トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 築地活版製造所の「と」は、一筆で書かれたものと3つのパーツに分かれたものがある。 ところで「と」は「止」からつくられた平仮名なのだが、平仮名の「と」は「止」の草書とは書き順が違う。 3つのパーツに分かれている「と」には、筆脈のつながる出来のいいものと、筆脈のつながらない出来の悪いものがある。 「游築初号かな」、「築地初号仮名」のどちらも筆脈がつながる。つまりオリジナルのうち、出来のいいものを選んだのだ。流石である。 ところがオリジナルの「ど」は、筆脈のつながるものがない。
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 篆書は、石に彫るための書体であり字体である。隷書は篆書とほぼ同じ時代に文字を手書きするために生まれた書体であり字体である。筆記体としての隷書が楷書を生んだのであって、手書きするために工夫されてきた隷書を抜きにして楷書はありえない。 唐の太宗の時代、楷書の字体の乱れを正そうという学者たちがよりどころとしたのが『説文解字』に例示された篆書である。学者たちは『説文解字』の篆書の字体を楷書にあてはめ、そうして作った楷書を「正(字)」とし、その他を「通(字)」、「俗(字)」とした。つ
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 株式会社東京築地活版製造所の初号明朝体の「と」には2つのキャラクタがある。 一筆で書かれているものと3つのパーツで書かれているものだ。 3つのパーツで書かれているものには、出来の良いものと悪いものがある。 左の出来の良いものは2つ目と3つ目のパーツの間の筆脈が自然につながるが、右の出来の悪いものは、筆脈がつながらない。 グレーで塗りつぶしたものが出来の良い「と」、青のアウトラインが出来の悪い「と」。 重ねてみるとほんのわずかな差しかない。 出来の悪いものは、後で種字を模刻し
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「右」と「左」は書き順が違うのをご存じだろうか。 「右」は左払いを書いてから横線を書く。 「左」は横線を書いてから左払いを書く。 左の字が篆書、右の字が楷書の「右」である。 「右」という字は右手の形と「サイ」という祝詞を入れる器の会意字なのだが、右手の指にあたる部分が楷書の左払いになり、腕が横線になる。 だから左払いを先に書き、横線を後に書く。 古くは、左払いの起筆を引っかけていた。 これは、指の形のなごりなのだろう。 また、指は短く腕を長く書く。 だから「右」は、左払いが
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 明朝体の主要版下は5種類(他にタイプライター用などあり) 2”m(2インチの版下のスモール・エム) Sの8ポを翻刻 6ポから12ポの明朝体に使用 2”M(2インチの版下のラージ・エム) Sの4号を翻刻 14ポの明朝体に使用 3”m(3インチの版下のスモール・エム) 2”mを太くしたもの 16ポの明朝体に使用 3”M(3インチの版下のラージ・エム) Tの2号を翻刻 18ポから28ポの明朝体に使用 4”M(4インチの版下のラージ・エム) Tの1号を翻刻 32ポから42ポの明朝体
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「字体」、「字形」、「字様」、「書体」、「字種」、「書風」などいろいろな用語があるが、これらを一応定義しないと話がトンチンカンになる。 文字を考える上で基本的な用語を考えてみる。 JIS X 0208:1997 「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」では、「字体」、「字形」を定義している。 タイプフェイスデザイナーやタイポグラファーは、通常はこの意味で使っている。 ボクもこの意味で使う。 「字体」 JIS X 0208:1997 4.定義 i)字体(ZI
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「吉」再考 ――誤りやすき字左に(中略)吉の士を土に書く者多し。―― 正岡子規著『墨汁一滴』岩波文庫の47ページにある1901年3月4日の文章である。 『墨汁一滴』は1901年1月16日から7月20日まで、新聞『日本』に連載された子規、最晩年の随筆。 子規は、「吉」の「士」を「土」に書くのは間違いだ。といっているのである。 「吉」だけではなく、「盡」の上部は「聿」ではないとか、「閏」の中は「王」ではなくて「壬」だなど、いろいろな例をあげている。 100年以上も前の正岡子規の
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