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bookに関するfutoshi0417のブックマーク (379)

  • あたり猫でも、スカ猫でも~『猫の品格』 青木 るえか著(評者:尹 雄大):日経ビジネスオンライン

    ここ数年、写真集に動画にホームページと、がブームらしい。土鍋に入ればかわいいと評判になり、ブサイクな面相であれば、それはそれで愛嬌があると人気者になる。「」と名のつくもので一顧だにされなかったのは、ひろしくらいではないか。 このような世情に誰であれ思うだろう。ならなんでもいいのか! と。 著者もそう吼える。が、舌の根の乾かぬうちに「なんでもいいんです」と態度豹変、開き直る。なぜなら「に取り憑かれた者は、そういうふうになってしまう」からだ。 「そういうふう」とは、「が好き」と周囲に広宣し、のいる暮らしの素晴らしさを語り出すことではない。むしろ、著者は「が好き、という女はモテたいから」そう言うのであって、「が好きと広言するやつを信用してはならない」と断言する。 では、を心通じる伴侶「コンパニオンアニマル」として扱おうとすることをいうのか。「取り憑かれた者」は、いずれにも与さ

    あたり猫でも、スカ猫でも~『猫の品格』 青木 るえか著(評者:尹 雄大):日経ビジネスオンライン
  • 世の中には暴かないほうがいいウソもある~『人間はウソをつく動物である』 伊野上 裕伸著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン

    「なぁ、聞いてくれる?」 ある友人が電話口でこんなことをぼやいていた。 遠縁の親戚が亡くなったという知らせがあった。名前を告げられても、顔が浮かばない。その程度の身内だという。身体に軽度の障害があり、50代独身、生活保護を支給されて公団アパートでひとり暮らしをしていた。 さびしい人生のようだが、部屋を整理してみると、几帳面なのだろう、輪ゴムでとめた競輪のハズレ車券がひきだしにしまってあり、女性と並んで指をワイの字に立てた写真がでてきた。 サイン色紙や、女性の写ったCDが何枚もあったことなどから、追っかけをしていた様子。さらに、残高400万円あまりの預金通帳も出てきた。 立会いの市の職員に、「これ、どうしましょう?」と通帳を見せると、「あの、わたし、今月いっぱいで異動なんです。見なかったことにしておいてください」。 職員さんは、大画面のテレビを見たときから、まいったなぁという顔をしていたそう

    世の中には暴かないほうがいいウソもある~『人間はウソをつく動物である』 伊野上 裕伸著(評者:朝山 実):日経ビジネスオンライン
  • パノラマ島綺譚 - 情報考学 Passion For The Future

    ・パノラマ島綺譚 「少女椿」で知られる丸尾末広が江戸川乱歩の作品を見事に漫画化。既にベテランだが第13回手塚治虫文化賞「新生賞」を受賞した。丸尾末広というとガロ系でエログロ・マニアックのイメージが強い。だが、この作品では、その持ち味をいかしつつ抑えるところは抑えて(性交や性器描写は美を損ねないように描かれる。)、より幅広い層にアピールする出来になっている。 中年の三文作家の男が、元同級生で自分と瓜二つの容貌を持つ大富豪が死んだことを知る。男は人になりすまし大富豪として生き返る。そして莫大な資産を使い、夢のテーマパーク「パノラマ島」の建設に乗り出すというストーリー。おなじみの名探偵明智小五郎も登場する乱歩のシリーズ作の一つ。 暗く退廃的な前半部に対して後半のパノラマ島の描写が幻想的で美しい。とても丁寧に描かれている。フルカラーだったら額に入れて飾っておきたいような印象的なコマも多くある。

  • ストロベリーナイト - 本屋のほんき

    ストロベリーナイト (光文社文庫) 作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/09/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (178件) を見る那須塩原の死体遺棄事件(http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090419k0000m040058000c.html)のニュースを見ていて、このを思い出してしまいました。発見状況がそっくりじゃないですか? というわけで、お馴染みのいまさらベストセラー感想です。今回は光文社文庫の仕掛け販売タイトルで、「ストロベリーナイト」です。 「こんな警察小説を待っていた!」と帯にあったので、てっきり鳴沢了みたいなやつなのかと思って読んでみたのですが、意外にも主人公は女性。しかも容姿性格がアイドルタイプで、名前が姫川玲子ときてる。こりゃ全然ハードボイルドじゃないぞと思っ

    ストロベリーナイト - 本屋のほんき
  • この世界の片隅に - 本屋のほんき

    この世界の片隅に 上 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (327件) を見るこの世界の片隅に 中 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/07/11メディア: コミック購入: 20人 クリック: 138回この商品を含むブログ (213件) を見るこの世界の片隅に 下 (アクションコミックス) 作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/04/28メディア: コミック購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (205件) を見るぼちぼち更新していきます。 今日は、あの「夕凪の街 桜の国」のこうの史代先生渾身の傑作「この世界の片隅に」の完結編が発売されましたので、全部

    この世界の片隅に - 本屋のほんき
  • きなこ餅コミック 「idea vol.334」漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン特集に感動

    装丁を見るのが好き! ぜんぜん詳しくないけど! たとえば、屋でを買うか買うまいかの瀬戸際。それが漫画なら、当然、表紙イラストが購入の大きな判断材料となるんですが(ジャケ買いという言葉があるぐらいね)、表紙イラストと同じくらい―ーいや、それ以上に重要なのが〈装丁〉です。 コミックスの表紙において、イラストはいわば〈素材〉。それを活かすも殺すも装丁次第なわけで、「わぁ、この表紙ステキ!」とアナタが思ったとき、それは漫画家の画力と同時に、装丁家の調理法の勝利を意味します。それぐらい、装丁は「と読者をつなぐ橋渡し役」として重大な任務を背負っているのです。 基的に「スムーズに読書を促す」ための、シンプルに整ったデザインが良しとされる世界と思いますが、たまにデザインが前面に乗り出してるかっちょいいコミックスなんかを見つけると、おおッ!と胸湧き躍りますね。 遊び心溢れる漫画単行の装丁(フラン☆

  • TABLOG:ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状 @V字回復の経営【書評】 - livedoor Blog(ブログ)

    2009年04月25日 ダメ会社の不振事業によく見られる50の症状 @V字回復の経営【書評】 今日は、私にとって「金字塔」かつ「バイブル」的なビジネス書を読み返し、再度、頭にINPUTし直している。 GEのジャック・ウェルチが書いた「ウイニング勝利の経営」も、素晴らしいなのだが、日語で書かれたビジネス書の中で、この「V字回復の経営」ほどに「実践的」かつ「実戦的」なものを知らない。 とくに危機的な状況に陥った事業の建て直しに取り組む事業責任者の方が、このを読んでないようでは、それだけで真剣味に疑問符を付けられてもおかしくない、そんななのだ。 ちょうど1年ほど前に、このに出会ったとき、手にとって数ページをめくり、読みだしだけで、興奮にツバをゴクリと飲みこんだものだ。私は、あまりに書き込みをしながら読む習慣はないのだが、このについては、ラインマーカーが、そこかしこに引かれることとな

  • サイエンス・コミュニケーションの種本「一粒の柿の種」

    息子の教科書を読んでて、ちょっと不安になるのが、「理科」の内容。 受験にも直結する「国語・算数」はみっちり詰まっているのだが、「せいかつ」――いわゆる「理科」が薄すぎやしないか?教科書の厚みだけではない。知識としての自然科学は教えられるものの、安全面への配慮からか、ほとんど実験・実習はしないようだ。 そんなバカ親の心配に乗じてか、「サイエンス倶楽部」[URL]なるものがある。「科学実験から広げる体験型総合教育」を謳っているが、要するに習い事だ。学校という現場からして理系離れが進んでいる証左なのか。 「一粒の柿の種」を読むと、ちょっと嬉しくなる。ポピュラーサイエンスが、一般社会に与えてきた影響を、具体例でもって検証している。予想通りといったものもあれば、まったく新しい知見も得られた。ともすると「文系」に偏りがちなわたしに、いい刺激をもらった。 たとえば、「遺伝子」や「DNA」などの科学用語が

    サイエンス・コミュニケーションの種本「一粒の柿の種」
  • 脳はあり合わせの材料から生まれた―それでもヒトの「アタマ」がうまく機能するわけ - 情報考学 Passion For The Future

    ・脳はあり合わせの材料から生まれた―それでもヒトの「アタマ」がうまく機能するわけ 人間の脳はその場しのぎの改変を重ねてたまたま今の形になったという脳科学+進化心理学の書。原題は"KLUGE"。クルージ(kluge)とは「エレガントにはほど遠く無様であるにもかかわらず、驚くほど効果的な問題解決法」という意味。 ヒトの身体は明らかに最適化されていない。たとえば四足動物の脊椎を二足歩行に転用したため、速くは移動できず、多くの人が腰痛に悩まされている。呼吸と事のために使う器官を発声に転用したので人間の言語は混乱している。目は受光部が後ろ向きのため盲点が存在してしまう。そして脳には反射や衝動を司る古い部分にのっかって思考を司る新しい部分が加わっているから、純粋な推論が下手だ。 進化の歴史の上でいきあたりばったりに、古い技術の上に新しい技術をぬり重ねたのが、ヒトの身体なのだ。この姿からだけでも全能の

  • ピエブックスの「コンパクトデジカメっておもしろい」に載ってます - レミネセンスかに星雲

    ほんの少ーしですが協力しました。機能の制限されたコンパクトでも面白い写真撮るためのヒントがいろいろ載ってて楽しいです。どっちかというと初心者向けかもしれないけど、ストロボの使い方とかかなり参考になりました。ポラっぽい写りになりそうな布フィルタは今度やってみようと思う。コンパクトデジカメっておもしろい作者: 中川ちひろ出版社/メーカー: ピエ・ブックス発売日: 2009/04メディア: 単行そして装丁が超かわいいです!!

  • パスワード認証

    インサイター insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

    パスワード認証
  • 机上から見える仕事ぶり・人となり「机」

    人ん家の「机」がおもしろい。 尖った仕事をする人となりは、その机に出てくるのだろうか。漫画家や建築家、プラネタリウムクリエイターやロボットデザイナーといった、クリエイティブの現場で活躍している13人の「机まわり」が紹介されている。 浦沢直樹(漫画家) 大平貴之(プラネタリウムクリエイター) 松井龍哉(ロボットデザイナー) 鈴木成一(ブックデザイナー) ひびのこづえ(コスチュームアーティスト) 宮沢章夫(劇作家) 箭内道彦(クリエイティブディレクター) 寄藤文平(イラストレーター) 中村好文(建築家) 四谷シモン(人形作家) 成沢匡史(ルアービルダー) 長谷川弘(自転車店主) 小林紀晴(写真家) タイトルは「机」であるけれど、ポイントは机に限定されないところ。もちろん机上の道具がクッキリ分かるように撮られているものの、むしろ、周囲の書架や袖机、作業台や資材を含めて写すことで、「たたずまい」・

    机上から見える仕事ぶり・人となり「机」
  • 不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか 一般論として不況だと職場も不機嫌でギスギスしやすい(一般論だよ、ウチの話じゃないよ>ALL 笑)。どうしたら社員同士が協力し合い、ご機嫌で働ける職場を作れるだろうか。組織とコミュニケーションの専門家4人が共同で書いたベストセラー新書。ありがちなケースと対処法が満載だった。 著者らはまず「協力を考える三つのフレームワーク」として ・役割構造 誰と協力すべきなのか ・評判情報 この人はどんな人なのか ・インセンティブ 協力への動機づけは働いているか の3つを構造的要因として取り上げている。 役割構造が緩く曖昧だった日企業に、成果主義が導入され、仕事の定義の明確化と専門性の深化が進んだ。それによって仕事が効率化された一方で、組織のタコツボ化の弊害が目立つようになった。個人主義的な意識で働く人ばかりになったから「以前だったら、誰かが対応して問題は起

  • システムはなぜダウンするのか

    システムダウン――悪夢のような現場を、幾度も味わったことがある。 鳴りつづける電話、飛び交う怒号、性能劣化、DB汚染、運用規制、緊急リリース、システム再起動、復旧、パッチ当て、究明・対策・謝罪文、お詫び行脚、徹夜、徹夜そして徹夜。体は臭いし、もちろんおしっこに行くヒマはない。 デスマーチとは違った修羅場で揉まれるうち、別の嗅覚が効くようになる。ソフトウェアの不具合に因るのか、性能や容量不足に起因するのか、設定や操作ミスなのか、ハード故障といった不慮の事故なのか、初動時に嗅ぎ分けられるようになる。 さらに、「この時期この時間はヤバい、魔の刻だぞ」とか、「あのチームが手を入れた機能がリリースされるから、致命的なやつが起きるならここ」といった、先の先を見越して水面下で準備するようになる。どんなに手を尽くしても、起きるものは起きる。けれども、きっちり準備をしておけば、被害を最小限にい止めることが

    システムはなぜダウンするのか
  • 本をひっかけて取るアイデアしおり「P-Hook」

    新しいアイデアを持った商品を見ると「どうして、誰も今まで思いつかなかったんだろう?」という気分になりますよね。 この「P-Hook」も、そんな気分にさせる逸品です。名前の通り、Pの形をしたに目印をつけるスタイリッシュなしおりですが、このPの形は、スタイリッシュなだけじゃなくて実用的な意味があります。 それは、このPの円の部分に指をひっかけて、棚からを取りやすくするんですねー。思いついた人は偉い! 最近は、Amazon Kindleなどのに関する新しいデバイスは出ても、書籍に関してはこれ以上の技術革新は無いと思っていました。しかし、アイデア次第でまだまだ便利に、もっとに親しめる方法はあるみたいですね。 日でも輸入雑貨屋さんなどで、12枚入りで350円程度で入手できるようです。 [Black Ink via Trends Now via DVICE] Sean Fallon(原文/

  • へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン

    突然ですが、問題です。 ・三菱グループの社員が飲むビールの銘柄は? ・帝国ホテルとホテルオークラの関係は? ・富士電機、富士通の「富士」の文字のいわれは? いずれも、日企業、特に財閥の歴史と密接に関連する質問だが、全問すらすら答えられる人はどれくらいいるだろうか。 書は、明治維新後から戦前にかけて成立した財閥の沿革を現在まで紐解き、企業と企業の意外なつながりや、創始者や中興の祖の隠れたエピソードを紹介する。事実の羅列が中心で、目を見張るような主張や発見が述べられるわけではないが、財閥企業で働く人はもちろん、就職希望の学生、取引のある営業マンは手にとってみてはどうだろう。 そもそも、「財閥」とはジャーナリズムが使い始めた言葉であり、手許の広辞苑にも「俗に、金持ちの意」とあるくらいだ。明治を過ぎたあたりから次第に、同一家族が経営母体となった巨大企業の連合体を指すようになり、現在は〈富豪の家

    へぇ、あの企業はこのグループだったのか~『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン
  • 人の「いやらしさ」はカラダに出る~『人を見抜く技術』 桜井 章一著(評者:千木良 敦子):日経ビジネスオンライン

    この人と対面したら、私もすぐに見抜かれちゃうんだろうか……。 書の表紙に載っている、あまりに眼光鋭い著者の写真を見て、一瞬眼を逸らしてしまった。 サブタイトルには「20年間無敗、伝説の雀鬼の“人間観察力”」とある。勝負の世界に生きてきた著者が、これまで相手にしてきた敵を見抜く技術の数々を伝授してくれるのだろうと、このを手に取った。 ただでさえ複雑な人間関係が渦巻く社会に生きている以上、敵とは思わずとも、なかなか手強いなという仕事相手に遭遇することもたびたびある。相手が何を考えているのか今イチわからなかったり、とらえどころがなかったり……。常日頃、もっと観察眼なり洞察力を身につけたいと思っていた次第でありましたので、これ幸いと。 著者の桜井章一は、麻雀界ではその名を知らぬ者はいないと言われる人物で、彼をモデルにした小説や劇画、映画もあるほどだ。現役を引退した現在は、麻雀を通して人間力を鍛

    人の「いやらしさ」はカラダに出る~『人を見抜く技術』 桜井 章一著(評者:千木良 敦子):日経ビジネスオンライン
  • なげなわぐも観察日記

    なげなわぐも観察日記

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  • 『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されるらしい。

    完全に余談ですが、なんと『かいじゅうたちのいるところ 』が映画化されるらしいです。しかもアニメじゃなくて実写で! ■ Behold The Glory Of The First ‘Where The Wild Things Are’ Teaser Poster (MTV Movies Blog) この絵を知らなくても、ユーモラスな「かいじゅうたち」の絵はどこかで見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。モーリス・センダックの有名な絵"Where The Wild Things Are"(邦題:かいじゅうたちのいるところ)が映画化されるとのこと。実写ということで不安があるのですが、ポスターを見る限り、何となく期待できそうです: 現在のところ、今年の10月に米国で公開予定とのこと。日だと2010年のお正月映画ぐらいになるのかなぁ。フォレスト・ウィテカーも出演しているようですが、何

    『かいじゅうたちのいるところ』が映画化されるらしい。