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2020年11月10日のブックマーク (14件)

  • 『デザイニング・プログラム』 もうひとつの解説|ARTICLES|The Graphic Design Review

    戦後の国際タイポグラフィ様式を代表するデザイナー、カール・ゲルストナー(1930–2017年)の主著『デザイニング・プログラム』(独語版1963年/英語版1964年)。同書は絵画的な造形理論や実践的な職能マニュアルから離れ、デザインをシステマティックな論理でとらえた点で画期的な著作だった。同書が示している視点は現代なお重要なものとして多くの読者を引き付け、2007年に改訂版、2019年にオリジナルの復刻版(ともにLas Müller Publishers刊)が刊行されている。 実のところ、『デザイニング・プログラム』はオリジナル版から時を置かずして日語訳(朝倉直巳訳、美術出版社、1966年)が刊行されていた。しかし、時代に埋もれるまま手に入りにくい状況が続き、その復刊を望む声はますます高まっていた。2020年10月、ついに同書の日語版が新訳で刊行された。同書をいま読むことの意義や刊行の

    『デザイニング・プログラム』 もうひとつの解説|ARTICLES|The Graphic Design Review
  • All About Post-Classical

    p*dis ではこれまで「ポスト・クラシカル」と呼ばれるジャンルのアーティストや作品を数多く紹介してきました。変わりゆく音楽シーンの流れのなかにおいて、ポスト・クラシカルというタームも少しずつ広く認知されはじめてきた感があるものの、メディアで取り上げることは少ないので、ここで改めてポスト・クラシカルについてまとめてみたいと思います。

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  • ポストクラシカルを広めたい|めとり

    [2020/8/21]Piano bookのリンクが変わっていたので変更、bandcampへのリンクを追加 [2020/9/03]作曲家の見出しを変更、Fabrizio Paterliniを追加、タワーレコードのリンクを追加 [2020/9/22]見出し「番外編」追加、Zero Project、その他単体曲追加 私はポストクラシカルというジャンルの音楽を好んで聞いています。そこまでメジャーなジャンルじゃないので、店に行ったり、関連商品を見たり、検索したりなどで地道に好きなアーティストを発掘していました。そこそこ溜まったので、せっかくだしその探し方や好きなアーティストの方をちょっとまとめてみようと思い立ったのがこの記事の経緯です。(あんまり同じジャンルが好きな知り合いがいないので、広めたいなという気持ちもちょこっとあります) 半分紹介記事ですが、半分備忘録です。好きな音楽の傾向が似ている方の

    ポストクラシカルを広めたい|めとり
  • 間違えにくく、読みやすく、そして、美しい文字「UD明朝体」が提案する、これからのライフスタイル | フォント・書体の開発及び販売 | ダイナコムウェア株式会社

    紙媒体からデジタルデバイスまで多様化する社会で、文字の役割が高まる中、ダイナフォント2020年の新書体としてリリースされたUD明朝体。 その使用感やUDフォントに求められるものを、多摩美術大学教授・永原康史先生にお伺いしました。 また、UD明朝体についての解説を永原先生とともにダイナコムウェア書体デザイナー・新海真司が担当させていただきました。 誰もが間違えずに読めるUDフォントの重要性 Webやデジタルデバイスの普及により、文字を読む場面は多様化し、読む側の意識、ひいては社会が変化していく中、ユニバーサルデザインに基づいた文字デザインである「UDフォント」について、多摩美術大学情報デザイン学科教授の永原康史先生にお話を伺いました。 「これまで紙媒体だったものがデジタル化されていき、多くの人がデジタルメディアに触れる機会が増えていくに従って、UDフォントのように多くの人へ向けたフォントの需

    間違えにくく、読みやすく、そして、美しい文字「UD明朝体」が提案する、これからのライフスタイル | フォント・書体の開発及び販売 | ダイナコムウェア株式会社
  • マイナージャンル小説が生き残るための試案 - 水城正太郎の道楽生活

    現在の小説業界の問題 以前から小説の売り上げの問題は様々に議論されてきました。これはライトノベルやWEB小説に限らず、小説、あるいは出版会全体の問題と受け止められていますが、一文で示せば「小説が金にならない」。これに尽きると思います。 この日記で書いてきた種々の問題も、売り上げの不足から派生したものに過ぎません。作家のSNSをどう扱うかや、ジャンル分類、コニュニティ維持等の問題も根的には全コンテンツが売れていれば解決するものと考えられます。 売れれば解決するというのは乱暴かと思われるでしょうが、過去の極端な例としては文学不良債権論争、というものがありました。要約すれば「純文学、文芸誌は単体で赤字であり漫画の利益で補填されている」という指摘があり、紛糾したのです。単体で売り上げが足りない小説は維持されるべきなのか? 継続すべきならばどうやって? という問題は昔から根深く、問題の中核にあった

    マイナージャンル小説が生き残るための試案 - 水城正太郎の道楽生活
  • 日本の古本屋 / 第22回 鈴木裕人さん 「龍膽寺雄」を掘り起こすひと

    ある日、見知らぬ人から一冊のが送られてきた。鈴木裕人『龍膽寺雄の』と題する同書はA5判・230ページで、龍膽寺雄の短篇と随筆に加えて、同時代に吉田謙吉とである龍膽寺魔子が書いた龍膽寺評、長男の橋詰光氏の回想などが収録されている。人の肖像や資料のカラー写真も入っている。表紙の絵を描いているのは、漫画家の山川直人さんだ。 龍膽寺雄(りゅうたんじ・ゆう、1901~92)は、1928年に雑誌『改造』の懸賞小説に『放浪時代』で入選。モダニズム文学の寵児となるが、いまではその作品は忘れられている。むしろ、サボテン研究家としてのほうが知られているだろう。私も名前を知っている程度だったが、今年、平凡社の「STANDARD BOOKS」で『龍膽寺雄 焼夷弾を浴びたシャボテン』が出て、ちょっと興味を持っていた。 『龍膽寺雄の』には鈴木氏による「龍膽寺雄の読み方・読まれ方」という文章があって、同時代の

  • ロビン・ティチアーティ指揮,スコットランド室内管のブラームスの交響曲全集

  • ヴェンツァーゴ指揮,タピオラ・シンフォニエッタのブラームスの交響曲&セレナード

  • 生誕110年記念 異才 辻晉堂の陶彫 美術館「えき」KYOTO|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    武骨。静かな主張 不要なものを全てそぎ落とし、硬く焼き締めた作品群は、静かな主張と迫力に満ちる。多くの作り手が「希有な人」「追いついた人も追い越せた人もいない」と評する存在。それが彫刻家、辻晉堂(しんどう)(1910~81年)だ。 辻は鳥取県生まれ。33年、日美術院展で力強い木彫作品を発表した。当初は具象彫刻だったが、次第に抽象に向かい、京都の登り窯で大型の陶彫(陶土で造形し焼成した彫刻)作品を制作、58年にはベネチア・ビエンナーレに出品するなど海外でも評価を得た。 やきものと彫刻の領域を横断する表現は同時代の陶芸家に影響を与え、京都市立美術大(現・芸術大)の教授として革新的な教育を行った。展は京都時代の作品を中心に紹介する。

    生誕110年記念 異才 辻晉堂の陶彫 美術館「えき」KYOTO|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
  • 農の原理の史的研究 藤原 辰史(著/文) - 創元社

    紹介 農業の工業化に引きずられるかのように、農学の工学化がとどまることのない今、果たして工学に従属しない「農学」はどのようにして存在可能なのか、という問いから書き起こす、今までにない農学思想書。「農主義」の提唱者にして我が国の代表的農学者である横井時敬を軸に、満洲移民政策に深く関与した橋傳左衛門、報徳思想に傾斜した転向農学者杉野忠夫、ナチス農業政策の満洲移植を試みた法学者川島武宜、公害病研究でも著名な反骨の農学者吉岡金市ら、極めて個性的な農に関わる思想と実践を限界と可能性の視点から詳述。中・東欧やロシア各国の農業政策と農学のなかに日の農を置き、旧来の農主義的疑似ロマン主義に流れることなく、医・・心・政・技を総合する、未来の農学を目指す史的試論。農学を原理的に塗り替えんとする意欲作。 目次 ■序章 科学はなぜ農業の死を夢見るのか 1 と農の死 2 北一輝の消化器消滅論 3 農学栄

    農の原理の史的研究 藤原 辰史(著/文) - 創元社
  • 史上最大の生物の大量絶滅の原因を特定 地下の炭化水素の高温燃焼が気候変動を起し大量絶滅を起こした|お知らせ|東北大学大学院理学研究科・理学部

    発表のポイント ● 「ペルム紀末の大量絶滅の原因は大規模火山噴火」を確かにした。 ● それは炭化水素の高温燃焼の証拠をとらえたことから言えた。 ● 炭化水素の高温燃焼は温室効果ガスの大量発生を起こし、地球温暖化が起きて陸上から植物が消え、90%以上の動物の種が絶滅した。 □ 東北大学ウェブサイト 概要 地球史上最大の絶滅事象とされるペルム紀末の大量絶滅の原因はこれまで確定していませんでした。東北大学大学院理学研究科地学専攻の海保邦夫教授(現:東北大学名誉教授)らの研究グループは、新しく開発した指標により、同大量絶滅とその前に起きた陸上生態系崩壊の原因は大規模火山噴火であるとしました。陸の生態系の方が、海の生態系よりも、小規模の地球環境変化で崩壊することも示しています。水銀の濃集を証拠に大規模火山噴火説が主張されて来ましたが、水銀は生態系崩壊によっても供給されるため、不完全な証拠と言われてい

  • 京都高島屋の広告コピー「Save the world from Kyoto」に世界中が震える

    ん @coolbizhead 憲法も物理法則も無視する「景観条例」はそれまで京都に封じ込められていたはずだった。二条城の大屏風からから飛び出た金魚の群れが日中に「景観条例」をばら撒いた。「美しくない」事物が消え失せる。翌朝日列島は沈黙した。金魚達は海を渡り、新大統領は叫ぶ。"Save the world from Kyoto!" twitter.com/ninja_padrino/…

    京都高島屋の広告コピー「Save the world from Kyoto」に世界中が震える
  • ブラームス交響曲第2番の聴き比べ(1) | Sonar Members Club No.1

    オーストリアのザルツカンマーグートは映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台です。バート・イシュルはヨハン・シュトラウスお気に入りの温泉地であり、トラウン湖畔のグムンデンはブラームスが1890年 から6年間、シューベルトは1825年から2年間暮らしました。どちらもスイス時代の夏休みに車で旅行しましたが、息をのむほど美しい所です。 交響曲第2番ニ長調作品73はヴェルター湖畔のペルチャハで着想され、クララ・シューマンの家があったドイツはバーデンバーデンのリヒテンタールで完成されました。そこで彼が借りていた高台の家の風情はまことに好みであり、拙宅はそれに似せました。彼が好んだ避暑地はどれも非常に好きで、単に景勝地として美しいという以上に趣味に合うものを感じます。彼の音楽に深く共鳴するのは、そういう底流があるかもしれないと思っております。 以下、前回に書きました通り、2番の録音で印象にある物につ

  • 古楽に傾倒した「異端者」の春

    古楽に傾倒した「異端者」の春 ブラームス『交響曲第1番(第2楽章 初稿版)』 2011年4月号 連載 [MUSIC Review] by 堅 卒寿(90歳)過ぎまで指揮活動を続けた巨人、朝比奈隆(1908~2001年)が亡くなって10年。60代半ばを過ぎた延原武春、通称ノブさんがここ数年、急激に関西楽壇の外でも注目を集め、全国のオーケストラから客演を要請される指揮者の仲間入りを果たした。 朝比奈が大阪音楽大学で教えていた63(昭和38)年、延原は学内の音楽仲間たちと、18世紀以前の音楽を専門に演奏するグループ、テレマン・アンサンブルを立ち上げた。当時の日ではこうした古楽の分野は大バッハ、ヴィヴァルディ以外あまり顧みられていなかった。名称はドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681~1767年)にちなみ、現在も大阪拠を置く日テレマン協会まで脈々と引き継がれている。晩年の朝