2015年ノーベル化学賞は「DNA修復の機械論的研究」によって,スウェーデン人研究者で英フランシス・クリック研究所の名誉グループリーダーを務めているT. リンダール(Tomas Lindahl,77歳)氏,米デューク大学教授のP. モドリッチ(Paul Modrich,69歳)氏,米ノースカロライナ大学教授のA. サンジャル(Aziz Sancar,69歳)氏に贈られる。 生物はみな“生命の設計図”といわれるゲノムをDNAなどの形で保有しており,多細胞生物はそれぞれの細胞のなかに基本的に同じ配列のDNAがしまい込まれている。もちろんヒトも同様で,これらのDNAがきちんと保たれることで生きている。 DNAは外的な影響(紫外線や化学物質,放射線など)で損傷を受けるほか,細胞が分裂・増殖する際に複製ミスが生じる場合がある。これらの損傷やエラーは時として致命的な悪影響につながる恐れがあるが,生物は
中部大学(愛知県春日井市)は6日、北海道石狩市にある実証実験施設で、電気抵抗ゼロで電気を送る500メートルの超伝導送電実験に成功したと発表した。同大の飯吉厚夫総長は「超伝導送電が実用化すれば、大陸をまたぐ送電が可能になり、革新的に再生可能エネルギーが普及する」と意義を強調した。 合金をマイナス200度程度の超低温に冷やすことで電気抵抗がゼロになる「超伝導」現象を利用。合金の送電ケーブルを液体窒素で冷やし、電気を送る仕組みだ。 実証実験では、ケーブルを包む配管を2重にして外側と内側の間を真空にして液体窒素の温度上昇を防いだり、ケーブルをらせん状にして低温で切れにくくしたりすることで、500メートルの超伝導直流送電に成功。9月には民間の太陽光発電設備からデータセンターにつなぎ、実際に電力供給も行った。 同大によると、500メートル… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいた
サッカーJリーグの村井満チェアマンは、7日開いた八百長防止のセミナーの中でプロ野球、巨人の選手が野球賭博を行っていた問題について「Jリーグで同じような問題があれば、スポーツ界全体の根底を揺るがす大きな問題になる」と各クラブに改めて注意を喚起しました。 この中でJリーグの村井チェアマンは、プロ野球、巨人の選手が野球賭博を行っていた問題に触れJリーグは「toto」や「BIG」と呼ばれるスポーツ振興くじの対象となっていて、その収益はほかのスポーツ団体への助成金やスポーツ施設の建設費用に充てられていることを強調しました。 そのうえで、「Jリーグで同じような問題があれば、スポーツ界全体の根底を揺るがす大きな問題になる。一人一人の自覚が必要だ」と述べ、改めて注意を喚起しました。 Jリーグによりますと、Jリーグを対象としたくじは、海外の非合法なものも含め、およそ450種類あるということで、Jリーグは、F
退場を命じられ顔を覆う選手。ブラジル・サンパウロでの試合で(2009年3月3日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Mauricio Lima 【10月7日 AFP】現役のプロサッカー選手の3分の1以上が、うつ病や不安の問題に悩まされていることが、国際プロサッカー選手会(FIFPro)が6日に発表した調査で明らかになった。 FIFProの医務部長であるVincent Gouttebarge博士が率いた同調査によると、対象となった現役選手607人中の38%、引退選手219人中の35%が、質問を受ける前の4週間にうつ病の症候や不安があったことを報告している。 調査ではまた、重傷とうつ病との相関関係が存在する証拠も示された。大きなけがを3回以上経験したことのある選手には、精神衛生上の問題を通常の2~4倍多く報告する傾向がみられた。 同調査は、ベルギー、チリ、フィンランド、フランス、日本、
カネカはこのほど、菊花ポリフェノールを含有する菊花抽出物が、食事による尿酸値上昇を抑えるという研究成果が国際的学術雑誌「NUTRAfoods」に掲載されたことを明らかにした。 プリン体の過剰摂取や過度の運動・ストレスは、尿酸値を上昇させ、高尿酸血症や痛風の発症リスクを高めることが明らかになっている。尿酸値の高い状態が続くと、激しい痛みを伴う痛風発作を生じたり、腎臓病やその他の病気を引き起こしたりするリスクが高まるとされている。 一般的に、30歳以上の日本人男性の30%が尿酸値が高めの状態にあると言われており(※)、さまざまな病気のリスクを避けるためには、日々の生活の中で尿酸値の上昇を抑えることが非常に重要となる。 今回の研究では、尿酸値が高め(5.5mg/dL以上8.0mg/dL以下)の成人男性を対象に、プリン体を多く含む食事と同時に、菊花ポリフェノールを含む食品(菊花ポリフェノール食)も
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