自身の闘病経験を生かすために最初に始めたのは、経験をホームページで公開することだった。足跡を残すことが、後に続く患者の参考になると考えた。ホームページの掲示板を通じて、当時設立された悪性リンパ腫患者会に誘われた。100人近い患者や家族が参加していた。こんなにも同じ病と向き合う仲間がいるのか。皆の話をただ聴いているだけで、涙が止まらなくなった。会の運営メンバーに加わった。会で進めた活動の一つは、

自身の闘病経験を生かすために最初に始めたのは、経験をホームページで公開することだった。足跡を残すことが、後に続く患者の参考になると考えた。ホームページの掲示板を通じて、当時設立された悪性リンパ腫患者会に誘われた。100人近い患者や家族が参加していた。こんなにも同じ病と向き合う仲間がいるのか。皆の話をただ聴いているだけで、涙が止まらなくなった。会の運営メンバーに加わった。会で進めた活動の一つは、
お知らせ ・高次脳機能障害者支援情報マップ内の「雇用保険延長手続き」の内容に一部誤りがありました。正確な内容についてはハローワークに直接お問い合わせください。(2021.4.9) ・各市町村の窓口に関しては掲載しておりませんので、お住いの市町村に直接お問い合わせください。(2023.3) ・各機関問合せ窓口へのリンクが切れている場合がございます。「このページは見つかりません・URLが存在しません」等と表示されましたら、お手数ですが各種検索サイトから探索ください。(2023.12) ・千葉県内の支援機関リストは、こちらからご覧ください。(2023.10) 【情報マップ更新 2023.3】※2021~2022年度にかけて確認したものを掲載しています 高次脳機能障害の当事者・ご家族の方々等に向けて、ライフステージに応じた様々な社会資源情報を「情報マップ」として整理しました。 皆様の知りたい内容に
田中さんは、日本ではむしろ薬局などで買える市販薬の乱用の方が圧倒的に多いのに、なぜ「麻薬」と違法薬物だけを強調するのか問題視している。 また、海外ではむしろ末端の使用者の少量の自己使用は非犯罪化して、健康被害を減らす対策に力を入れ、薬物を売買する組織の摘発が重視されている。 一方、日本のキャンペーンでは個人の使用摘発や防止啓発に力を入れていることを指摘。 「不正取引に目を光らせるべきなのに、キャンペーンの名前からも抜け落ちている」と批判した。 さらに、元々国連が提唱したのは「Yes To Life, No To Drugs(人生にイエスと言い、薬物にはノーと言おう」だったにも関わらず、厚労省は前半をカットし、後半部分を抜き出して使用者の糾弾を強調しているとして、こう述べている。 「今年の国連のキャンペーンのテーマは『Better Knowledge for Better Care』です。直
がん患者や家族らがいつでも立ち寄れ、相談支援を受けられる「マギーズセンター」。発祥の地の英国や日本、香港などに約二十カ所あり、病院と家との間の「第二のわが家」と位置づけられている。その建築と庭に焦点を当てた企画展が、東京都江東区新砂の「ギャラリー エー クワッド」で開かれ、緑豊かな中庭などが再現されている。 英国人造園家で乳がんと診断されたマギー・ジェンクスさんが、温かな雰囲気の中で気持ちを整理したり人と語り合ったりすることで、当事者らが自分の力を取り戻せる場が必要と考えた。一九九六年に第一号がオープン。日本では二〇一六年、寄付金を基に同区豊洲に「マギーズ東京」ができ、延べ約二万二千人が訪れている。 展示では各センターの外観や内部をパネルとスライドで紹介。部屋の広さや庭があることなど共通の建築要件があり、ギャラリーの岡部三知代副館長は「世界的建築家が無償で協力し、外観はそれぞれ奇抜なものも
石田雅男さんの幼少期の写真を示しながら講話する長島愛生園歴史館の田村朋久さん(右)=岡山県瀬戸内市の長島愛生園で2020年2月12日午後1時45分、戸田紗友莉撮影 国立ハンセン病療養所「長島愛生園」(岡山県瀬戸内市)で、語り部の入所者に代わってハンセン病の歴史や入所者の体験を学芸員が話す「継承講話」の取り組みが始まっている。2月中旬に始まった後は新型コロナウイルスの影響で講話の機会が激減しているが、入所者の高齢化が進む中で全国でも珍しい取り組みで、担当する学芸員は「入所者の多くは話を継ぐ家族がいないので、より危機感がある。入所者の思いを最大限生かしていきたい」と話している。 2月中旬、同県真庭市からの来園者20人を前に、長島愛生園歴史館の学芸員、田村朋久さん(43)が初めての継承講話を披露した。取り上げたのは、入所者自治会事務局長の石田雅男さん(83)の経験談。2019年12月ごろから田村
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本臨床腫瘍学会は、がん患者の感染リスクや治療の進め方などについてまとめたQ&Aをウェブサイト(https://www.jsmo.or.jp/general/coronavirus-information/qa.html)で公開した。米国では感染者増加に伴い治療を延期するケースも出ているが、同学会の石岡千加史理事長は「治療が遅れることで命に関わる場合もあるので、自己判断せず主治医と相談してほしい」としている。 抗がん剤投与などの化学療法を受けている患者は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクが高いとされている。抗がん剤によって免疫が抑えられ、侵入してきたウイルスなど異物を攻撃するリンパ球が減っているためだ。新型コロナウイルスを巡っては各地で院内感染が相次いでおり、患者の間には治療を継続できるか心配する声もある。
新型コロナウイルスの感染拡大傾向が顕著な東京都内で、30代以下の感染が目立つとして、都が警戒感を強めている。若い人は比較的症状が出づらく、知らぬ間に高齢者や持病のある人にうつしてしまうリスクが高いた…
三つの難病と闘いながら岐阜県のご当地タレント・モデルとして活動する塚本明里さん(30)が、外見では分かりにくい障害や病気があることを知らせる「ヘルプマーク」の啓発活動に尽力している。「みんなで力を合…
撮影した状況や写真に込めたメッセージを説明する吉岡さん(奥)=奈良市の奈良親子レスパイトハウスで、稲生陽撮影 2010年に東大寺境内に開設された難病や障害のある子とその家族向けの短期保養施設「奈良親子レスパイトハウス」(奈良市雑司町)で、これまでの活動を振り返る写真展「善き友との10年」が始まった。生命維持装置に囲まれながらも笑顔を見せる子供や家族、ボランティアらの和やかな雰囲気をとらえた写真など約50点が展示されている。 ハウスは世界で初めて子供ホスピスの取り組みを始めた英国人シスターらが09年に来日したことをきっかけに、東大寺福祉療育病院長で小児科医の富和清隆さん(70)らが翌年開設。境内の元職員宿舎を活用し、親子が家事から解放されて互いに向き合うことのできる「親子レスパイト」の専用施設とした。富和さんは「シスターの『深く生きる』という言葉が原点。たとえ短い人生であっても、この家族に生
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