ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が2007年9月に発売した携帯型ゲーム機「PSP-2000」で,マイクロコントローラとメモリの実装にPiP(package in package)を適用していたことを,ソニーセミコンダクタ九州が明らかにした(図1)。同社が報道関係者に向けて行った大分テクノロジーセンターの工場見学会の中で説明した。大分テクノロジーセンターは半導体の組み立てや試験などを行う後工程のうち,特にSiP(system in package)などの先端パッケージを担当している。