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ブックマーク / www.kototone.jp (7)

  • 『サクソフォン演奏技法の変遷』要旨

    サクソフォンは、アドルフ・サックスにより1840年前後に発明された楽器である。サックスは、木管楽器と金管楽器の中間の性質を持ち、音質が統一された管楽器としてサクソフォンを発明した。当初は、サックスの意図どおりに使用され、あるいはもの珍しい特殊楽器として用いられたサクソフォンであるが、20世紀初頭から中期にかけて現われた新しいジャズでの需要や、芸術音楽における近代サクソフォン奏法の確立により、重要なソロ楽器としての地位を確立した。 管楽器における特殊技法が現れ始めたのは1930年頃からである。当時の進歩的な作曲家が音色や、楽音以外の音素材に着目したことと関係している。通常用いない奏法によって新しい音響を得る試みが、多くなされたのである。サクソフォンにおいても同様であり、その音色探求の結果は、フラッタータンギングや様々な種類のヴィブラートの使用、四分音のための奏法、音域による音色のコントラスト

  • 『グレン・グールドの音楽思想』

    公開日:2000.08.19 最終更新日:2001.09.02 webmaster@kototone.jp こととねは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 - 継承 2.1 日)の下でライセンスされています。

  • 音楽あれこれ

    論文 『グレン・グールドの音楽思想』 『グレン・グールドの音楽思想』学会誌用要旨 『グレン・グールドの音楽思想』RILM用要旨 『グレン・グールドの音楽思想』音楽学会例会発表用原稿 『サクソフォン演奏技法の変遷』 『サクソフォン演奏技法の変遷』閲覧に関しての注意 初学者のための音楽講義 初学者のための音楽講義 音楽小文 サウンドスケープに関する小対話 03.5.26 サクソフォンに関する小文 Joyeux anniversaire! M. Mule! 01.6.25 +0900 雪堂名義で発表された小文 耳にする音――着メロは嫌い 01.8.21 レポート 修士論文に向けて 欧米における20世紀初頭から第二次世界大戦終結までの音楽の状況について 97.4.21 前衛芸術運動に至る要因としての「芸術至上主義」について 97.10.20 音楽作品の内的統一原理について考えたこと 97.12.1

  • 『サクソフォン演奏技法の変遷』

    目次 序文 第一章 サクソフォンの楽器としての歴史 第一節 サクソフォン開発の初期の動機、目的 当時の楽器製作における背景 アドルフ・サックスの製作意図 第二節 サクソフォンの、オリジナルとモダン楽器の比較 第二章 サクソフォンの演奏、用途に関する歴史 第一節 サクソフォン発明当初から 第二節 1920年以降 第三節 ジャズサクソフォン 第三章 サクソフォンの演奏技法における状況 第一節 特殊技法の歴史背景 第二節 特殊技法の分類 音域の拡大 音程の変化 音色の変化 特殊な用法による発音 アーティキュレーションに関するもの 第三節 まとめおよび結論 注釈 譜例 引用、参考文献 付録 サクソフォンの調管と音域 オリジナルサクソフォンと、モダンサクソフォンのサイズ対比表1-3 サクソフォンが使用される管弦楽作品 エリーズ・ホール・ボイヤーによる作品 特殊技法を持ったサクソフォン曲リスト 序文

  • 出版年:版をとるか、刷でとるか?

    図書館が入ってくると、まずは登録等の作業が行われ、次いで書誌が作成されます。書誌というのは、のプロフィールといえば分かりよいでしょう。目録のうち、のデータ(書名や著者、出版社など)が記載されている、その部分のことを特にさします。この作業は目録作業とよばれ、僕はこれを含む一連の作業を図書館裏方の花だと思っています。なぜなら、ここではじめては資料として体系化されるのですから。 さて、この目録。最近では機械可読目録(MARC)が主流ですが、うちの図書館ではまだカード目録を作成しています。古くさいといってくださいますな。カードはカードで、大変味わい深いものなのです。とはいっても、その目録を作成するための規則まで古くて、ちょっと困ってる。出版年をいかにとるか、それが問題なのです。 日目録規則 図書館での目録作業は、大抵『日目録規則』というものにしたがっています。というのも、これが日

  • ある日の書架から

    ライブラリアンへの道 書誌と分類 出版年:版をとるか、刷でとるか? 02.1.30 混乱する版表示 02.2.22 図書館とプライバシー 月島雫さんと天沢聖司くんの出会い、今は―― 02.1.28 その他、主に雑文 書狂という人種 02.03.01 図書館とわたし 「図書館とわたし」文 「図書館とわたし」付録 請求番号付きおすすめリスト 図書館とわたしについて 図書館学スペシャル 生涯学習概論 図書館概論 図書館経営論 図書館サービス論 情報サービス概論 図書館資料論 図書館資料論(再提出) 専門資料論 資料組織概説 児童サービス論 図書及び図書館史 情報機器論 図書館学スペシャルについて 動かざるして動かしめるもの――言いっ放し八百字エッセイ トップページに戻る

  • 混乱する版表示

    書誌を作成するときに最も留意すべきことは、その書誌の記述内容が、対象の資料を正しく示しているか、ということに尽きるでしょう。資料を管理する側からしても、資料を探し、利用する側にとっても、目当てのものを目当てのものとして、確認できなければ困ります。 『日目録規則 1987年版』においては、資料を同定識別するのに必要な書誌的事項を八つあげています。この文書で取り扱う版表示も、八つの書誌的事項に含まれています(:版に関する事項)。 版表示というのはなんだろうか? では、その版表示というのはなんなのでしょうか。好きの方なら、特に読むばかりではなく蒐集家としての素質をお持ちの方なら、いうまでもなくご存じでしょう。の奥付に記されている、「yyyy年mm月dd日 *版発行」というのがそれです。またによっては、タイトルの一部になっているものもあります。先達て紹介しました、『日目録規則 1987年

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