な議論は、定期的に話題になっていた。 リプ欄を見ると、「自分はアメリカに5年住んでるけど聞いたことない」「10年海外でビジネスしてますが普通に言いますよ」のように、英語ネイティブはその表現を使うか否かを、日人たちが言い争っている。 でもドイツに住んでそれなりの年数が経ったいま、改めて思う。 外国人がネイティブっぽく話す必要は一切ないし、中途半端にネイティブの真似事をするよりも大切なことがあるんじゃないか、と。 ネイティブやバイリンガルってどういう人たちのこと? こ

    日本人の多くは「まちがえないこと」に固執しすぎ。
    fluoride
    fluoride 2024/02/07
    コンプレックス商法なので
  • タスク処理のコツは「考える」を事前に済ませておくこと。

    この記事で書きたいことは下記のようなことです。 ・私が知っている中で一番「整理整頓」「片付け」が上手い人は、昔居候していたバーのマスターです ・マスターに「片付けのコツ」を聞いてみたところ、「頭と手を同時に動かそうとするな」と言われて、以下のようなことを教わりました ・片付けというのは要は「カテゴライズ」であって、単純化すると物品を分類するだけの行為 ・人間は複数のことを同時にやるのが苦手であって、「考えながら手を動かす」のは高いコストを要求される ・だから、「考えておけることは事前に考えておく」だけで片付けのハードルが下がる ・お前は片付けの時、手を動かしながら分類まで考えようとしているので全然片付けが出来ない、先に考えるべきことを考えろ ・その教えを後から思い出して、だいぶ(片付けに限らず)タスク処理が上手くなりましたので、片付けが苦手なひとはご参考まで 以上です。よろしくお願いします

    タスク処理のコツは「考える」を事前に済ませておくこと。
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    fluoride 2023/11/01
    ほんとに考えないといけない事も実は多くなくて、情報の移動・比較・伝達みたいな単純作業に置き換えて淡々とやっていく
  • 日本で研究者になるのはプチ出家する事と同じだ

    ツイッター(X)上で、研究者の待遇の悪さを嘆いているポストが投稿され、喧々諤々の議論が勃発していた。 研究者辞めようかな。月30万円では家族の生活を支えられない。家族を巻き込んで耐え続けたところで安定した仕事に就けるか分からない。研究者の人生を舐めてるとしか思えない規則や待遇、環境や態度しかない。自分達の世界が異常なことに気づいていない。最近毎日と家計や将来のことで喧嘩してる。 — 武田 紘樹 (@tomatoha831) September 12, 2023 まず第一に、待遇という観点でのみ言えば研究者の期待値は最悪である。 恐らく似たような能力を持った人間が民間に行ったのなら、年収は2倍~5倍は稼げるだろう。起業まで視野にいれれば、10倍以上かもしれない。 研究者のメリットってなんなの? じゃあこれをもって研究者という人生を選ぶことが馬鹿げた事なのかと言われれば、それは断じて否だのだ

    日本で研究者になるのはプチ出家する事と同じだ
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    fluoride 2023/09/22
  • 面倒くさがったら、人は停滞する。

    気が付いたら、フリーライターになって7年も経っていた。 まともな社会経験もなく、ライターとしての経験も一切なかったのに、よくもまぁ生計を立てられるようになったものだ。 おかげさまで、順調すぎるくらい順調にやってこれた。 しかし最近……というかもう1年以上、わたしは「壁」を感じ、悩んでいる。 かんたんにいえば、停滞しているのだ。 なぜわたしは、成長を感じられなくなってしまったのだろう……。 順風満帆なフリーランス生活……で、その先は? まずはざっと、わたしの経歴をお伝えしよう。 2014年に大学卒業後ドイツ移住し、現地で就活するも断念。ビザのために大学に入学するもこれまた挫折、バセドウ病発覚でアルバイトも退職。 引きこもりになり、ヒマつぶしがてらブログを開設。 当時は絶賛ブロガーブームで、イケダハヤト氏やはあちゅう氏らがオンラインサロンを立ち上げ、それに続く同年代がブログで荒稼ぎし、「新卒

    面倒くさがったら、人は停滞する。
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    fluoride 2023/09/15
    いろいろ面倒になるの軽い鬱なんだろうな
  • 企業の儲けにならない薬がなくなっても、あなたは納得できますか。

    全国の医薬品の供給不足が指摘されるようになったのはいつ頃ぐらいからだったろうか。 インターネット上のアーカイブを確かめると、NHKが首都圏ナビで特集記事を報じたのは2022年12月だった。そこに記されている表によれば、ジェネリック医薬品の41%が出荷停止・出荷調整の状態にあったという。 こうした問題は、診療活動をやっている医師ならまず間違いなく直面しているだろうし、日常的に処方薬を内服している患者さんも気にしてらっしゃるだろう。たとえばつい先日報じられたホクナリンテープの出荷調整なども、少なくない人が心配しているに違いない。 私の観測範囲では、2022年の段階では精神科領域はそこまで深刻ではなかった。 「これってどうなっちゃうんだろう?」と格的に心配するようになり、かなりの数の患者さんの処方に影響するようになったのは2023年に入ってからだ。 今回は、精神科領域で起こっている処方薬の

    企業の儲けにならない薬がなくなっても、あなたは納得できますか。
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    fluoride 2023/07/20
    化学原料だいたい純国内だと採算合わなくて中国の原料もいっぱい使ってるから台湾有事になったらやばい
  • 「勇気」を獲得することと、その重要性を教えることについて。

    コンサルティング会社で管理職をしていたとき、一人、悩ましい人がいた。 彼は能力的には高かったが、今ひとつ仕事では飛び抜けた成果を出せていなかった。 なぜか。 それは、彼が「難しい仕事」を嫌がっていたからだ。 「皆がいつもやっている、通常の仕事」は滞りなく終わらせる。 しかし、少しイレギュラーな仕事や、やり方がまだ生み出されていない「動きながらサービスを作り上げる仕事」を彼は嫌がったし、実際そういう仕事をふると、小さい仕事であっても、彼はほとんどいつも拒否した。 だから彼にはいつも、標準化がすでにされている「定型的な仕事」しか渡せなかった。 だから、必然的に成果は「量」の競争になる。 標準化されている仕事は、ある意味新人でも少し訓練すればできるので、彼の価値としては、「新人よりも、そこそこたくさん仕事を回してくれる」というくらいしかない。 必然的に、彼の給与の伸びもストップした。 * 彼に不

    「勇気」を獲得することと、その重要性を教えることについて。
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    fluoride 2023/07/08
    “未知のこと」を拒否し続けた人間の行き着く先は、「先細り」である”
  • 長男の「アイスの譲り方」を見て、しみじみ感心した話

    身内褒めで大変恐縮なのですが、最近長男のとある行動にかなり感心したので、ちょっと書かせてください。 とある行動というのは何なのかというと、言葉にしてしまうと当の当にちょっとしたことなんですが、 「次女へのアイスの譲り方」 です。 しんざき家には子どもが3人います。長男15歳、高校一年生。長女次女、11歳の双子。 私との影響もあってか、子どもたちは全員好き、ゲーム好きです。長女次女がスプラやらぷよテトやらにハマる中、長男は最近私と同様ティアキンをやってまして、メインストーリーを進めもせずに、延々と水上闘技場でライネルを狩っては武器を強化したり、赤い月の度に希少イワロック周回をしてルピーを稼ぐことに熱中していました。楽しそうで何よりです。 さて、つい先日、義母からのお中元で美味しそうなアイスクリームのギフトセットをいただきました。 モロゾフってお店のものだそうで、めちゃ美味しかったです

    長男の「アイスの譲り方」を見て、しみじみ感心した話
    fluoride
    fluoride 2023/07/03
    “「んー、ジャンケンでって決めたんだから、抹茶は僕が食べるけど」「けど(次女の名前)ちゃんが他のアイスをお勧めしてくれたら気が変わるかもなあ」”
  • 頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。

    先日、次女がやっている国語のドリルの答え合わせをした時のこと。 来であれば、文中にある表現を用いて 「郵便局のドアをあけた」 と解答しなければならないところ、次女は 「郵便局に行った」 と書いていた。不正解である。 そこで、これは間違いだと指摘したところ、「なんで?」と返された。 そこで、想像してみて「おうちのドアを開けた」と「おうちに行った」とは、そもそも意味自体が違うでしょう、と説明する。 ところが娘は「おんなじようなものじゃない?」と首をひねる。 なるほど、娘の認識の中では、「ドアを開けること」と、その場所に「行くこと」は同一視されていたということだ。 そこで、娘には「わずかでも言葉が違う、ということはそもそも、意味が違うということ、文中に使われている表現を、そのまま使わないと意味が変わってしまうので、不正解になる」といい含めた。 * 上の話を「いちいち細かいなあ」と思う方もいるか

    頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。
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    fluoride 2023/06/22
    読書くらい仕事と絡めんといてほしい
  • 私たちは、わかりあえない者同士でもなぜか群れていられる、不思議な生き物

    最近、たて続けに「人間ってすごい」と思う状況があったので、今日は「人間のすごさ」についてまとめてみました。よろしかったら読んでやってください。 1.まず一件めの「人間すごい」について。 先日、コロナ禍以来はじめての観劇に出かけてきました。演技にも主張にも強いインパクトがあって良かったのですが、劇中、「差別をするにしても、ちゃんとわかってから差別をして」といった言葉が出てきました。 確かにそうですよね、たった一つか二つの属性だけで人の良し悪しを決めつけ、それで相手への態度を変えてしまうのは差別と呼ぶにふさわしいでしょう。 ところが現実世界では、相手についてロクにわかってないのにわかったことにして、態度まで決めてしまう、まさに差別が横行しています。 差別までいかなくても、人間はしばしばわかったようなことを口にし、そのわかったようなことが人を傷つけてもいます。 こうした「当はわかっていないのに

    私たちは、わかりあえない者同士でもなぜか群れていられる、不思議な生き物
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    fluoride 2023/06/08
    脳を左右に割ったらまた喧嘩するくらいだもんな
  • なぜ生物は増え、人は悩むのか──『増えるものたちの生物学』と『風の谷のナウシカ』

    「人はなぜ、生きているのか?」 自分という存在を自覚するようになった頃に、一度は考えたことのある疑問ではないかと思う。 生きることには楽しいこと・気持ちの良いこともあるが、苦しいこと・辛いこともたくさんある。 最近ときどき耳にする「反出生主義」になぞらえて考えるなら、かならず苦しみが伴うのに私たちが生まれてくるのは良くないことで、生まれてこないほうがいいし、子孫など残さないほうがいい……となるかもしれない。 そして人間だけが苦しいわけでない。動物も昆虫も、生きとし生けるものが生きる限り、もがき、苦しむ。 欲しがっても得られない苦しみ、命を脅かされる苦しみ、そして老化や病気による苦しみや死に至る苦しみ。苦を悪とみなし、苦を回避することを善とみなす限りにおいて、人類絶滅や生物根絶をうたう人々の言い分には確かに一貫性がある。 私も私なりに「人はなぜ、生きているのか」について考え続けてきたが、今も

    なぜ生物は増え、人は悩むのか──『増えるものたちの生物学』と『風の谷のナウシカ』
    fluoride
    fluoride 2023/05/26
    原子の総量は不変なので物質の増殖ですらなく、波や渦巻みたいなパターンの生滅にすぎないのに、なんでこんなに執着してしまうのか
  • ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう人の話。

    仕事において、『こまったちゃん』化しやすい人の特徴がいくつかある。 そのなかの一つが、「ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう」ことだ。 もう少し説明的に言えば、「自分へのダメだしを冷静に受け止めることができない」という特性を持つ人は、職場の悩みの種になりやすい。 その批判の正しさには関係なく、こういう人は、 「でも、あなたも悪いですよね(怒)」とか。 「私は誤解されてます(怒)」とか。 「私のことを嫌いなんですね(怒)」とか。 論点をすり替えてでも、必ず反論をしてくるからだ。 男性にも女性にもいるし、クライアント先で、あるいは同僚で、こういう人を数多く見てきた。 すぐにばれるウソをつく この「ダメだしを冷静に受け止めることができない」という特性は、周囲をとても困らせる。 彼らは「ダメだしされた!」と思った瞬間に、頭がわいているので、冷静に話ができず、論争になってしまう。

    ちょっとしたダメだしにも、すぐに怒りで噴き上がってしまう人の話。
    fluoride
    fluoride 2023/05/11
    当たり判定でかすぎる人おるよな…仕事に人生捧げてるってほど出来るわけでもなく
  • 海外で日本のやり方を押し通そうとするとどうなるか

    日課のYouTubeサーフィンをしていたところ、おもしろそうな動画が目に入った。 『【パリコレ前日密着】パリでのモデルオーディションで最悪の事態にブチギレ』という動画だ。 チャンネル主である勝友美さんは「日初の女性テーラー」であり、1着20万円以上の高級スーツを1年間で500着以上売り、立ち上げたオーダースーツブランドでミラノコレクションに出展した、敏腕経営者らしい。すごい。 動画内では、パリコレ前日に様々なトラブルに直面し、それでもめげずに奮闘する勝さんが描かれている。 この動画だが、おもしろいことにコメント欄の意見が真っ二つに分かれているのだ。 一方は、「トラブル続きでも最善を尽くす勝さんはすごい」という、賞賛のコメント。 もう一方は、「海外じゃこんなトラブルよく起こる、準備不足」という批判的、もしくはアドバイスのコメント。 さて、なぜ意見が二分しているのか。 それは、「海外における

    海外で日本のやり方を押し通そうとするとどうなるか
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    fluoride 2023/04/26
    日本では道義的な責任がすごく重い。便利な暮らしはそのお陰だけど働くのしんどいし萎縮する
  • 思春期モラトリアムは資本主義に吸収されました。

    仲俣暁生さんのツイートを見て、若者に、カネはなくても時間があった時代のことをふと思い出した。 とりわけ文化的だったとは思わないけど、我々が若い頃は、カネはなくても、ほぼ無限に時間が有り余っていた。その余裕こそが社会の豊かさだったのかも。当時も批判的にも使われていたモラトリアム(支払猶予)という言葉は完全に死語になった感アリ。いまは即金で支払わされる。 https://t.co/3TwuIuj0m0 — 仲俣暁生(『失われた「文学」を求めて』続編企画中) (@solar1964) April 8, 2023 私の大学時代も概ねそうだったと言え、今日は疲れていると感じたら一日じゅう寝ている日があった。どうしても攻略したいゲームがあるわけでもないのに朝から晩までゲーセンにいて、所在なく、「ひまつぶしのために」ぼんやりパズルゲームを遊んでいた日もあった。 無限に時間があったわけではないが、なんにで

    思春期モラトリアムは資本主義に吸収されました。
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    fluoride 2023/04/21
  • 「仕事を教えたがる人」は「仕事ができない人」への教育で自尊心を補填している

    以前から不思議なものに恋愛アドバイザーという人達の存在があった。 当に恋愛についての存在をするのなら…それこそ順風満帆な結婚生活をしている人間を適当にピックアップするのが最適だ。 そしてそういう成功者を身近で探すのは、そこまで難しいわけでもない。 成功したいのなら、上手くいった人に話を聞くのが一番だ。 受験なら合格した人間に話を聞くのが普通であり、どんなに受験に熟知していようが浪人生に話を聞く必要はあまりない(そういう人ほど饒舌だったりするのだが…) それなのに誠に不思議な事に…世間の恋愛アドバイザーを標榜する人の多くは、実際問題としての自分の恋愛は微妙な成り行きだったりする事も多くて、話はまたややこしい。 それじゃあ、まるで迷える子羊が迷える子羊を抱えて、さまよう羊の群れになるようなものである。 一体なんでそんな事をするのか?以前の僕は全くわからなかった。 しかし問題解決のみが世の中の

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    fluoride 2023/03/15
  • 家事を手伝っているはずなのに、なぜか怒られる人は、何が問題なのか。

    夫婦喧嘩の種といえば、真っ先に思い浮かぶのが、家事の分担問題だ。 「家事を手伝ったのに、やり方がちがうと文句を言われた。もうやる気がなくなった」 「やってくれるのはうれしいけど、結局こっちの手間が増えるだけ。それならもう自分でやったほうが早い」 古今東西、家事分担でモメている夫婦は多いだろう。 なぜ、家事分担はこうもすれ違ってしまうのか。 わたしなりにその理由がわかった気がするので、家事を手伝っているのになぜか怒られる、喧嘩になる、という方はぜひ、この記事を最後まで読んでいただきたい。 家事は結局、どちらかが多く負担するもの 「そもそも家事は2人のものだから、『手伝う』というのはおかしい」という人もいると思う。 しかし実際のところ、家事分担が完全に50:50の家庭はほとんどなく、どちらかが多く負担しているのが現実だ。 なのでこの記事では、我が家基準で「家事をメインで担当すると、それを手伝

    家事を手伝っているはずなのに、なぜか怒られる人は、何が問題なのか。
    fluoride
    fluoride 2023/03/09
    この夫氏が丸投げすぎにしても、夫→妻への怒られパターンをあまり聞かないの何故だろう。そもそも家事やってないというのもあるだろうけど
  • 金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。

    「賢い」「スキルを持っている」「誠実」なのに、ビジネスシーンで大した評価を得られない人たちをよく見てきた。 その大きな原因の一つは、彼らが「お金をもらうのがヘタだった」ことが挙げられる。 お客さんに良いサービスをし、社内でのウケも良い。 でも、最終的な「実績」という面で、彼らは平凡だった。 お金をもらうのが下手な人たち こうした「お金をもらうのが下手な人たち」は、広範囲な職種に存在している。 例えば、エンジニアやライター、弁護士や会計士など、技術的な職業に多い傾向だが、顧客に接することが多い営業やコンサルタントにも存在している。 例えば、私がコンサルタントだったとき、よく怒られていたのが、 「お客さんのところに、必要以上に行き過ぎてしまうコンサルタント」だった。 経営陣は「コンサルタントは時間だけが売り物。必要な工数以上にお客さんのところに行くのは、八百屋が自分の店先の野菜をべているよう

    金をくれ、ときちんと言わない限り、それは仕事ではない。
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    fluoride 2023/03/08
    結局のところおゼゼくれるのは人だからなあ。賃上げだって口を開けて待ってたらいいってのではない、ほんとは。
  • 子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する

    「ブラック校則」という言葉が認知されはじめているなか、先日朝日新聞で、『「先生はコート着てるのに…」 校則で着用を制限するワケ』という記事が公開された。 内容はタイトルそのまんまで、男子生徒は校則でコートの着用が禁止されており、着用には学校の許可が必要とのこと。 最低気温が氷点下を下回る日でも、生徒たちは校門前でジャンパーを脱いだり、セーターや肌着を着たりして、寒さをしのいでいるらしい。 なぜ、校則でコートなどの着用を制限するのか。冒頭の男子生徒が通う高校に取材すると、教頭は「昔からある校則なので、目的は分からない」と話した。「生徒は制服の中に着ることで防寒しているし、朝に学校に電話してコート着用の許可を取れば、着ていくこともできる」と説明する。 目的がわからんのかーい! というツッコミはさておき。 宮崎県弁護士会は22年8月に「校則見直しQ&A」という文書をまとめ、県内の教育委員会などに

    子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する
    fluoride
    fluoride 2023/02/27
    単なる文化ギャップの話と混ざってるし、そもそも「浮いてしまった自分が間違い」というのも日本教育の内面化なんでは