NECは、西日本高速道路(NEXCO西日本)において、SDNを活用した基幹ネットワークを構築したと発表した。NECによれば、道路業界において、SDNを用いたネットワーク基盤の構築は、世界初だという。 NEXCO西日本の交通管制システムや社内業務システムなどの各システムは、これまでシステムごとに専用のネットワークを構築・運用していたため、ネットワーク構成が複雑になり、障害復旧に時間を要していたという。また、巨大災害発生時に道路管制事業を継続する強いネットワーク作りも必要となっていた。 そこで、NEXCO西日本はSDNの活用により、複数のシステムのネットワークを共有化し、全45拠点(高速道路事務所)、総延長約4,000kmの通信ネットワークを柔軟で高度な経路制御により多様なルートで結ぶことで、道路管制センター機能のバックアップや冗長性の確保を可能とした。 具体的には、NEXCO西日本管内の45
![NEXCO西日本、道路業界初のSDNを活用した基幹ネットワークを構築](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/04ccc01ebf3620fef671eae894dcf6568cb9ab31/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2F20140507-a169%2Findex_images%2Findex.jpg)