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ブックマーク / www.virtual-pop.com (7)

  • The Last Bach Projectをスタートします – 音極道 Music Hacks

    前のエントリからまた4か月近く間があいてしまって申し訳ありません。予定よりかなり時間が経ってしまいましたが、昨年9月のWEBミュージシャン宣言時に掲げた 「バッハ イタリア協奏曲 BWV 971全楽章の演奏を自ら録音・マスタリングしてiTunes および着うたサイトから有料配信する」という目標を達成できる運びとなりましたのでここに御報告します。 今回お世話になった(そしてこれから1年間お世話になる)アグリゲータであるmind peaceさんの想像を絶する対応の迅速さにより、なんと契約から2日後にはiTunesStoreに楽曲が並ぶという超異例の速さでのリリースとなりました。私の方が告知の準備が全く出来ておらず、今大急ぎでこのエントリを書いている次第です。mind peaceさんのサイト上においても、配信開始までは2週間程度かかる旨書かれていますので、今回の速さはおそらく諸々の条件が重なった

  • 音極道茶室: 手塚治虫の「全作品」が合法的に二次利用可能という画期的試みもスルーされまくりという日本の悲劇

    手塚治虫のあらゆる創作物を、期間限定で合法的に二次利用可能とし、広く一般から作品を募るという超画期的な試みが「人知れず」行われている。 経済産業省の委託により、日動画協会と映像産業振興機構が共同で立ち上げた「オープンポスト(OpenPost)」というコンテンツ投稿サイトプロジェクトだ。 この試みが来社会に与えるべきインパクトのデカさが、世間に全くと言っていいほど伝わってない。 ダウンロード違法化やダビング10といった問題も確かに重要だが、それよりもこの素晴らしい試みがいまだに殆ど認知されていないという状況の方が個人的に危機感を感じる。コンテンツは「生み出して」ナンボだ。コンテンツ立国を目指すならそこが肝にならなければおかしい。 なぜこれほど認知されていないかという原因は明白。 基的な告知宣伝不足に加え、その内容が余りに「判りづらい」のだ。もうワザとやってるのかと思う位。 まずは、肝心

  • YouTubeで見る 1980~90年代日本のポップシーンで輝きを放った天才ミュージシャン10組 | 音極道茶室(旧アーカイブ)

    長らく日音楽シーンは不毛の時代が続いている。CD売り上げとかの話ではなく、クオリティの話だ。個別に見れば非凡な才能を持ったアーティストもいるとは思うが、総じて小粒でサウンド面で業界を牽引していく様な核になる人がいない。ヒットチャートは定型化してしまった即席ミュージックで溢れかえっている。その傾向は1990年代、ビーイングの隆盛あたりから始まってはいたと思うが、それでも今に比べれば個性と才に溢れたアーティストがたくさんいた。 そんなアーティストの中から「YouTubeで映像を紹介する」という前提で、10組を独断で選んでみた。彼らを知らない若い人にこそ見て欲しいなー。どのアーティストも強烈な個性で、きっと新鮮に感じるはず。 ヒット曲の有無はあまり関係が無い。ここに挙げた10組は皆、その独創性で「他のミュージシャン」に多大な影響を与えた(もしくは今も与え続けている)面々である。 いまみちとも

  • YouTubeがネット社会にもたらした2つの「戦果」 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    YouTubeがGoogleに16億5000万ドルで買収された。 ちらほらと噂が流れていたとは言え、このニュースに驚かなかった人はいないだろう。 初代Napster台頭から始まった、「著作権ビジネスにおける既得権勢力と新興勢力とのせめぎ合い」という視点で見た場合、今回の落とし所は間違いなくハッピーエンドであり、YouTubeは大きな2つの「戦果」をネット社会にもたらしたと思う。 1つ目の「戦果」は、YouTubeが16億5000万ドルという具体的な「存在価値」を歴史に刻んだ事だ。 初代Napsterの消滅以降、著作権ビジネスというフィールドでは「革命」は起こせないという諦めムードが支配していた。Napsterの件が無かったならば、iTMSだってもっとラジカルな戦略をとっていたかもしれない。Napsterの失敗の記憶は、多くの新興ビジネスを萎縮させ、より「安全な道」を選択させてきた。 しかし

  • 著作権者が全ての流通をコントロールすべきという発想は「無断リンク禁止!」と同じ – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    前エントリー の続き。 YOUTUBEの最大の欠点は「著作権者の意思とは無関係に、許諾を得ずして映像が掲載出来てしまう」点にある。その結果、著作者が来的に得られる利益を失ってしまう可能性が存在している。 煩悩是道場 – YOUTUBEは白く塗れない。少なくとも現状の儘では。 結論から言えば「著作権者が全ての流通をコントロールして然るべき」という発想も、「変えるべき常識」の一つだと思っている。 「著作権者の意思とは無関係」であるからこそ、そこにはまだ開拓されていないマーケットが眠っている。 そもそも、YouTubeに無許諾コンテンツをアップロードする人々のモチベーションとは何だろう? 彼らは何故、わざわざ自分の所有する秘蔵VTRを労力を費やしてUPするのだろうか。 そんな事をしても、彼らには何の得も無いはずなのに。 そこに悪意はあるか。犯罪性は当にあるのだろうか? そこにあるのは、日頃私

  • YouTubeを白く塗れ!常識が変われば景色も変わる – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    YouTubeの急激な台頭をきっかけに、ネット界隈では著作権論争が喧しい。 確かに、今の法解釈に照らせばYouTubeは限りなく黒に近いと言えるかもしれない。というか、権利者が腰を入れて法的措置を取ればYouTubeに殆ど勝ち目は無いだろう。 しかし、実際問題としてまだそうなっていない。最終的な「黒」判定はまだ出ていない。 日にレンタルレコード業が台頭した時、まだ著作権法に「貸与権」は無かった。極めて違法性の高いビジネスだった。それが今では細かな問題はあるにせよ、ビデオを含めたレンタル業は完全に社会に根付いた。 コンセンサスさえ取れれば法は後からついてくる。どういう意志を持つかが重要なのだ。YesかNoか。是か非か。 Napsterは違法だから潰れたのではない。単純に言えば、RIAAに「No」を突きつけられたから消滅した。もし、Napsterが提示した和解案にRIAAが「Yes」と言え

  • ジョンケージ『4分33秒』オーケストラ実演の様子 – 音極道茶室(旧アーカイブ)

    ジョンケージという、20世紀を代表する前衛作曲家がいる。『4分33秒』はおそらく彼の作品の中で最も有名だろう。 この曲をおおざっぱに説明すると合計4分33秒間演奏者が「何もしない」沈黙の音楽である。初演はピアニストによるものだったが、これまであらゆる楽器の演奏家がこの曲を「演奏」している。 YouTubeで、この曲のオーケストラによる実演映像を見つけた。 おもろい。何度見てもコントにしか見えない。客なんて半笑いじゃないか?つか、明らかに曲間でワザと咳とかしまくってるw。 しかし、全然失礼な感じじゃないんだな。むしろリスペクト感が伝わってくる。 客も演奏者もなんだか楽しそうでいい。 ジョンケージには賛否両論あるが、個人的には正真正銘の天才であったと思う。そして、凡人から見れば突出し過ぎた天才は「ネタ」でしかない。 『4分33秒』はiTMSでもダウンロードできると聞く。ジョークなのかマジなのか

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