タグ

ブックマーク / amiyoshida.hatenablog.com (10)

  • STUDIO VOICEニ我想フ - 吉田アミの日日ノ日キ

    1991年5月 特集 Modern Lovers これがはじめて買った「STUDIO VOICE」である。14歳。 私にとって「STUDIO VOICE」とは「読む」ものではなく、「眺める」ものだった。デザイン重視で組まれていた誌面から文字は逃げ出していた。写真の上に重ねられていた白い文字を追うのは難儀だ。単語を拾うだけで、それがちょうど良かった。テキストは詩のように機能していた。 しかし、ビジュアルはどうだろう。 いまだに何処に何が配置されていたか、分かる。 マッキントッシュ導入によるDTPの革命を上げるわけでもないが、いちばんヒップでクールなビジュアルがそこにあったし、そう、読者に夢を見させた。持っているだけで豊かな気分になれた。そういう雑誌は他にはない。 雑誌は死んだ。 と、言うのは簡単である。 雑誌は殺された。 と、言うのは被害妄想が過ぎる。 そもそも、雑誌とは何なんだろう。 例え

    STUDIO VOICEニ我想フ - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 悩んでます - 吉田アミの日日ノ日キ

    突然ですが最近の悩みです。 自分はすぐにオモシロイ!ってよく書くんだけど、これが、面白い=享楽的=楽観的みたいに捉えられがちで、めんどくさいなあと思うんですけど、みなさん、辞書を読みましょう! おもしろ・い 4 【面白い】 (形)[文]ク おもしろ・し 〔「面(おも)白し」で、目の前がぱっと明るくなる感じを表すのが原義といわれる〕 (1)楽しい。愉快だ。 「昨日見た映画は―・かった」「勉強が―・くて仕方がない」 (2)興味をそそる。興味深い。 「何か―・い話はないか」「最後にきて―・い展開を見せる」 (3)こっけいだ。おかしい。 「―・いしぐさで人を笑わせる」 (4)(多く、打ち消しの語を伴う)心にかなう。好ましい。望ましい。 「病状が―・くない」「―・くない結果に終わる」「私に―・からぬ感情を抱いている」 (5)景色などが明るく広々とした感じで、気分がはればれとするようだ。明るく目が覚め

    悩んでます - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 日日ノ日キ - さきほど契約してるCDの流通業者の方とお話したのですが、いわゆるインディーズ系のCDがほんまに危機的状況に陥っているようです

    http://d.hatena.ne.jp/colindisc/20070907 さきほど契約してるCDの流通業者の方とお話したのですが、いわゆるインディーズ系のCDがほんまに危機的状況に陥っているようです。初回のオーダー数が激減しているそうです。特に体制が変わったらしいタワーレコードとか。要はもうあらかじめ売れるだろうと予想されているものしか取らなくなってきているということで。細かいとこまではここでは控えておきますが、確かに経営的な面を考えたら、うーん、わからなくもないんだけどって感じなんですが、とにかくお金の匂いがぷんぷんっ! ほんの数年前までは、○○店は大体○○枚くらい取ってくれるみたいな、ある程度の見込み実数は見えてたのに、今では聞いて愕然とするようなオーダー数・・・。先日、HEADZの方と話をした時も同じようなことゆうてましたので、どこも似たような状況なのかなぁと。 マカロニレコ

    日日ノ日キ - さきほど契約してるCDの流通業者の方とお話したのですが、いわゆるインディーズ系のCDがほんまに危機的状況に陥っているようです
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2007/09/09
    「意識的に自分が好きなものに金を払う、ということは徹底したほうがいい」
  • ないものは、つくるしかない。 - 吉田アミの日日ノ日キ

    http://www.sapporobeer.jp/naimono/no_flash/top.html ないものは、つくるしかない。 - OpenSky 日誌八谷さんのところで改めて知ったサッポロビールのCM。 もーうーなーんーかーこういうテンションが現在!この時代!って気がします。ニヒリズムはもう、飽きたんだよ!仲間と一緒に畑からつくろう! やらないことの言い訳を考えたり、出来上がったモノやすでにそこに存在している何かに対して「やらなければ良かったのに」とか賢そうなフリして残酷な言葉を吐いたり、「〇〇みたいにすればいいのに」と自分の想像力の欠如を宣伝しながら、今あるものの模倣をするのがさも、合理的だと、チャレンジ精神ゼロ前衛力ゼロの姿勢に何か新しい世界は見られない。懐古できるほど歴史のない若者が、そんな風に保身に回ったら、「若いうちから楽するんじゃねぇ!」というのが大人の嗜みじゃなかった

    ないものは、つくるしかない。 - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 即興音楽inベルリン - 吉田アミの日日ノ日キ

    http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20061226 IMJの新しいのが出たそうで献してください!っていうか買います。 ベルリンは私が外国で一番、好きな都市です。住んでもいいと思っちゃうほど。居心地いいんですよね。町のテンションとかデザインとか人の雰囲気とか全部キモチガイイんです。パキっと蛍光色でありつつガキッとしっくりくる感じで。んで、確かに即興音楽家のレベルもめちゃくちゃ高いです。同じように私が個人的にヤバイと思う都市はオーストラリアとNYとロンドンでしょうね。特にオーストラリアはすごいなあと思いました。こないだ行ったせいもありますが若い人がいるというのがものすごく心強かったし、やっているうちに変化を感じたのが印象的でした。あれだけ長い期間いたことはなかったせいもありますけど、新しい文化が生まれるためにはそれに触れる時間が必要なんだなあと思いました。

    即興音楽inベルリン - 吉田アミの日日ノ日キ
  • アニメがお仕事!がすごい - 吉田アミの日日ノ日キ

    ほんとこんなひどいマンガだとは思ってませんでした!精神的なブラクラですよ! いや、ものすごい褒め言葉ですが。 ちゃんとマンガなんですよね。ネームとストーリー運びのテンポも良いし。 だいたいふつー物語なんて一度、真理を得たらその後は上へ行くばっかりですが、これは一進一退繰り返し、徐々に血肉になっていく過程が描かれていて好感が持てます。 人を不必要に貶めるってのの根源は嫉妬であると思いますがその嫉妬という感情が起こる事情を「自分が頑張っていないと自分でわかっている」からだという視点が新鮮でした。しかし、このネタが繰り返し繰り返し出てくるのでツライですね〜。←楽しい。 この嫉妬心みたいなものを自覚してうまく、付き合えると作品の向上に繋がるってもんです。嫉妬心さえもエンターテーメントに昇華させる力量がないとね。読者や仕事の関係者を不快にさせたら終わりだし(その場でおもしろがられよーが)醜いというこ

    アニメがお仕事!がすごい - 吉田アミの日日ノ日キ
  • もったいないから教えてあげない - 吉田アミの日日ノ日キ

    私の脳味噌ぐるぐるシャッフルがんばり物語はおいておいて、先日は薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた。に出演していただいた方、お手伝いしてくださった方、お越しいただいた方々には大感謝しております。好きだー。好きだー。好きだー。と連呼。だって、どう考えてもオモシロクね?みたいな自信満々さとあちゃーもっとこうすればこうできればさらにこうすれば的な理想と現実のギャップに毎回、苛まれますが結局、これが正解だなんてもんはないので、生まれてきたもんは肯定するしかないわけです。ないかも知れないという可能性を考えているだけ無駄。あかなめは風呂場の天井にいるんですと妖怪の存在を信じるワタクシ。そっちの方が楽しいからな。 前回もそうだけど、自分の中でオモシロイ、オフレポートが書けるのだが、それを敢えてしないのはもったいないからの精神が発動するからだ。楽しいことを分かち合いたいのはその場にいる人と私たちだけの

    もったいないから教えてあげない - 吉田アミの日日ノ日キ
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2006/12/05
    「正しい情報を編集して伝える人やそれ愛する誰かを愛せ」
  • 料理のコツは愛情ではない - 吉田アミの日日ノ日キ

    昨日、人にインタビューしてたので夜寝たのが夜が遅く、21時くらいから死ぬほど眠くて、私など睡眠障害気味だから眠りが阻害されることがこの上なく苦痛なため、気を失うみたいに眠って、ふと起きたら夜中の3時過ぎであった。どうせなら朝まで眠って快調な日を送りたかったが無駄。仕方がないのでこんな夜更けに目覚めている誰かを探すみたいにネットを巡回していると、2006-11-05 - matakimika@d.hatenaの文章に出会い頭出合って、唸る。名文なんですけど…! もともと名文が多いサイトですが、男の無力感を言語化したら右に出るものいないなあーと。小説でも読むような気分で読んでしまった。ので、みなさんも読むように。 ところで、料理ができないことを嘆く30男&女にアドバイスするならば、その答えは簡単。自分はダメだと落ち込んだ瞬間が変わり時。今後の健康のこととか考えると料理の一つでもできるようになっ

    料理のコツは愛情ではない - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 「わたしは 私の前で 世界のドアがとつぜん開け放たれていくのを感じていた   - 吉田アミの日日ノ日キ

    この世界のどこでも どろまみれになっても 思いきりこの世界で遊んでもいいのだ」by.大島弓子「ロストハウス」

    「わたしは 私の前で 世界のドアがとつぜん開け放たれていくのを感じていた   - 吉田アミの日日ノ日キ
  • 罵倒芸というのがあるらしい。 - 吉田アミの日日ノ日キ

    罵倒芸というのを考えるとこれ関西のボケツッコミのコミュニケーションに近いように思う。相手から自分の聞き出すためにわざと罵倒し、誘導するというやり方のようだ。 この罵倒芸を習得するには… 自分の芸(キャラ)を確立し、この人はこういう人なんですよと意思表明を表しておく。 罵倒した相手をただ貶めるのが目的ではない。 罵倒なれしてる。 同じ立ち位置で物言いがしたいと願う。 自分をオチに出来る。 相手側からも適宜ツッコめる余地を残す。 一回、絡んだ相手の反応に最後まで付き合う。 絡む相手のことを知りたいと思っている。 感情の部分を逆なでしつつも実は相手に逃げ道を用意する。 相手のことをかまってしまうのは愛があるからだと自覚している。 相手の立場を想像する。 嫌われる覚悟がある。 わかってくれる人だけわかってくれればいいと思っている。 そう考えると一連のJR西日のマスコミの対応は罵倒であって罵倒芸で

    罵倒芸というのがあるらしい。 - 吉田アミの日日ノ日キ
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2005/05/11
    「ドアは開けておきます。いつでも席を立てるように」
  • 1