アメリカのIT企業、グーグルの研究グループが最新の人工知能を使った囲碁のコンピューターソフトを開発し、人間のプロ棋士に勝利したと発表しました。囲碁でコンピューターが人間のプロに勝つのは初めてです。 囲碁は、将棋やチェスと比べて打てる手の数が桁違いに多いことから計算が複雑で、コンピューターが人間のプロの実力に追いつくにはこの先、10年以上かかるとされてきました。 論文によりますとグループが開発した囲碁ソフト「AlphaGo」には膨大な可能性を計算して打ち手を探す従来の方法に加え、「ディープラーニング」と呼ばれるコンピューターがみずから学習する最新の技術が使われているということです。 そのうえで、碁石の位置データに基づいた戦況の見極めと、次に打つ手の選択を2種類の別々の人工知能を組み合わせて計算することで、より強い手を見つけ出す能力が格段に高まったということです。 グループによりますと、中国出
テーブルを囲んで行われる「テキサス・ホールデム(Texas hold'em)」。仏領コルシカ(Corsica)島で(2007年2月撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHAN AGOSTINI 【1月9日 AFP】プレーヤー2人に限定したポーカーの「テキサス・ホールデム(Texas hold'em)」で、理論上絶対に負けないコンピュータープログラムを開発したとする研究論文が、8日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 論文の主執筆者、カナダ・アルバータ大学(University of Alberta)のマイケル・ボーリング(Michael Bowling)氏はAFPの取材に、研究チームは2003年より「現在の超一流プレーヤーに負けない、またどんな戦略にも負けない、完璧なプレーヤーを作り出すこと」を目標に掲げてきたと語る。 研究チームは2008年、ポラリス(Polaris)と
将棋の現役のプロ棋士5人がコンピューターと対戦する「電王戦」が東京で始まり、初日の23日は8時間半の熱戦の末に現役プロ棋士が勝ち、コンピューターとの対戦での無敗を守りました。 東京・渋谷区の将棋会館で始まった第2回将棋電王戦は、23日から5週に渡って、現役のプロ棋士5人が、世界トップレベルの5つの将棋ソフトと対局します。 初日の23日は、阿部光瑠四段と、去年、コンピューター将棋の世界選手権で5位となった、将棋ソフト「習甦」(しゅうそ)とが対戦しました。 対局は午前10時に始まり、ソフトを開発したプログラマーの竹内章さんがコンピューターの指示どおり打つ攻めの一手を、阿部四段がうまくかわす形で熱戦が繰り広げられました。 終盤は、逆に阿部四段が攻めて、開始からおよそ8時間半が経過した午後6時半すぎ、コンピューターが投了し、阿部四段が勝ちました。 プロ棋士とコンピューターとの対局では、平成15年に
米Atari(Atari Inc.)は1月21日(現地時間)、3つの系列会社とともに米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の適用を申請したと発表した。経営不振で構造的な赤字を抱える親会社、仏Atari S.A.(旧Infogrames)から独立し、デジタル/モバイルゲーム分野での成長を目指す。 同社は向こう90~120日間に“米国民の90%に親しまれている”企業ロゴや「Pong」や「Asteroids」などの人気ゲームタイトルを含むほぼすべての資産を売却する。 1972年にノーラン・ブッシュネル氏が創業したAtariは、アーケードゲームのパイオニアとして知られる。1984年の分裂の後、数社の手にわたり、2000年に現在の親会社に1億ドルで買収された。 最近はiOSおよびAndroid向けのゲームアプリに注力しており、「Outlaw」「Breakout」「Asteroids Gunner」
現実社会におけるプロスポーツ選手は、フィールド(またはコートやコース)に立っている時と同じくらい有能(幸運)であるとは限らない。 NBAやNFLの選手のうち60~80%は引退後5年以内に破産するという調査結果もある。元NBAのAllen Iverson選手や元NFLのMark Brunell選手などの有名人も、大きな経済的問題を抱えていたことがある。 今回、Boston Red Soxの元投手Curt Schilling氏が、自身が設立したビデオゲーム会社38 Studiosの破産で「一文無しになった」ことを明らかにした。 ESPNの報道によると、Schilling氏はボストンでWEEI-FMラジオに出演し、「野球選手時代に築いた貯蓄は全てなくなったと思う」と語った。 これまでに5000万ドルを超える個人資産を38 Studiosにつぎ込んだという。 Schilling氏は、人気オンライン
「コモドール64」を1982年に発売し、一世を風靡した米Commodore Internationalの創業者、ジャック・トラミエル氏が4月8日(現地時間)に83歳で亡くなったと、米Forbesが報じた。 1928年にポーランドのユダヤ人家庭に生まれたトラミエル氏は、第二次大戦後の1947年に米国に移民し、タイプライターの修理事業に従事した。1955年にカナダでタイプライターメーカーCommodore Business Machinesを創業し、1962年に米国で株式公開。日本製タイプライターに市場を奪われる中、事業を計算機にシフトしていき、1982年に“世界で最も売れたパーソナルコンピュータ”である「Commodore 64」を発売した。
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