「検索の第1世代が終局を迎えようとしている」――企業向け検索システムを手掛けるFAST Search&Transfer日本法人の徳末哲一社長は、次世代の検索として「ゼロタームサーチ」を提唱する。少ない検索語で目的のサイトにたどり着ける仕組みで、携帯電話のネット機能で特に重要性が高まるとしている。 FASTはノルウェーに本社を置く検索企業。企業向けに特化して展開しており、国内では楽天市場、ぐるなび、価格.comなどに導入されている。今年8月には楽天とともにモバイル向け検索と広告サービスを展開する合弁会社を設立(関連記事参照)。携帯電話向け検索にも注力する。 「検索の第1世代が終局を迎えようとしている」と徳末社長は言う。ブログの普及などでネット上のデータは増加する一方。既存の検索エンジンでは適切な情報にたどり着けないケースが増えている。同社が提唱するゼロタームサーチなら、こういった問題を解決で
![「検索の第1世代は終わり」――FASTが見る“次の検索”とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/31f978f4c13d9508e331011a409dba6c0157f5c9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0709%2F19%2Fmmi_fast_01.jpg)