タグ

bookに関するfutoshi0417のブックマーク (379)

  • 20年前の「17歳」と何が変わっただろう ~写真家・橋口譲二【後編】:日経ビジネスオンライン

    橋口譲二(はしぐち・じょうじ) 1949年、鹿児島県生まれ。1981年、路上に集まる若者をとらえた「視線」でデビュー、以来一貫して人間の存在を見つめるドキュメントを発表し続けている。作品に『17歳』『Father』『Couple』『職 1991~1995』『夢』『子供たちの時間』『17歳の軌跡』など。作家活動と並行して2000年より、カメラという身近な道具を使って自分の感情を発見し、表現する喜びを共有するワークショップや、ポートレイト写真と朗読を合わせた試み「スチルムービー」を国内外で行うなど、社会を意識した活動を続けている。ワークショップ活動を継続させるため、2003年にはNGO組織「APOCC」を創設した。 「だいだい一時間ぐらいですね、話を聞くのは」 ── 「一緒に住んでいる人」「今朝の朝」「好きな音楽」「最近読んだ」「今まで行った一番遠い所」。用意されている質問が、この5つとい

    20年前の「17歳」と何が変わっただろう ~写真家・橋口譲二【後編】:日経ビジネスオンライン
  • 日本の街並みはなぜガチャガチャしているのか~『建築史的モンダイ』 藤森照信著(評:山岡淳一郎):日経ビジネスオンライン

    建築は「ひと」のためにある、と思っている。 その建物を使うひと、住むひとが、建物(空間)と「しあわせ」な関係をつくれるかどうかが建築のテーマだとわたしは勝手に決めつけている。だからどんなに著名な建築家の「作品」であろうが、築後十数年で雨漏りだらけで年間の維持管理費34億円、気で修繕したら1000億円以上かかるといわれる「東京都庁舎」は、美しいと感じない。 もちろん、建築のデザイン、フォルムの美は大切だと思う。優れた建築家が、「表現」にこめたエネルギーには鳥肌が立つ。だが、大きな権力や資が背後にあってこそ可能な公共建築を作品と呼ぶ傲慢さには首を傾げる。まずは社会の「器」ではないのか。 と、現代建築には懐疑的なので、有名なセンセイの建築論は読まない。読み始めても、妙な専門用語と恣意的な言い回しの連続につきあいきれず、を閉じる。 数少ない例外のひとつが、藤森照信氏の一連の著作である。十数年

    日本の街並みはなぜガチャガチャしているのか~『建築史的モンダイ』 藤森照信著(評:山岡淳一郎):日経ビジネスオンライン
  • モノが語る職人の物語~『手に職。』 森まゆみ著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン

    仕事によって丁寧に作られたモノには、ひとつひとつ固有の物語がある。 モノの背後には、技を守り受け継いできた歴史があり、それを作った職人の人生がある。たくさんの人の手を通して技が形を結び、いまここに存在している。 そうした物語の数々を、東京とその近郊で拾い集めたのが書だ。 登場するのは三味線や江戸刺繍、切子ガラス、桐箪笥といった伝統工芸の王道から、おろし金や鋏などの日用品。鮨やそばなどの料理、さらには鳶や大工、手植ブラシや貴金属眼鏡枠といったふだん耳慣れないものまで。総勢20名の職人を取り上げている。 著者は、「谷根千(やねせん)」の愛称で親しまれる地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の編集人でもある作家・森まゆみ氏。彼女の問いかけによって、なぜ彼らがこの世界に入り、その後どうやって「手に職」をつけていったかが引き出されていく。 たとえば江戸和竿の職人、中根喜三郎氏(千住)の場合。 五世四代目

    モノが語る職人の物語~『手に職。』 森まゆみ著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン
  • ずっと17歳を見つめ続けて ~写真家・橋口譲二【前編】:日経ビジネスオンライン

    「17歳」を撮りためた写真集がある。旅をし、偶然出会ったひとたちのポートレイトを、暮らしている風景の中で撮る。撮影の条件は、17歳であること。ほかには何もない。 声をかけられた人たちは、「なぜ、わたしなんですか?」「どうして僕?」と理由を求める。しかし、写真家は「これも何かの縁だから」と答えるだけ。「誰でもいい」というわけだ。けれども、あえて「選ばない」という姿勢は、強靭な選択のうえに成り立っていることが、写真集を見るとわかる。 一枚一枚の肖像写真は、風景を背景にしているだけだ。すべて生活圏のなか。団地であったり、線路脇であったり、商店街、堤防沿いであったり田んぼの中であったり、とまわりは平凡なものだ。しかし、殺風景ではない。 写っている人たちも、よぉく見ると、ちょっと、へんな顔をしている。チャーミングなのだ。 見開きの右ページに設けられた共通の質問と、モノローグのインタビューを読むと、い

    ずっと17歳を見つめ続けて ~写真家・橋口譲二【前編】:日経ビジネスオンライン
  • 芸能人がかかりやすい『アーティスト症候群』 ~八代亜紀から藤井フミヤまでメッタ斬り:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 写真家の蜷川実花が、初監督した映画「さくらん」について、インタビューに答えているのを例にとり、著者は、そんなわけはないとツッコミをいれている。 撮影現場では、男の意見よりも女の直感を優先し、自由に女性の感性で撮った。女性客を集め、独創性が評判を呼んだ映画だが、際立った映像の赤色について、蜷川監督は「意識しているのではなく、自分が好きな色を使っただけ」とテレビで答えていた。インタビュアーはうなずきでもしたのだろうが、著者はこう綴っている。 〈自分が好きなだけ。意識はしていない。監督やっててそんなことなかろうが!〉 映画には何億もの金が動いている。好きだからの一言で出資者を納得させられる甘い稼業ではないことぐらい、大人なら知っている。ソロバンを弾

    芸能人がかかりやすい『アーティスト症候群』 ~八代亜紀から藤井フミヤまでメッタ斬り:日経ビジネスオンライン
  • 『草枕』を読み、脱ストレスを考える:日経ビジネスオンライン

  • 司馬遼太郎が語らなかった「坂の下の人々」~『貧民の帝都』 塩見鮮一郎著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン

    明治維新の折、勝海舟と西郷隆盛の行った虚心坦懐の談判により江戸は無血開城され、無辜の民は救われた。 後世に伝わる美談だが、明け渡された肝心の城はその後どうなったか。書の冒頭で明かされるのは、殿様気分を味わうべく多くの乞や夜鷹(街娼)が住み着いたという事実である。東アジア最大の城郭は空家として捨ておかれたのだ。 市中は衰微と混乱を極め、武家と富裕な商人層の姿が町から消えた。江戸はがらんどうになり、100万人を数えた人口は半減。駕篭かきや武士の雑用を勤める中間など、幕藩体制あっての職に従事していた人は路頭に迷った。 明治元年、東京と改称した首都の経済は完全に破綻、窮民は溢れた。産声をあげたばかりの明治政府は、貧民対策に追われることになる。 たとえば、司馬遼太郎の小説やエッセイでは、近代国家になろうと努力する明治政府の健気さが繰り返し説かれるが、著者が着目するのは、そうしたひたむきな努力の犠

    司馬遼太郎が語らなかった「坂の下の人々」~『貧民の帝都』 塩見鮮一郎著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン
  • Amazon.co.jp: 負ける建築: 隈研吾: 本

    Amazon.co.jp: 負ける建築: 隈研吾: 本
  • 古本買いを可視化する - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    ブックオフでを買うと、裏面に値札シールが貼ってある。これはもちろん剥がさなくちゃなんない。ブッカー(=ブックオフに通う人。ブックオファーにしょうかと思ったけど語感がよくないのでこっちにした。ブッカーT・ジョーンズみたいでかっこいい)の皆さんは、この値札シールをどうやって剥がしておられるだろうか? 舌なめずりしながら爪先でひっかいて剥がすという杉彩っぽいやり方もいいけど、ブックオフの値段シールってミッフィーちゃんの口みたいなX状の切れ込みがあって、意外と剥がしにくいんだよね。また、市販のシール剥がし剤を塗布する方法もあるが、ああいうのは効き目が強力なだけあって、値段が高い。かといって、プラモ用のラッカーシンナーを使うとカバーのインクを溶かしてしまうので、これもまずい。さあ、どうする? ……実はとても安価で確実な方法があるのだった。 おれはかつて熱心なジッポーのコレクターだったので、いまだ

    古本買いを可視化する - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
    futoshi0417
    futoshi0417 2008/10/11
    なんとお役立ち情報
  • 朝の読書 - 内田樹の研究室

    卒論中間発表。 今回は2人欠席で13名が20分間ずつ発表。 正午に開始して、終了したのが6時。 うう、疲れたぜい。 どれもたいへん面白い発表だった。「裁判員制度」や「女子大の存在意義」や「おひとりさま」や「消費者参加型マーケティング」については、そのつどこのブログで自説を述べたので、今回はまだ一度も言及していないトピックについて。 「朝の読書」である。 ウィキペディアの説明を貼り付けておく。 「朝の読書運動は小・中・高等学校において、読書を習慣づける目的で始業時間前に読書の時間を設ける運動。個々の学校や担任単位で 1970 年代から各地で行われてきたものであるが、1988 年の東葉高等学校の運動をきっかけに全国に広まった。とくに小学校で盛んである。 読書時間は 10 分から 15 分程度である。生徒が持参した、あるいは学級文庫の中から選んだを読む。とくに小学生を対象として、読書教材を少な

    futoshi0417
    futoshi0417 2008/10/09
    なんか既視感の理由がわかった気がしてきました
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 学生必読「理科系の作文技術」

    文系理系は無関係、学生は全員読め。もう一度いう、学生は必ず読め。 「上から目線」だの「えらそう」だの批判上等(ご指摘の通りだから)。その上で重ねて言う、必ず読め。かくいうわたしは、そう言ってくれる先達がいなかった。ゼミ発表やビジネス文書で「揉まれて」身に着けた我流の技術なので、心もとないことおびただしい。 今では論文・レポートの作成技術に関するは沢山あるが、コンパクトな新書にここまで丁寧+徹底して「学生のレポート」に特化したものはない。「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」の第8位で、この手のランキングに必ず書が入っているところに、センセ方の苦労がしのばれる。 もちろん、ライティングの手ほどきを受けている方なら、「あたりまえ」のことばかり。しかし、その「あたりまえ」がないことでどれだけコミュニケーション・ロスが発生しているかゾッとさせられる。 たとえば、「事実と

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 学生必読「理科系の作文技術」
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • [書評]日本を変えた日本を変えた10大ゲーム機 : ロケスタ社長日記

    ファミコン以前から、スーパファミコン、ゲームボーイ、その裏で任天堂を脅かしていたメガドライブやPCエンジン、プレイステーションの成功からDS、PSPの戦いなど、コンパクトながらまとまっています。 世界と戦えるコンテンツ産業のゲームと、そのプラットフォームの戦いは、Webにもあてはめて考えられるのではないかなー、と思いました。 新書なので、持ち運びやすく、安いのでおすすめ。

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」

    アプローチは秀逸だが、「生命」そのものに対するズバリの答えはない。 むしろ、「生命体」や「生命活動」とは何か、といったお題が適切かと。生きている細胞の営みを物理的に定義しなおした場合、どのようになぞらえることができるか? について、実にうまく表している。 半世紀を経て、なお刺激的なのは、シュレーディンガーの「問いの立て方」が上手いからだろう。たとえば、「原子はどうしてそんなに小さいのか」という問いへのブレークスルーな答えがある。それは、この問いの言い換えによる。つまり、当は逆で、「(原子と比べて)人はどうしてそんなに大きいのか」という疑問に答えているのだ。 だから、「もし人間が原子に影響を受けるぐらいのサイズだったら、今の感覚器官や思考形態をとれない」という人間主義的な匂いが醸されて微笑ましい。なんとなく循環論法(?)と思えてくる。 いっぽうで、生物を「時計仕掛け」と見なすことで、さまざ

    量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」
  • “あなたのおうち”にさようなら~『TOKYO建築50の謎』 鈴木伸子著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン

    「ビルにお別れを言いに行ってきた」 散歩好きの友人が、解体が決まった有楽町の三信ビル(昭和5年建設)について熱く語っていたのを、つい最近のことのように思い出す。早いものであれから2年。三信ビルがあった場所は更地になっている。同じく昭和モダンのオフィスビル建築のメッカであった丸の内界隈も、再開発によってガラリと景色が変わった。 歴史を感じさせる古びたビルが、東京の街から次々と消えていくのは名残惜しい。 とは言ってみたものの、同潤会アパートの跡地に建てられた表参道ヒルズにももはや違和感はないし、渋谷のハチ公前広場の斜向かいにあるQFRONT(TSUTAYAの入っているビル)に至っては、以前あそこに何があったかもう思い出せない(書を読んで、映画館があったことが判明)。人間忘れっぽいもので、案外あっさりと新しい環境に慣れてしまうものなのかもしれない。 だが書を読んで、東京という町の移り変わりの

    “あなたのおうち”にさようなら~『TOKYO建築50の謎』 鈴木伸子著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 名著!「日本人の英語」

    東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」で第5位。 特に京大のセンセが、「英語質がわかると言っても過言ではない」とか、「全学共通科目の英語なんぞ 100 年続けても、この1冊には適うまい」といった最大級の賛辞を贈っている。 著者はマーク・ピーターセン。明治大学経済学部の助教授(当時)。新入生の「異様な英語」から、修士や博士論文に出てくる「イライラする文」までを、達意な「日語」で説明してくれる。なぜ「異様」なのか、そしてなぜ「イライラ」するのかを理解するとき、英語の壁を一つ越えるだろう。 そういうわたし自身、単語をつなげたり拾ったりするだけなので、心もとない。次の例文は簡単なくせに面白い「読み」ができる。 a) Last night, I ate chicken in the backyard. b) Last night, I ate a chicken in

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 名著!「日本人の英語」
  • 『おまえが若者を語るな!』がいろいろとすごい。 - Something Orange

    おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154) 作者: 後藤和智出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/09/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 334回この商品を含むブログ (74件) を見る とんでもないである。いや、これはすごい。読んでいて思わず笑い出してしまった。 後藤はこののなかで、現代を代表する若者論の論客を片っ端からつかまえ、まとめてなで斬りにしている。 その面子たるや、宮台真司、香山リカ、荷宮和子、三浦展、東浩紀、鈴木謙介、寺脇研、宇野常寛、と大物ばかり(宇野さんはちがうかもしれないけれど)。 ある時代に一世を風靡した論客が、次の時代には批判を浴びる。よくあることではある。しかし、ここまで大勢の書き手がいちどに否定される光景はなかなか見れるものではない。 論客たちの業績をひと言ふた言で否定しさるその舌鋒はめっぽう鋭く、そ

  • 『ゼロ年代の想像力』で90年代を葬ろう ~「なにもしてくれない社会」で豊かに楽しく生きる方法:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 〈端的に書の目的を説明しておく。まずは九〇年代の亡霊を祓い、亡霊たちを速やかに退場させること。次にゼロ年代の「いま」と正しく向き合うこと。そして最後に来るべき一〇年代の想像力のあり方を考えることである〉 威勢のいい啖呵だなぁ。さすがポスト東浩紀と囁かれもする若手論客の注目株(1978年生まれの在野の評論家)。風呂敷の広げ方も堂に入ったものだ。 書は、広い意味ではサブカル評論集として括ることができるだろう。実際、アニメ、マンガ、映画テレビドラマ、ケータイ小説など、膨大な数のサブカル作品が俎上にのせられている。 なんて書くと、サブカル論壇の内輪なかと思うかもしれない。たしかに参照している作品名を目にすると、サブカルに関心のないサラリーマン

    『ゼロ年代の想像力』で90年代を葬ろう ~「なにもしてくれない社会」で豊かに楽しく生きる方法:日経ビジネスオンライン
  • DMM FX 口座開設キャンペーンPR

    DMM FX 口座開設キャンペーンPR