5月27日、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ族の「ボート難民」問題をめぐっては、密航業者と軍の癒着も指摘されている。写真はロヒンギャ族難民らを乗せた船。インドネシアのアチェで20日撮影。提供写真(2015年 ロイター/Antara Foto) [ヤンゴン/THEK KAY PYIN(ミャンマー) 27日 ロイター] - ミャンマー海軍は先週、密航業者に使われたボートを拿捕(だほ)した際、乗っていた200人の難民の大半がバングラデシュの経済難民だったと明らかにした。この発表は拿捕当時、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ族がほとんど乗船していなかったことを意味する。