多くのテキストエディタには、プログラミング言語、スクリプト言語、マークアップ言語などの構文に基づいて、文字に色を付ける機能がある。 Emacsでは「font-lock」という機能によってこれを実現しているが、有効にするための設定を記述しないと使えない。 メジャーモードと色分け 編集する対象となるファイルの種類によって、Emacsは動作モード(メジャーモード)を変更し*1、編集しているファイルの種類に関連する機能が使えるようになったり、その種類の文法に基づいた色分けを行ったりする。その色分けをするために、font-lockを有効にしておく必要がある。 色分け機能の有効化 以下の設定を${HOME}/.emacsに記述する。文字装飾の方式は幾つかあるのだが、バージョン21以降では「jit-lock-mode」を指定しておくのが良い。 ファイル名: ~/.emacs ;;; 色分けの設定 (gl