フランスのレ・ゼイジー・ド・タヤック(Eyzies-de-Tayac)にある先史博物館に展示されたネアンデルタール(Neanderthal)人の再現模型(2004年7月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRICK BERNARD 【8月8日 AFP】現生人類が鳥肉を常食するよりもはるか昔から、ネアンデルタール人たちは野生のハトを捕らえ、食用処理し、調理していたとする研究が7日、英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表された。 論文によると、英海外領ジブラルタル(Gibraltar)の洞窟で発掘された6万7000~2万8000年前のカワラバトの骨1724個を精査した結果、切断された痕跡や人の歯形、焼いた痕などが見つかった。これはハトが食用処理され焼かれていたことを示唆する証拠だと研究チームは述