CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
皆さんはPythonの強みを最大限に発揮できているでしょうか。翔泳社から発売した『Pythonトリック』は、その強みの数々をTIPS集としてまとめた1冊です。今回は本書から、コードのエラーを自動的に検出しプログラムの信頼性を高められる機能「アサーション」について抜粋して紹介します。 本記事は『Pythonトリック』の「CHAPTER 2 よりクリーンなPythonのためのパターン」から抜粋したものです。掲載にあたり一部を編集しています。 2.1 アサーションによる安全対策 本当に役立つ言語の機能が案外に注目されないことがあります。どういうわけか、これに該当するのがPythonの組み込みのassert文です。 ここでは、Pythonでのアサーションの使い方をざっと紹介します。アサーションを使ってPythonプログラムでエラーを自動的に検出する方法がわかるでしょう。このようにすると、プログラム
Java 10の主な変更点 Java 10では主に以下の変更が行われています。 ローカル変数時のvarを用いた型推論 Optionalクラス・コレクションクラスなどのAPI変更 ガベージコレクションに対する改善とインターフェースの提供 アプリケーションクラスも含めたクラスデータ共有(CDS) ルート証明書の提供(OpenJDK) Docker環境下での改善 javahコマンドの廃止 JavaベースのJITコンパイラ バージョン表記方法の変更 OpenJDKとOracleJDKの違いにより、細かい差異は他にも多少あります。ただし、Oracleからの無償版JDKの提供はこのJava 10で終了するので、Java 11以降、多くの開発者がOpenJDKを利用することになると思われます。 そのため、今までOracleJDKでは標準で提供されていた機能がOpenJDKに統合される流れになっています。
Evernoteは直感的な操作でクラウド上に情報を蓄積できるサービスです。本記事ではEvernoteが公開しているAPIをPythonから利用し、APIの基本機能を確認していきます。また、Evernote APIの活用方法として、ノートの内容からタグを付与する、簡易なプログラムの作成方法を紹介します。 はじめに Evernoteはクラウド上にあらゆる情報を記録できる便利なサービスです。筆者も技術情報から日常生活におけるちょっとした備忘録まで、さまざまな情報をストックするのに活用しています。EvernoteはAPIを公開しているので、Evernoteを活用したアプリケーションや、自分専用のツールを作るとその便利さがさらに広がっていきます。 本記事ではEvernote APIをPythonから利用する方法を解説し、ノートの内容からタグを付与する簡易なプログラムを作成していきます。 対象読者 P
はじめに RIA(Rich Internet Application)という言葉が登場して既に数年が経過しました。「よりリッチなGUIによるWebアプリケーションの開発」という目標を掲げ、さまざまな陣営が新しい技術を世に送り出しました。Javaの世界でも、「JavaFX」などの新技術が生まれたのは記憶に新しいところです。 が、こうした新しい技術というのは、一朝一夕に広まるものではありません。JavaFXにしろSilverlightにしろAdobe AIRにしろ、思ったよりも苦戦しているように見えるのは、やはり「新技術が浸透するにはそれなりの時間が必要だ」ということなのでしょう。ならば発想を転換し、「既に普及している旧(?)技術を使って、最も新しいRIAという技術を構築」したら意外に誰もがすんなりと受け入れるのではないでしょうか。 今回取り上げる「Apache Pivot」(以降、Pivot
はじめに Visual Basicが独自のクラスを作成して使えるように、Officeに搭載されているVBAでも独自のクラスをプロジェクトに組み込むことができます。作成したクラスは、各Officeアプリケーションで「インポート」「エクスポート」ができるため、汎用性のあるクラスを1つ作成すれば他のアプリケーションのVBAでも利用できるようになります。 そこで、本稿ではExcel 2003で利用できるクラスを作成しながら、VBAでクラスを作る方法を紹介します。 対象読者 Excel VBAを使ってマクロ(プログラム)を作ったことのある人、Visual Basicが使える人が対象です。 必要な環境 Excel 2000、2002、2003が使用できる環境。 クラスは便利 VBAでクラスを作成するメリットは、複雑な処理を1つのオブジェクトにまとめ、プロパティやメソッドを通じてその機能を呼び出したりパ
これまでのエンジニアを取り巻く状況 10年ほど前、エンジニアには「ホスト系」「オープン系」という区別がありました。誤解を恐れずに言うならば「ホスト系エンジニア」は「ホスト」と呼ばれる中央集権的な高級マシンを主にCOBOLで操るエンジニア、「オープン系エンジニア」はPerlやPHP、Ruby、Javaといったオープンな枠組みで、Webに強い言語を使ったシステムをインターネット関連技術を用いて構築するエンジニアです。CodeZineをご覧の多くは後者である「オープン系」のエンジニアに当たるのではないでしょうか。 決まった処理をコンピュータに任せることで業務の効率化を図るという目的はホスト系もオープン系も同じです。要件定義、仕様策定し、実装・テストをして運用にあたるという大まかな流れも同じです。 決定的に違うのはアーキテクチャの選択幅ではないでしょうか。ホスト系はマシンを提供しているベンダーのド
イベント駆動型のプログラムをきれいに作る JavaScriptのプログラムは、イベント駆動型で非同期な構造が基本となります。他のプログラミング言語で一般的な「同期型」の関数では、例えばネットワーク経由でデータを読み込む場合、データを読み込む関数を実行するとその読み込みが完了するまでプログラムの実行は止まったままになります。 それに対して、「非同期型」の関数を使うとデータの読み込みが完了するまで他の処理を実行でき、読み込みが完了した後で特定の関数を呼び出してもらうことができます。身近な例に例えると、メールを送信して相手からの返信が来るまで何もせずに待つのが同期型関数だとすれば、非同期型関数は返信を待つ間に他の仕事をこなすことができます。 Webアプリケーションはネットワーク通信部分に最も時間がかかる場合が多いため、その待ち時間に他の処理をこなせば、ただ待っているよりも遥かに効率よく多くの処理
米Microsoftは15日、Office 97以降で使われているバイナリファイル形式の文書仕様を公開した。「Microsoft Open Specification Promise」(OSP)プログラムの下で使用できる。 公開されたのは拡張子が「.doc」「.xls」「.ppt」となるOffice製品のバイナリファイル仕様。これらのバイナリファイルはOffice 97より採用され、Office 2003まで基本的な保存形式となっている。最新版のOffice 2007からはデフォルト保存形式が「Office Open XML」(.docx、.xlsx、.pptx)となっているが、バイナリ形式での保存もできるようになっている。 MicrosoftのWebサイトでは「Word 97-2007バイナリファイルフォーマット」(.doc)、「Excel 97-2007バイナリファイルフォーマット」(
株式会社翔泳社は、同社が毎年2月に開催している開発者向けカンファレンス「Developers Summit(以下、デブサミ)」の10周年を記念し、書籍『100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊』を2月21日より発売開始する。現在、SEShopにて予約を受け付けている。 同書では、過去デブサミに登壇した開発者を中心としたIT業界に関わる100名の執筆陣が、ソフトウェア技術者に贈りたい書籍を選定、その内容を紹介する。価格は1,890円(A5判/216ページ、税込)。2月16、17日に行われる「Developers Summit 2012」会場内にて、先行発売される予定だ。 執筆した100名、およびテーマは以下の通り(敬称略)。 執筆陣/テーマ一覧 あんざいゆきがアウトプットが求められる時代にいきる開発者さんへ贈りたい1冊 西脇資哲がコンピューターと真剣に向き合うエンジ
はじめに 各地でTDD Boot Camp(TDDBC)が開催されるようになり、このところTDD(テスト駆動開発)が注目を浴びています。ただ、自分でも試してみようと思った時に目につく書籍や記事などは、Java、Ruby、PHPといった、いわゆるオープンソース系の言語ばかり。.NET Framework(Windows)で開発の仕事をしているとTDDは関係ないんだろうか、…とさえ思えてくるかもしれません。 しかし、そんなことはありません。.NET FrameworkでのTDDに必須のユニットテストフレームワークとして有名なNUnitの最初のバージョンは、Visual Studio .NET 2002がリリースされる以前の2001年に公開されています。.NET Frameworkは、生まれたときからTDDと共にあると言っても過言ではないでしょう。 この記事では、TDDとTDDBCについて簡単に
2. 執筆者紹介(共通の質問項目) 2.1. 筆者プロフィール 須江 信洋(すえ のぶひろ)。エンタープライズJava関連のSIやプリセールスを経験し、2007年より日本アイ・ビー・エムにてWebSphereのプリセールスを担当。プライベートでは、SIの現場でGroovy関連の技術を活用する方法について日々試行錯誤している。JGGUG(Japan Grails/Groovy User Group)サポートスタッフ。JJUG(Japan Java User Group)幹事。 nsue@e-mail.ne.jp http://d.hatena.ne.jp/nobusue twitter:@nobusue facebook: http://www.facebook.com/profile.php?id=732337788 LinkedIn: http://www.linkedin.com/in
Domainを使ったバリデーション機能の拡張(2008/1/20) 複雑な入力チェックを実装したい場合、ドメインをカスタマイズすることにより簡単に入力チェックを実装することが出来ます。 CurlORB for java v0.6 リリースノート(2008/12/19) Curl ORB for javaとは、struts等のフレームワークではなく、CurlやJavaのフレームワークをシームレスに結合するための通信ツールです。Curl ORBを利用することで、CurlアプリケーションからPOJO(Plain Old Java Object)で作成されたjavaオブジェクトのメソッドをコールし、戻り値をCurlアプリケーションで受け取ることができます。また、サーバサイドのjavaクラスからCurlのソースコードを自動生成することも可能です。このツールを用いれば、Curlとサーバサイドjav
本サイトでは、編集部から発信する情報だけでなく、開発の分野、特にソースコードを中心とした実装に関するプログラミング全般についての記事を広く募集しています。 記事の内容によっては必ずしも必須ではないのですが、他の開発者との知識共有のためにもなるべくソースコードを伴った記事をご提供ください。 また、「記事」といっても商業雑誌に掲載されているような、それほどかっちりしたものを想定していただかなくても結構です。 開発者の「思いつき」みたいなもの、自分はこのようなことを現場でやっているが、他の人にも知ってもらえれば便利なのではないか? といった「アイデア」をどしどしアウトプットしていただければ結構です。 CodeZineの記事は一般の投稿であっても、それをそのまま公開するのではなく、すべて編集者という人間の手で編集されてから公開することになっています。 編集部が、記事の内容や主旨が広く意義のあるもの
はじめに いよいよGrailsを使ってみることにしましょう。Grailsはコマンドを使ってアプリケーションの骨格を作っていきます。基本的なコマンドの役割と、そして生成されるプログラムファイル類、それらがGrailsのアプリケーションでどのような役割を果たしているか、といった基本的な事柄について説明をしていきましょう。 対象読者 JSPを書くのは正直しんどい……と近頃感じる人。 Ruby on Railsスタイルの開発に興味があるという人。 MVCフレームワークをJavaで学びたい、という人。 Grailsの入手とインストール Grailsの記述言語「Groovy」の基本的な使い方については前回大体頭に入れることができました。今回は、いよいよGrailsに挑戦してみましょう。まずはGrailsを入手します。GrailsのWebサイトからダウンロードすることができます。 本稿執筆時点では、1.
Java仮想マシン上で動くオブジェクト指向+関数型言語として、Scala(スカラ)が最近注目を集めています。Scalaで構築されたWebアプリケーションフレームワークはいくつかありますが、 本連載ではその中で比較的歴史のある(といっても2年程度ですが) フレームワークである、Lift(リフト)を紹介したいと思います。 はじめに Java仮想マシン(以下JVM)上で動くオブジェクト指向+関数型言語として、Scala(スカラ)が最近注目を集めています。 Scalaで構築されたWebアプリケーションフレームワークはいくつかありますが、 本稿ではその中で比較的歴史のある(といっても2年程度ですが) フレームワークである、Lift(リフト)を紹介したいと思います。 対象読者 Javaは知っているが、Scalaも学んでみたいと思っている方 ScalaでのWebアプリケーション開発に興味がある方 必要な
しのぎを削る日本版twitterクローン 2009年に最もブレイクしたWebサービスは、やはり「twitter」だろう。2007年のSXSWでブレイクしたtwitterは、2009年6月のイラン大統領選後の騒動でRetweet(RT)とハッシュタグによる情報の拡散と集積の力を見せつけて、確実に次の段階に入ったことを感じさせた。もっとも、それが日本国内に入ってきたときにRTのパワーを感じさせた事件が「ヒウィッヒヒー」だったというのは彼我の違いを感じさせなくはないが、流行り物が好きなギークやマーケッターだけでなく、確実に一般ユーザーにも「つぶやき」が広まっていることを感じさせる1年だった。 それを受けて、12月に芸能人ブログの雄であるアメーバがミニブログ(twitterクローン)市場に本格的に参入した新規サービス「Amebaなう」は、この1年を象徴するようなサービスだと言えるだろう。Ameba
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