ひとくちに「粉茶」と言っても、粉のお茶には、実は3種類あるのです。 それは、「粉茶」、「粉末茶」、「抹茶」。 それぞれの違いについて、今日は細かくご紹介していきましょう。 「粉茶」 「粉茶」は、煎茶を製造する過程で落ちた粉のお茶のことです。通常のお茶よりも安価で手に入れられ、濃いお茶が淹れられます。一般的なお茶よりもかなり細かい形状のため、深蒸し急須やお茶パックを使用して淹れます。飲んだことがないという方も多いかと思いますが、お寿司屋さんなどで見るすごく濃い緑色のお茶といえばピンとくるのではないでしょうか。 「粉末茶」 「粉末茶」は、お茶の葉を粉末状に加工したものを言います。「粉末煎茶」や「粉末玉露」などがあり、お湯や水に溶かして飲用しますので、茶殻が出ることはありません。先ほどの「粉茶」は粉ですが、水にとけず茶殻が出ますので、そこに違いがあります。 「抹茶」 「抹茶」は、茶摘みの2週間ほ
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