インタビュー 【特別対談】「人生に必要なことはすべてサッカーで学べる!?かもしれない」〜木村元彦氏に訊く(第1回) Tweet 2013年02月20日08:18 Category:インタビュー刈部謙一 Jビレッジから日本を考える その1 刈部:日本には「一芸に秀でたものは……」のように一つのことをからいろいろなことを学べるという考え方があります。だったら、サッカーで人生に必要なことは学べることも可能だと思うので、サッカーから横断的にさまざまなことをドキュメントしているジャーナリスト木村元彦さんに登場いただき、サッカー界と社会の距離を考えてみたいと思います。 ジャーナリストである木村さんがサッカーを通じて、ものを表現しようということになったきっかけはなんですか。 木村:サッカーそのものは、おやじフットサルですが、やるのも好きですし、見るのも好きです。サッカーを通じて取材を最初にしようと思った
コラム 【寺野典子コラム】”世界”への意識が生まれるーW杯最終予選 Tweet 2012年06月15日10:30 Category:コラム寺野典子 [Daniel Munoz / Reuters] 「1点をとったあとの戦い方が大事。もっとボールを回して、時間を使うとか、アウェイの戦い方を一人ひとりが考えなくちゃいけない」 オーストラリア戦後の取材でそんな風に語り、遠藤は少し憮然とした表情でバスへ乗り込んだ。 ワールドカップブラジル大会アジア最終予選。くじ運にも恵まれた日本はホームで戦った2連戦を経て、初めてのアウェイ戦をオーストラリア・ブリスベンで迎えた。 快勝、大勝と勢いに乗る日本だったが、やはりオーストラリアのロングボールには苦しめられた。ジリジリとDFラインが押し込まれる。セカンドボールの処理に対して高い意識を持って挑んだ選手たちだったが、ボールを奪ってもそこから攻撃に転じる際、長い
コラム 【寺野典子コラム】宇佐美と大津、それぞれの現在 Tweet 2012年02月28日19:25 Category:コラム寺野典子 ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘン対シャルケの1戦でも、宇佐美はベンチに入ることもなかった。 「やっぱりあのことが尾を引いているのかもしれない」 現地の日本人通信員たちの間である懸念が持ち上がっている。 2月上旬、ドイツの新聞にある記事が掲載されたが、その中で、宇佐美は来シーズンについて「正直に言うと(バイエルンに)残りたくない。もっと出場できて、大事な役割を任されるチームがあればそこへ移籍したい」と語っている。 昨年夏にバイエルンへ期限付き契約で加入した宇佐美には、買い取りのオプションがついており、バイエルンは1月31日までに買い取るかどうかの意思表示をしなければならなかった。宇佐美に取材した記者によれば、1月25日くらいの段階では、バイエルンは、
インタビュー 【特別対談後編】潔白だった我那覇、病状口外を望まなかったオシム――、総括と反省なきJリーグ Tweet 2012年03月20日10:25 Category:インタビュー刈部謙一 『悪者見参』(集英社)、『オシムの言葉』(集英社インターナショナル)などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末『争うは本意ならねど』(集英社インターナショナル)を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。木村氏がこの本を通して伝えたいこと、伝えなければならないこととは何か。スペシャルインタビューの後編をお届けする。前編はこちら (聞き手 刈部謙一) 刈部 この事件は、サンケイスポーツの記者が、正当な行為であるはずの点滴治療をよく理解せずに「にんにく注射」と書いてしまったことが発端でした。本書の中でその誤報を追求すべき
インタビュー 【特別対談前編】完全なる冤罪、我那覇和樹のドーピング事件とは何だったのか? Tweet 2012年03月09日12:50 Category:インタビュー刈部謙一 『悪者見参』(集英社)、『オシムの言葉』(集英社インターナショナル)などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末『争うは本意ならねど』(集英社インターナショナル)を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。我那覇はドーピング違反者ではなく、完全なる冤罪、100%のシロであった。実は無実と分かっていながらにんにく注射に対する嫌悪感から見せしめに冤罪をでっち上げたのではないかとチームドクターに指摘されているのは、サッカー協会の医学委員長であった。JADA(日本アンチドーピング機構)やWADA(国際アンチドーピング機構)からも我那覇は潔白だ
ニュース FIFA世界最優秀選手賞発表、メッシ3年連続、澤は初受賞 Tweet 2012年01月10日06:49 Category:ニュースその他 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2011年のFIFAバロンドール賞を受賞、3年連続で世界最優秀選手に選ばれた。 9日にチューリッヒで行われた授賞式で、同じく三度受賞している元ブラジル代表FWロナウドから賞を渡されたメッシは、「ものすごい喜びだ。三度もこの賞をもらえるなんて光栄です」とコメントした。 女子最優秀選手賞はこれまで5年連続受賞のブラジル代表のマルタを退けて、日本代表の澤穂希が初受賞、最優秀男子サッカー監督賞はバルセロナのペップ・グアルディオラ監督、最優秀女子サッカー監督賞は日本代表の佐々木則夫監督が受賞した。FIFAフェアプレー賞を日本サッカー協会が受賞した。 また、2011年の”ドリームチーム”には、イケル・カシー
コラム 【役に立たないコラム】どこまで続く柏の夢舞台 Tweet 2011年12月12日17:47 Category:コラム刈部謙一 柏ががんばった。ことに、GKの菅野の奮闘はまさに柏サポーターだけでなく、日本中のサッカーファンを熱くしたのは間違いない。その活躍ぶりと歓喜を新聞休刊日で宅配のスポーツ新聞で共有できないのは、ちょっと惜しかったけど。 菅野とは横浜FC時代からの顔見知りで、スタジアムで会うと、きちんと挨拶してくれるし、コメントもしっかりと答えてくれる。いつかは代表へという思いもあって、横浜FCから柏へと移籍した。そのかいあってか、代表のキャンプまで呼ばれるようになった。その直後に会ったときは本当に嬉しそうだったが、残念ながら、定着までは行かなかった。でも、今回の大会でもう一度がんばりを見せたらどうなるか判りませんよという気がする。横浜FC時代の高木琢也監督も彼のことは非常に高く
ニュース 【石井紘人コラム】北嶋の活躍に見るベテランの重要度 Tweet 2011年07月25日11:34 Category:ニュース石井紘人 「できればスコールズのように引退したい」 全盛期より衰え、若手が台頭し、スターティングメンバーから外れることがあろうとも、黄金時代を築いたスコールズをクラブは移籍させることはなかった。ラウールのようにポジションを奪われ、現役を続けるための交渉の末、移籍する選手もいるが、世界にはクラブを愛し、クラブに愛されてきた選手が数多く存在するのだ。 しかし、こと日本においては、数えるほどしかいない。 福田正博、澤登正朗、本田泰人、松波正信などいることはいるのだが、たとえば秋田豊はその夢が叶わなかったし、松田直樹に至っては“生涯・横浜FM”を常日頃公言してきたのにもかかわらず移籍を余儀なくされてしまった。彼らが一様に言うのは「Jリーグはベテランに冷たすぎる」とい
コラム 【Jリーグ通信】柏の試合で見たいもの、酒井。 Tweet 2011年07月19日13:02 Category:コラムJリーグ マンチェスター・ユナイテッドに所属していた当時のデイヴッド・ベッカムはそのクロスボールから幾多のゴールを演出した。彼が左手を振りかぶってモーションに入るたびにサポーターは固唾をのんで見守った。綺麗な放物線を描いたボールの行く末は必ずやゴールゲッターの頭もしくはその身体のどこかへ飛んで行き、その数秒後には歓喜のパフォーマンスをするトリニダード人やノルウェー人やオランダ人FWがいた。シーズン毎に中で合わせるストライカーや自身のヘアスタイルは代わっていったが、そのクロスの質だけは一級品のままだった。 酒井宏樹、今季の柏でレギュラーの座を勝ち取った右サイドバックは、縦のコンビを組むレアンドロドミンゲスと柏の攻撃を牽引し、Jリーグでの好調ぶりが認められ五輪代表でも攻守
日本代表 FIFA技術委員、なでしこジャパンを大絶賛 Tweet 2011年07月16日08:21 Category:日本代表ニュース 17日(日本時間18日早朝)にW杯決勝を戦うなでしこジャパンだが、欧米のメディアでは、なでしこという可憐な名前にもかかわらず、ドイツやスウェーデンを倒しす力強いプレーを見せたと、評価がうなぎのぼりだ。 そして元アメリカ代表監督で今大会のFIFA技術研究グループの一員であるエイプリル・ヘインリックスさんも、スウェーデン戦後になでしこへの賞賛の言葉を惜しまず、バルセロナと比較されるのももっともなことだと話した。 「選手全員がボール扱いに優れ、両足もうまい。動きは読みにくいし、ボールから離れ、またそれを受けようといい動きをしているし、とても自信を持ってやっている。そしてお互いのためにプレーしている。こんなに刺激的な日本チームは初めて見た」 「彼女たちのスタイルは
コラム 【セルジオ越後コラム】さあ、金メダルを取りにいこう Tweet 2011年07月15日11:04 Category:コラムセルジオ越後 なでしこジャパンがスウェーデンに3−1で勝利し、初のファイナル進出を決めた。この一勝は、歴史的なものだ。 今、なでしこジャパンにはツキがある。細かいことをいえば、ドイツ戦では開始早々に相手選手が一人負傷交代し、スウェーデン戦では直前の練習でキャプテンが負傷してスタメンから外れた。それらは試合の中のほんの一要素に過ぎないけど、なでしこジャパンにいい流れがきていることは間違いないね。 スウェーデン戦は、ドイツ戦のときと違い、戦い方の姿勢もよかった。ドイツ戦は守りを意識し、少ないチャンスをものにしようというものだったけど、スウェーデン戦では積極的に自分たちのサッカーを貫こうとした。それが結果的に、相手の足を止め、後半の終盤はドリブルで好きなように抜くこと
コラム 伊野波謎のポジショニング、長友「あれ? 伊野波君? マジ二度見しちゃった(笑)」 Tweet 2011年01月22日10:59 Category:コラム日本代表 ●長友佑都 「こういう展開を予想していました。アウェイだし、カタールも力を持っていますからね。そんな簡単に勝てる相手ではないと思いました。相手の12番、本当に早いですね。それでも結構読めましたけど、ちょっと触るだけでファウルを取られるので大変でした。アジアカップはちょっと触るだけでファウルを取られるのでプレーしにくいですね。ヨーロッパの感じとは差がありすぎて難しいです。香川選手とは話をしてコミュニケーションを取っているので、ここにきてかみ合ってよくなってきていると思います。 とにかく勝ってよかったです。今は10人になっても気持ちがぶれなくて、絶対勝つんだと思いながらプレーしているのがこういう結果に結びついていると思います。
その他 リトルなでしこ横山、メッシと賞争い【動画リンクあり】 Tweet 2010年11月17日08:54 Category:その他ニュース リトルなでしこ(U-17女子日本代表)のFW横山久美が、リオネル・メッシやアルイェン・ロッベンらと、FIFAの年間最優秀ゴール賞を争っていることがわかった。 FIFAが16日に発表した最優勝ゴール候補10ゴールのなかに、U-17ワールドカップ準決勝の北朝鮮戦で決めたゴールが選ばれた。マラドーナの伝説の「5人抜きゴール」を彷彿とさせると話題になったものだ。 横山はこの試合70分にドリブルで6人の敵を交わすと、ゴール隅にチームの3点目を決めている。リトルなでしこが準優勝したこの大会で、横山はブロンズシュー賞(得点ランク3位)とシルバーボール賞(MVPランク2位)を受賞した。 ほかにもスウェーデン2部のハマビューでプレーするリヌス・ハレニウスのゴールや、北
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