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ブックマーク / inscript.co.jp (4)

  • 他なる映画と 1・2 濱口竜介 [著]

    定価:体2,500円+税(1・2とも) 2024年7月上旬書店発売予定 四六判並製 仮フランス装 1:432頁 ISBN978-4-86784-006-1 2:384頁 ISBN978-4-86784-007-8 編集・デザイン:éditions azert 『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』そして『悪は存在しない』の映画監督・濱口竜介による映画論を、全2冊に集成。1巻目の「映画講座」篇には、仙台・神戸・鎌倉・ソウルなどで開かれたレクチャーをまとめる(すべて初活字化)。映画史上の傑作・名作はいかに撮られてきたのか、その作劇と演出と演技へと迫る。2巻目は「映画批評」篇として、映画をつくりながら折々に発表してきた作品レビューや映画をめぐる論考・エッセーにくわえ、日語未発表原稿や書き下ろし2篇(7万字に及ぶブレッソン『シネマトグラフ覚書』論ほか)も収録

    他なる映画と 1・2 濱口竜介 [著]
  • 『聞こえくる過去─音響再生産の文化的起源 』 - INSCRIPT

    定価:体5,800円+税 2015年10月16日書店発売 A5判上製かがり綴じカバー装 590頁 ISBN978-4-900997-58-5 装幀:間村俊一 一八七四年に、アレクサンダー・グラハム・ベルとクラレンス・ブレイクはとても奇妙な機械を制作した。これは電話とフォノグラフの直接の祖先で、人体から切りとられた耳がネジで木製の台座に取りつけられていた。…… 音響再生産は、人間の耳をメカニズムとして模倣することから始まる。それまでの口に耳が取ってかわる。音についての理解と音響再生産の実践に、転換・転倒が起こったのだ。 そして、技術は私たちの聞き方をいかに変えたのか──。 視覚のヘゲモニーに覆いかくされながら、今も続く「耳の黄金期」。『聞こえくる過去』が語る物語は、音、聴覚、聴取が近代的な文化的生活の中心であり、その生活においては、音、聴覚、聴取は、知識、文化、社会組織の近代的な様式の基盤

    『聞こえくる過去─音響再生産の文化的起源 』 - INSCRIPT
  • 『書き取りシステム1800・1900』フリードリヒ・キットラー 著、大宮勘一郎・石田雄一=訳|インスクリプト刊

    定価:体8,500円+税 2021年5月1日書店発売 A5判上製 840頁 ISBN978-4-900997-88-2 装幀:間村俊一 カバー写真:港千尋 フーコーとラカンを道具立てに描きだす「書くこと」のメディア論的系譜学 ドイツ・メディア学を牽引したF・キットラーの代表作にして、20世紀後半の知に大きな影響を与えた大著。 ファウストの聖書翻訳が切り開く「1800」の、詩・哲学・教育。ニーチェのタイプライター導入に始まる「1900」の、文学・精神分析・メディア技術。二つの「書き取りシステム」の間で、書く行為はいかにその地位を変容させたか、文学言説の回路はいかなる性差のもとに配置されたか。 厖大な文献を博捜して描く革新的なメディアシステム論であり、フーコー『言葉と物』に比肩しうる人文学の記念碑。 * * * 神が控訴院議長シュレーバーのパラノイア的認識に啓示した「書き取りシステム」という

    『書き取りシステム1800・1900』フリードリヒ・キットラー 著、大宮勘一郎・石田雄一=訳|インスクリプト刊
  • 『魯迅出門 』 - INSCRIPT

    定価:体3,000円+税 2014年1月31日書店発売 四六判上製 276頁 ISBN978-4-900997-39-4 装幀:間村俊一 写真:港千尋 魯迅の問いを現代の世界史的現実に接続し、その遺産を解放のプロジェクトとして読みほどく、書き下ろし450枚! 魯迅の為した仕事とは専ら、中国を「現代中国」へと書き換え、生成させることにあった。[…]魯迅が中国という場を離れず、しかしそこで第三の視点を自主的に作ろうと努力したことは間違いない。[…]独自に魯迅が必死に作り上げようとした第三の視点こそ、つまり中国を現代世界史に参与させ、また自主的に現代世界史を構成するために出て行かんとした道のことであった。 書『魯迅出門』の狙いは魯迅を解放すること、魯迅を解放的に読むことにあった。[…]書のモチベーションの大半はいずれにせよ、日中間にわだかまる歴史的負債というもの、あるいは現代中国にかかわる

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