【3月17日 AFP】昨年、米ミシシッピ州から出身地のカリフォルニア州に引っ越したドミニク・ウォーカー(Dominique Walker)さん(34)。幼い子ども2人を育てながら看護の学位を取得する計画だった。 だがウォーカーさんが他の母子家族らと行き着いたのは、ホームレスに注目を集める大胆な抗議行動のために、不法占拠者として暮らすことだった。そして今日、ウォーカーさんは米国内で最も裕福な州の一つ、カリフォルニア州でかつてない規模の住宅危機を象徴する存在となっている。 ウォーカーさんは昨年4月に家庭内暴力を逃れ、サンフランシスコの東約20キロのオークランド(Oakland)に引っ越してきた。初めは親類宅やホテルに泊まって住む家を探していた。だがすぐに、ベイエリア(Bay Area)のとてつもなく高い家賃を払うことはできないと気付いた。 「援助プログラムはあるけれど、どれも解決にはならなかっ
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