山口県警岩国署は25日、新幹線特例法違反(線路内への立ち入り)などの疑いで、岡山県津山市に住む14歳と15歳の中学3年の男子生徒2人と同市の無職少年(16)を書類送検した。 送検容疑は昨年12月30日午後3時45分ごろ、山陽新幹線新岩国駅(同県岩国市)で、ホーム先端の転落用防止柵を乗り越えて線路に入ったとしている。 岩国署によると、3人は同日午後1時50分ごろ、岡山駅から新倉敷駅までの切符を買って新幹線に乗車。新岩国駅は乗り越しとなり、改札を通れなかったため線路に下り、職員が点検用に使っている近くの非常階段から外に出た。 3人は友人の少年(16)と一緒に岩国市の友人の祖父母宅に遊びに行こうとしていた。「切符を買うお金がなかった」と話している。友人は新岩国駅まで切符を買っており、改札を使った。