十勝のバイオマス利用促進に向けた方策を考える「環境フロンティアとかち地域バイオマス資源価値見える化事業報告セミナー」が3日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。バイオマス利活用の推進を目指す管内関係者から、国の十勝バイオマス産業都市構想認定による利活用拡大を期待する声が出た一方、北電による大規模バイオマス発電の出力抑制要請に不安の声も上がった。 セミナーは道の同事業を委託した北海道バイオマスリサーチ(帯広市、菊池貞雄社長)の主催。企業経営者や金融機関など約120人が参加した。東大の森田茂紀教授による講演会と、パネルディスカッションが行われた。 バイオマス利活用に取り組む企業や農業者が参加したパネルディスカッションでは、地域内でのバイオマス産業づくり、消費者や利用者とのネットワーク構築について事例を紹介した。 利活用拡大へ向けた前向きな発言があった一方、北電のバイオマス発電の受け入れが太
永光建設(帯広市、村上三男社長)は24日、帯広市内愛国地区でメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を建設することを明らかにした。発電量は2メガを超える2016キロワットを計画、早ければ9月の稼働を目指す。事業費は約10億円。電気の全量買い取りを電力会社に義務付ける法整備を受けて、新規事業として企画した。管内でメガソーラー事業を具体化したのは初めて。 建設予定地は愛国町基線22で、私有地を既に取得している。約5ヘクタールに太陽光パネル9600枚を並べる。蓄電池も備え、安定的な電力供給を行う。北電など関係機関との調整が順調に進めば、5〜6月にも着工する。 パネルの施工は道内で設置経験が豊富な北海電気工事(札幌市)が担当し、基礎部分などは自社で行う。 同社は公共事業の減少などを受けて、新規事業を検討。「再生エネルギー特別措置法案」の成立(昨年8月)や、日照時間の長い十勝の気象条件を考慮し、メ
幕別町忠類晩成地区で黒いキツネが見つかり、住民の通報を受け、現場を訪れた同町忠類総合支所の職員が写真に収めた。 発見場所は、ナウマンゾウ発掘跡地から200メートルほど市街地側に進んだ地点。6月30日午前、近くで草刈りをしていた作業員が「子グマがいる」と同支所に通報。職員が確認に訪れたところ、毛が黒く、尾の先だけが白い動物を見つけた。動物はそのまま姿を消したが、体長30センチほどで「顔の輪郭や耳、尾がキツネとよく似ていた」(同支所経済建設課)という。 帯広百年記念館は、毛皮が重宝される「銀ギツネ」と推測。ここ10年ほどの間に、管内で数頭を見たことがあるという学芸員の池田亨嘉さんは「純粋な銀ギツネではなく、キタキツネとの雑種ではないか」。
中学世代サッカーのトップクラブが参戦するadidas CUP2011第26回日本クラブユースサッカー選手権(U−15)が8月15〜23日に帯広市と中札内村で開催されることになった。予定されていた福島県での開催が東日本大震災の影響で不可能となったため、代替開催地として十勝が選定された。同大会が道内で開催されるのは初。選手、スタッフだけで1000人以上の来勝が見込まれ、管内では過去最大規模のスポーツイベントとなる。 同大会は1997年からJヴィレッジ(福島県広野町、楢葉町)で開催されてきたが、同地は事故を起こした東京電力福島第1原発から約20キロと近く、現在は事故対応の後方拠点として使われていることから、主催する日本クラブユースサッカー連盟が代替開催地を探していた。 十勝地区サッカー協会(金澤耿会長)は3月末に同連盟から打診を受け、誘致を進めてきた。同連盟と日本サッカー協会が複数の候補地から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く