地下鉄延伸 「キャナル経由を優先」 福岡市調査 費用対効果が最大 2010年1月17日 01:06 カテゴリー:九州 > 福岡 経済 福岡市営地下鉄七隈線(天神南‐橋本)の延伸4ルート案について、市が利便性向上などの費用対効果を試算した結果、天神南駅から大型商業施設「キャナルシティ博多」を経由し、JR博多駅を結ぶ「新ルート」が最大だったことが16日、分かった。市は、これまでに行った事業採算性の試算なども踏まえ、「優先して整備すべきなのは新ルート」との調査結果をまとめ、22日に市議会交通対策特別委員会に報告する。 費用対効果は、七隈線延伸による「利用者の移動時間の短縮、利便性向上」「二酸化炭素(CO2)の削減」「営業収益」などの事業効果を金額に換算し、初期投資である事業費と、開業後30年間の運行経費の合計で割った値。値が1を超えると、費用よりも事業効果が上回ることになる。 試算による同効果