最近は、白洲次郎のドラマが、NHK で放送された関係もあって、本屋でも、ちょっとした、特集コーナーがあったりする。彼の奥さんだった人が、白洲正子、ですが、実は、ずっと、この二人は、さまざまな伝説とセットになって、ブームが続いてきた。 特に、白洲正子は、晩年は多くの著作も残し、長命でもいらしたこともあって、ずっとブームだと言ってもいい。 白洲正子さんの、雑誌ユリイカでの、彼女が亡くなった直後の、特集を読んでみた。内容としては、多くの人の彼女の追悼文というより、彼女のエッセイ集という感じだ。 彼女は、日本の学校がなじめず、あっけなく、アメリカの学校に行く。しかし、よく考えてほしい。これは、日米開戦前、だということです。硫黄島の栗林中将が有名であるが、多くの日本人が、日米開戦前まで、アメリカに留学しているわけです。 全然関係ないが、いじめというのは、日本のポストモダンにおいては、早くから、処方箋
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