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ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (2)

  • オススメ本:『大国政治の悲劇 改訂版』 : 海国防衛ジャーナル

    ジョン・J・ミアシャイマーの『大国政治の悲劇 改訂版』が出版されました。2001年に発表された原著は大変話題になり、2007年に邦訳版『大国政治の悲劇 米中は必ず衝突する!』が出た時もその刺激的な内容で議論を呼びました。 オフェンシブ・リアリズム(攻撃的現実主義)の観点から国際政治を分析した内容は、善悪などの道徳観を排除した冷徹なもので、国際政治の現実をありありと描き出したものです。分厚いではありますが、注釈なども含めてリアリズムを学ぶ上で教科書的な良著です。その一部は、当ブログでも紹介させていただきました。 【過去記事】 オフェンシブ・リアリズムから見る戦略論 今回の2014年改訂版は、中国の台頭を受けて加筆されたものです。実際、中国は2009~2010年に大規模な建艦期を迎え、その後の軍事力、とりわけ海軍力の発展は目覚ましいものがあります。この現状と未来をミアシャイマーはどう見ている

    オススメ本:『大国政治の悲劇 改訂版』 : 海国防衛ジャーナル
    fragilee
    fragilee 2014/12/24
  • オススメ本:『南シナ海 中国海洋覇権の野望』 : 海国防衛ジャーナル

    日は、ロバート・カプランの『南シナ海 中国海洋覇権の野望』をご紹介します。表題通り、尖閣諸島がある東シナ海とならび、いやそれ以上に熱い舞台となっている南シナ海がテーマになっています。 南シナ海は、中国、フィリピン、ベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイが領有権を主張し合う複雑な海です。スプラトリー (南沙) 諸島とパラセル (西沙) 諸島といった小島や環礁をめぐって、各国の主張は入り乱れています。 (南シナ海で各国が領有を主張する範囲) とりわけ、ベトナムとフィリピンが中国と激しくぶつかりあっており、すでに死傷者が出る事態にまでエスカレートしています。 書は、“カプランらしい”アプローチで、南シナ海問題を分析したものです。“らしい”というのは、彼のよく用いる、世界観を形づくる歴史や地理を背景に、各国の軍事力・経済力を織り交ぜながら現状を分析し、将来を展望していく手法です。結果として、読み

    オススメ本:『南シナ海 中国海洋覇権の野望』 : 海国防衛ジャーナル
    fragilee
    fragilee 2014/11/09
    ミアシャイマーの『大国政治の悲劇 改訂版』で展開されているオフェンシブ・リアリズムや、当ブログでもしばしば取り上げる地政学だとか『戦史』への言及もあるので、その点からもオススメです。
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