先端研が日本酒の熟成のしくみ解明 鶴岡・品質管理などに期待 2012年03月08日 21:23 日本酒の熟成による成分変化を調べる杉本昌弘講師(中央)らの研究グループ=鶴岡市・慶応大先端生命科学研究所 慶応大先端生命科学研究所(鶴岡市)は8日、杉本昌弘講師らの研究グループが、日本酒を貯蔵し熟成させることで、雑味を示すアミノ酸が減少することを化学的に確認したと発表した。減少幅は「生酒」よりも加熱殺菌処理した「火入れ酒」の方が大きいことも分かった。酒どころ山形での今後の品質管理や最適な貯蔵法の確立などが期待されるという。 鶴岡酒造協議会、庄内地域産業振興センターとの共同研究による成果。鶴岡市や庄内町の酒造会社8社から提供を受けた日本酒を貯蔵し、成分の変化を先端研のメタボローム(代謝物質)解析技術で4カ月間にわたり分析した。 各社ごとに、原料米や酵母、水、精米歩合、仕込みなどがほぼ同じ条件で
県内相次ぐ除雪機事故、エンジン必ず止めて ローター付近の作業要注意 2012年03月06日 14:21 普及が進む除雪機。操作盤から離れる時はエンジンを止めることが大切だ=山形市・山形クボタ 雪害による死傷者数が過去最多に上っている今冬の県内で、除雪機による事故が相次いでいる。雪下ろし中の転落と比べると少ないものの、5日午後2時現在で19人が死傷。誤った使い方や改造が事故につながるケースが多く、県危機管理課は「ローター付近で作業する際は必ずエンジンを止めてほしい」と呼び掛ける。今冬は除雪機が完売した販売店も出ており、一般家庭に普及したことも事故増加の一因に挙げられそうだ。 同課によると、今シーズンの除雪機による死傷者数は、過去5年間で最多の昨冬(22人)に次ぐ水準となっている。米沢市で2月24日、男性が除雪機に腕や胸を巻き込まれ死亡。最上町では昨年12月28日、排雪口に手を入れた男性が惰
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