IT企業の経営に関わりながら執筆活動を続け、2015年三島由紀夫賞を受賞した上田岳弘氏と、Apple(アップル)を辞めてIoTスタートアップにチャレンジする梶原健司氏。テクノロジーへの造詣を未来づくりにどう活かすのか。それぞれ違う手段を通して世の中に変革を起こそうとする従兄弟同志の2人によるトークイベントが開催されました。このパートでは、梶原氏の経歴や、新卒で入社したAppleを辞めて高齢者向けデバイスを開発する株式会社チカクを創業した理由を明かしました。 新卒でAppleに入ったIoT起業家 上田岳弘氏(以下、上田):(イベントのタイトルが)「淡路島からやってきた~」なのに、僕明石出身なんですが、ケンちゃんは完全に淡路島ですよね。 梶原健司氏(以下、梶原):淡路島。実は僕も淡路島出身って、取材していただいたらそうお答えしてる。それは間違ってないんですけど。生まれは、実は明石なんです。 上