ウィルコムも私的整理申請=PHS利用者には「影響なし」 ウィルコムも私的整理申請=PHS利用者には「影響なし」 PHS大手のウィルコム(東京)は24日、企業と金融機関の間に第三者機関が入って調整を行う私的整理「事業再生ADR(裁判外紛争解決)」の手続きを申請し、受理されたと発表した。事業継続には財務体質の抜本的な改善を機動的に推進するのが不可欠と判断した。PHSサービスの利用者には「影響はない」と説明している。 同社は再生手続きの中で取引金融機関に対し、1000億円近い借入金の元本残高維持と返済期限延長を求めた。具体的な再生計画は今後詰めるが、債務の免除や株式化は想定していないという。(2009/09/24-11:45)