Webの開発市場は飽和状態なため、消費者はその選択肢の多さに目移りしています。名刺代わりのWebサイトを持っているだけでは、もはや競争力はありません。もっと直接的なセールスツールとして作用する必要があります。「いつか見てくれるだろう」という運は計画のうちには入らないのです。 心理学がデザインに有用であることは既知の事実です。特定の心理的なきっかけをいくつか使うことで、消費者の選択に影響を与えることができます。つまり、望ましい方向や行動へとユーザーをそっと促すことができますし、更に言うと、投資した以上の十分な見返りも得られるのです。 Webサイトのデザインで売り上げを伸ばせることがわかったところで、その目的に合った特別なテクニックと効果を調べていきましょう。 系列位置効果 Hermann Ebbinghaus氏によって定義されたこの心理学用語は、ユーザーは連続した項目の最初と最後の項目を思い