欧州宇宙機関(ESA)が公開した近地球型小惑星「2012 TC4」(中央)の画像(2017年8月10日公開)。(c)AFP/ESO/EUROPEAN SPACE AGENCY NEOCC/O. Hainaut (ESO), M. Micheli (ESA) & D. Koschny(ESA) 【8月11日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)は10日、家1軒ほどの大きさの小惑星が10月12日、地球に接近すると発表した。月の軌道の内側を通過するものの、地球に危険が及ぶ可能性はないという。 ESAによると、小惑星は地球から約4万4000キロの位置まで接近。これは地球から月までの距離の約8分の1に相当する。静止衛星は高度約3万6000キロの位置にあるため、小惑星と衝突する恐れはない。 ESA地球近傍天体研究チームのデトレフ・コシュニ―(Detlef Koschny)氏はAFPの取材に対し、「この天体が
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